2011 年 6 月 13 日 のアーカイブ

私学紹介イベントを開催します ~6年生会員親子対象~

2011 年 6 月 13 日 月曜日

 来る6月19日(日)、恒例の私学紹介イベント「私学がきみを呼んでいる!」を開催いたします。6年部生のご家庭はぜひご参加ください。会場は、西区民文化センターホールで、今年は女子の部が午前(10:00~12:00)、男子の部が午後(13:30~15:30)となっています。

 参加校は例年と同じで、午前の女子の部がノートルダム清心・広島なぎさ・広島女学院・安田女子(今年の紹介順)、男子の部が修道・広島学院・広島なぎさ・広島城北(今年の紹介順)です。できれば他の学校にも参加をお願いしたいのですが、時間枠内である程度内容のあるものにするため、お招きする私学を現在の数に限定させていただいています。

 早いもので、この催しを始めて10年あまり経ちました。10年の間にコンセプトも微妙に変わり、現在は「子どもたちの受験に対する意識を高め、行きたい学校を考える契機にしてもらおう」というのが主要な意図になっています。

 6月頃から夏休みにかけては、受験生が中だるみをおこしがちな時期です。そこで、子どもたちの目を輝かせるような仕掛けを盛り込んだ行事をして、気持ちを勉強に向かわせようという意図もあります。したがって、すべてが子ども目線になっており、保護者のかたには「付き添い」という立場で、一緒に見ていただく形式をとっています。

 実は、4・5年生家庭も対象にしたり、外部のかたも参加できるようにしたりと、過去にいろいろ試みたことがあります。すると参加者はものすごい数になりました。平和公園のフェニックスホールが、午前・午後とも埋まるほどでした。しかし、結局は今のやりかたがよいと判断しました。

 4・5年生はまだ興味がもてないようで、すぐ飽きる子がいます。肝心の6年生になったときに新鮮でなくなる恐れもあります。外部生家庭もOKにすると、家庭学出身の先輩たちがせっかく多数来てくれているのに、「後輩頑張れ!」とエールを送ってもらうことができず、会場を一体感で包むことが難しくなってしまいます(ただ「受験生のみなさん頑張って!」では、学習塾の催しなのによそよそしくて変ですよね)。

 今年の内容ですが、前半はいつもと同じです。私学紹介映像を見ていただきながら、先輩たちに私学のよさや特徴を解説していただきます。それから私学にまつわるクイズ。会場の子どもたちにも座席に座って答えてもらいます。クイズの答えには、私学の先生がコメントをくださいます。そして、毎年大人気のアトラクション。女子の部では、ノートルダム清心中3年のみなさんが箏曲の美しい音色を聞かせてくださいます。また男子の部は、広島城北中・高バトミントン部のみなさんが、バドミントンのスピード感を楽しめるパフォーマンスを披露してくださいます。

 アトラクション後、10分程度の休憩をはさみ、後半のプログラムに移ります。後半の最初は、「○○中学校の、ここがすごい!」と題し、各私学のクラブ活動で活躍中のみなさんに登場してもらいます。いろいろなクラブから、たくさんの生徒さんが来てくださる予定で、大いに盛り上がることが予想されます。ひょっとしたら、このプログラムが全体のハイライトになるかもしれません。

 その後は、ここ数年の定番のプログラムが続きます。制服ファッションショー、先輩からの受験アドバイス、先生方からの受験情報などを予定しています。ラストは、各私学の先輩たちと、先生がたとの連携で、受験生への励ましのパフォーマンスをお願いしています。ここでは、受験生の子どもたちの目が輝くような仕掛けも見られるかもしれません。

 前述のように、おとうさんやおかあさんに対する配慮は余りありません。親と子どもの両方に照準を当てると、子どもがまず退屈します、詳しい学校情報は、私学の主宰される「学校説明会」にお任せし、この催しは「受験生を励ます」ことに特化しています。

 「そろそろ目の色を変えてくれないと」と、イライラし始めたおとうさんやおかあさんはおられませんか。お子さんが受験生としての自覚を高めるよい契機として、この催しをご利用ください。この催しに興味をもたれた4・5年生のご家庭は、お子さんの番がくるのを楽しみにお待ちください。どうぞよろしくお願いいたします。

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