まもなく冬休みの講座が開講します

2008 年 12 月 19 日

 もうすぐ、子どもたちが待ちに待った冬休みです。冬休みは、夏休みと比べると休暇の期間が短いため、「いつのまにか終わってしまった」と感じるお子さんが多いようです。これは、クリスマスや正月などの行事が多いこととも無関係ではないでしょう。「楽しいことは、あっという間に終わってしまう」のは、大人も子どもも同じですね。

  ただし、楽しい行事満載の冬休みは、それまで築いてきた学習の習慣が壊れる危険性もはらんでいます。楽しい遊びや行事の魅力に酔いしれたあと、「さて勉強」とは思っても体が動いてくれません。「習慣」は、一旦途絶えると取りもどすには時間がかかります。お子さんの学年を考慮に入れながら、冬休みを上手に乗り切れるよう配慮してあげてください。

 さて、ここで話題は中学受験生の冬休みに移ります。例年当社では、冬休みに4・5年生を対象とした「冬期講座」を実施しています。この冬期講座は、「基礎力の定着をめざした学習を進める」とともに、「これまでの学習の流れを壊さないこと」「毎日の通学と家庭学習の繰り返しで、勉強のリズムをよくすること」を指導の主眼においています。

 冬期講座では、短期間とは言え毎日通学があります。「授業」と「家庭学習」を常に連動させていくことで学習にリズムが生まれ、受験勉強の効率がグンと上がっていきます。小学生は吸収力がありますから、勉強の組み立てがしっかりすれば、成果が目に見えて表れてきます。その意味において、冬期講習は非常に重要な役割を担っているのです。

 また、入試本番まであと1ヶ月を切った6年生には、入試対策の完成を目指した冬休みの講座を開講します。毎年のことですが、受験生としての自覚が見られなかったお子さんも、さすがにこの時期になると必死の面もちで取り組んでいます。そんな受験生の子どもたちにとっては、クリスマスや正月を楽しむゆとりはないかもしれませんね。

 先日、県民文化センター等で行ったイベントで、校舎責任者の一人が自らの中学受験生時代の思い出を語っていました。「中学受験を控えたちょうど今頃、母親から『受験が終わるまでは、あなたには誕生日もクリスマスもない』と言われてショックだった」という話ですが、遊びたい盛りの子どもたちのことですから、クリスマスや正月ぐらいは楽しいひとときを送らせてあげたいものですね。

 受験生のみなさんが追い込み期を無事に乗り切り、見事志望校合格の夢を果たされることを、そして改めてクリスマスや正月を満喫できる日がくることを、心よりお祈りするばかりです。

 <当社の冬休み期間の講座>
ジュニアスクール(小学校1~3年生対象)
1・2年生「冬休み学習会」 算数・国語
1年生・・・12/24・26・28(計3日間)
2年生・・・12/23・25・27・29(計4日間)
3年生「冬期集中講座」 算数・国語
・・・12/23・24・25・26・27(計5日間)

中学受験部門(小学校4~6年生対象)
4・5年生「冬期講座」 算数・国語・理科・社会
・・・12/23・24・25・26・27・29・30(計7日間)
6年生「中学受験冬期講習」
・・・12/23・24・25・26・27・29・30・1/4・5・6(計10日間)

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カテゴリー: 家庭学習研究社の特徴

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