今年の6年部会員の進学状況

2010 年 2 月 22 日

 2月13日の土曜日には、弊社の全ての校舎で6年生の「卒業会」を催しました。どこに合格したか、どこに進学するかに関係なく、入試までともに学んできた仲間が集まり、家庭学習研究社の教室を卒業するお祝いの会をしようという趣旨で毎年行っている行事です。

 6年部の授業の最終日が来ても、子どもたちはちょうど入試のさなかにあり、しみじみとした思いに耽る暇はありませんし、子どもたちも指導担当者も心のなかは受験のことでいっぱいです。ですから、すべての受験が終了し、一息ついたところで卒業会としてこの催しを行い、楽しいひとときを過ごしてお別れをしています。

 塾は受験対策のために通う場所ですから、通常は楽しい催しなど一切と言ってよいほどありません(その代わり、子どもたちは授業を楽しんでいるようですが)。「卒業会」はその意味において、最初で最後のおたのしみ会のようなものです。塾に行くものの勉強はしません。みんなとワイワイ話しに興じたり、一緒にゲームを楽しんだり、お菓子を食べたりしてもよいのです。おそらく、子どもたちもこの日が来るのを、首を長くして待っていたのでしょう。どの校舎においても、集合時間よりも遙かに早い時刻から次々と子どもたちがやってきます。

 中学入試を経験するまで、子どもたちはこんなに大きなストレスや負荷と闘ったことはなかったと思います。この入試の緊張や重圧をはねのけ、自分のできるせいいっぱいをぶつけようと必死になってがんばった経験は、随分子どもたちの成長につながったに違いありません。

 一人ひとりの成長カーブはみな違います。また、入試に臨む態勢がうまく整ったお子さんもいれば、そこまでのプロセスに悔いを残すことになったお子さんもいます。そんなこんなで、入試の結果に対する満足度はそれぞれに違うのはやむを得ません。また、これは指導担当者が口々に残念そうに言うことですが、緊張で実力が発揮できなかったり、コンディションをくずしてしまったりで、実力を有するお子さんが、得て当然の結果を得られない事態も必ずと言ってよいほど生じます。

 ですが、入試までのプロセスで積み重ねてきた努力は、決して子どもたちを裏切ることはありません。今からの人生において、必ず自分を支えてくれるのです。どのお子さんも、入試までの自分に対しては満足することもあれば満足できないこともあると思います。それらを胸に留め、中学校生活で新たなスタートを切ればよいのです。卒業会の日は、弊社のどの指導担当者も、子どもたちと楽しいひとときを過ごしながら、「中学へ進学してからも、努力する姿勢を続けていくんだよ」と念じたことでしょう。

 ところで、今年の弊社の卒業生の受験結果と進学先をお知らせします。弊社はご家庭から相談を受けたり、明らかに受験校選択に問題があったりしたとき以外は、どの中学校を受験するかについて関与しないことにしています。進路選択に塾は関わるべきでないと考えるからです。ですから、弊社の合格状況と進学状況は、受験生家庭がどういう受験校を選び、どういう進路を選択しているかに関する生の情報とすることできます。これからわが子が受験するご家庭にとって、大いに参考になるのではないかと思います。

 以下は、弊社の卒業生5名以上が進学する中学校について集計したものです。2010年家庭学習研究社進学状況暫定版

 このほかの進学先として現在確認しているのは、広島大学附属福山中、岡山白稜中、武田中、AICJ中、呉青山中です。

 この資料は、原則としてご家庭からご提出いただいた報告書をもとに作成していますので、未確認のご家庭も若干あります。

 複数の中学校に合格された場合の進路選択ですが、これは様々です。必ずしも難易度順で選ばれているわけではありません。わが子にあった学校選び、わが子の意志を尊重した学校選びをされているケースもかなりあります。

 少なくとも言えるのは、お子さんが喜んでその学校に進学されるご家庭に進路選択の失敗は少ないということです。行き先が決まったなら、親の本音はどうであれ、「そこがわが子にとっていちばん」と思い喜んで送り出す。それがお子さんにとって、幸せなことではないでしょうか。


カテゴリー: 中学受験, 家庭学習研究社の特徴

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