弊社イベント「私学が君を呼んでいる!」 ~その3~

2010 年 7 月 5 日

 前回に引き続き、6月20日に実施した私学紹介イベント「私学が君を呼んでいる!」の報告をさせていただきます。前回は、前半のプラグラム(第1部「これであなたも私学博士!?」「アトラクション」)の内容をお伝えしました。そこで今回は、後半のプログラムについてご紹介します。

 後半は、第2部「私学で夢を叶えよう!!」というタイトルで、私学の先生と生徒さんからの激励やアドバイスなどが主内容となっています。

制服紹介2010 第2部の幕開けは、私学の制服ファッションショーから。予め決めていた順番で、各私学の中学生のみなさんそれぞれ3人が、テンポのよいバックミュージックに合わせ、冬服、夏服、間服の他、クラブのユニフォームなどを着て登場します。制服についての紹介コメントは、各私学の先生にお願いしました。

 3人がステージ中央に揃ったところでポーズを決め、次の学校へバトンタッチ。先輩たちの凛々しい制服姿、クラブユニフォーム姿に、子どもたちは目を輝かせていました。この制服ファッションショーは、特に女子受験生にとって魅力があるようで、とてもよい反応がありました。男子の場合、女子のような華はありませんが、それでも制服姿は格好良いものです。上手にチームワークよくポーズを決めた瞬間など、これから受験する子どもたちのあこがれの気持ちを引き出す効果が十分にあったように思います。照れずにファッションショーに協力してくださった先輩たちのおかげで、後半の出だしも快調でした。

学校の一番の魅力は? 制服ファッションショーが終わり、私学の生徒さんと先生全員に着席していただいたところで、いよいよ後半最初のプログラム「先輩からのメッセージ」の始まりです。このコーナーは、先輩たちの質問への答えを通じて、「私学っていいな」という受験生のあこがれを引き出す効果をねらったものです。一つ目の質問は、「あなたの学校の一番の魅力は?」というものでした。ただし、答えかたに一ひねりあり、「○○のような~がある」という形式に沿って考えていただくことになっています。

 さて、生徒さんはどんなふうに答えてくださったでしょうか。一部をご紹介すると、「家庭のようなぬくもりがある(男子)」「神のような先生たちがいる(男子」「夢中になれるきっかけがある(女子)」「両親のような先生がいる(女子)」などです。今年は、アットホームな打ち解けた私学の雰囲気をとりあげた答えが多かったようです。

 次に、「学校に進学して、どんなところが変わった、成長したと思いますか?」という質問に答えていただきました。「積極的になり、責任感が増した(女子)」「ミサなどのお祈りで感謝の気持ちをもてるようになった(女子)」「クラブ活動で、絆が深まった(男子)」「全国レベルで活躍したいというクラブ活動での目標ができた(男子)」など、いろいろな答えが出てきました。

 三つ目は、「将来の夢を教えてください」という質問でした。「小学校の先生(男子)」「「インターハイ優勝(男子)」「ロボットの開発(男子)」「学校の先生(女子)」「これから見つけたい・そのために積極的に行動する(女子)」「通訳(女子)」など、いろいろな答えが出てきましたが、夢を語る先輩たちに、6年生の子どもたちは大いに触発されたようでした。

 このあと、「通訳になりたい」と答えてくださった生徒さんには、得意の英語のスピーチを披露していただく一こまもありました。学校での英語暗唱コンテストで優勝されたすばらしいスピーチに、子どもたちは圧倒されたようでした。しばし水を打ったような静けさのあと、ワッと歓声と拍手がわきあがりました。子どもたちはますます私学へのあこがれの気持ちを高めたことでしょう。

スランプの時期があった 次のプログラムは、「先輩・先生からの受験アドバイス」。最初に、私学の先輩たち全員に受験生時代のことに関する質問をし、○×で一斉に答えてもらいました。たとえば、「オススメ・オリジナルの勉強法がある」「スランプの時期があった」「親に勉強しなさい!とよく言われた」などです。

 質問のあとには、答えについて先輩たちに詳しく説明をしてもらいました。「よい勉強法を知りたい」「スランプの克服法を知りたい」という思いは、どの受験生にもあります。午前午後部ともに、子どもたちは先輩の話に熱心に耳を傾けていました。中学生、それも3年生ぐらいになるといろいろ説明のしかたにも工夫があり、後輩に対する愛情深いアドバイスをしてくださる先輩もいて、とても充実した時間になりました。

なぎさの先生からのアドバイス 先輩からのアドバイスのあとは、先生からもアドバイスをいただきました。先生方からは、これからどういう対策をしたらよいか、どういった単元が出る傾向があるかなど具体的な話の他、学校のニュースを紹介してくださったり、弊社出身の先輩たちから入試対策のアドバイスを集めて紹介してくださったりするなど、いろいろな話をいただきました。来春の受験を自分のこととして意識し、やる気を高めた子どもさんがたくさんいたことと思います。ほんとうにありがとうございました。

 このプログラムの最後は、「質問コーナー」。予め、弊社6年部会員から募った質問のなかから代表的なものをピックアップし、先生がたに答えていただきました。どの先生も、小学生の子どもにもわかるよう配慮くださり、楽しく歯切れのよい説明で答えてくださいました。

城北中のパフォーマンス そしていよいよ最後のプログラム、「受験生への応援メッセージ」です。私学の生徒さん、先生が一言ずつ激励の言葉をかけてくださるといった趣向ですが、最後に生徒さんと先生とが瞬間芸的パフォーマンスで締めくくってくださいました。これには会場の子どもたちも大喜び。来春の入試に向けて、大いにモチベーションを高めたのではないかと思います。

 以上が今年の私学紹介イベントの大まかな内容です。私学の先生がたには「自校の特色をよく理解し、期待に胸を膨らませて入学してほしい」という気持ちがあります。私学の生徒さんには「いい学校だよ!後輩もこの学校に入学して、一緒に学校生活を充実させよう!」と、後輩に続いてほしいという期待があります。こうした強い思いをもった先生がたや生徒さんの協力あって実現しているイベントです。6年生の子どもたちには、私学それぞれのよさを胸に最後までがんばり通し、来春にはぜひとも合格の夢を実現させてほしいと願っています。

LINEで送る
Facebook にシェア
Pocket

カテゴリー: 家庭学習研究社の特徴, 家庭学習研究社の理念, 私学について, 行事レポート

おすすめの記事