2014 年 1 月 6 日 のアーカイブ

「入会ガイダンス」に参加してみませんか?

2014 年 1 月 6 日 月曜日

 明けましておめでとうございます。早いもので、正月三が日もあっという間に過ぎ、4日には4~6年部の「冬期講座」が再開しました。

 この日、筆者が朝の通勤で乗車していたバスに、4~5年生とおぼしき女の子がおとうさんに見送られながら乗車してきました。以前、教室で見かけたことのあるお子さんでしたので、おそらく冬期講座に通っているのでしょう。やがて、弊社の校舎近くで降りていきました。

 20140106_a娘さんの乗車を見守り、軽く手を振っておられたおとうさんの優しげな笑顔が印象的でした。そのバス停から弊社の校舎前まで、乗車時間にして優に30分以上はあります。「随分遠方から娘さんを通わせてくださっているのだな」と思っていると、ふと筆者もかつて息子をバスで片道45分かけて弊社の校舎に通わせていたことを思い出しました。

 普段、特に何とは思わず指導にあたり、接している子どもたちですが、彼ら彼女らの背後には、わが子の成長を期待して学習塾に通わせておられるおとうさんやおかあさんがおられるのです。私たちが引き受けている仕事の重みを、改めて思わずにはいられませんでした。

 さて、入試を間近に控えた6年生児童は最後の調整の段階に入っています。広島県西部地区の入試解禁日は、1月21日(火)です。まさに、本番に向けてカウントダウンが始まりました。幸い今のところ、インフルエンザ等の影響もさほどない模様です。全ての受験生のみなさんが、ベストの状態で入試に臨まれますことを心より念じています。

 長い準備期間を要する中学受験ですが、いざ本番を迎えるとあっという間に終わります。その年の受験が終わると、すぐさま次の受験を控えた子どもたちの学習指導が始まります。今から学習塾選びをされるご家庭もたくさんあることでしょう。

 そこで本日は、弊社の学習指導についてご説明する「入会ガイダンス」という催しについてご案内しようと思います。

 20140106_b入会ガイダンスは、各校舎単位で行っています。次のような日程で実施しますので、都合に合わせてご検討ください。なお、呉校のみ、個別に対応させていただく「中学受験ガイダンス」という催しを行っています。呉地区の保護者のかたは、校舎にお電話いただければ、ご都合に合わせて実施いたします。

2014前期「入会ガイダンス」日程

20140106

 「入会ガイダンス」では、だいたい次のようなテーマに添ってお話しします。いずれの校舎も、校舎長が担当しています。

① 広島県西部地区の中学入試状況

 弊社の掲げる指導方針や、実際の指導の内容の決定にあたっては、「入試がどのような状況で行われているか」ということが前提となっています。そこで、広島県西部地区の主要な中学校の入試の状況を、データに基づいてご説明します。
 たとえば、主要な中学校の入学者選抜の方法、過去数年間の応募者数推移、弊社からの合格者数・進学者数、主要中学校の教科別入試問題難易度など。また、どのくらいの得点をあげれば合格できるかについても、概略をご説明します。これらの実際をお知りになれば、広島の中学入試の様子がおおよそおわかりいただけるでしょう。

② 家庭学習研究社の指導システム

 弊社の学習指導は、2週間を一括りにした単元設定に基づいて行います。通学は、週3日を基本としています。2週目の週末の土曜日には、2週間の学習の成果を競い合う「マナビーテスト」と呼ばれる単元テストを実施します。
 弊社での受験勉強は、すべて会員専用のオリジナルテキストで行ってもらいます。これは、広島の中学入試事情にマッチし、無理・無駄のない受験対策を行うためです。
 「入会ガイダンス」では、2週間を1サイクルとした受験勉強の流れをできるだけわかりやすくご説明します。子どもたちにできるだけ過重な負担を与えず、小学生としての本分を全うしたうえで入試合格を果たすための指導システムの意図や意味が、きっとおわかりいただけるでしょう。

③ 各学年の指導と中学入試までの流れ

 中学入試の問題は、小学校課程の全範囲から出題されます。ただし、教科書の範囲こそ守られているものの、問題のレベルはかなり違っています。より学力の高い受験生を選抜するための入試ですから、これはやむを得ないことです。
 無論、いきなり入試レベルの学習をしても子どもはついていけません。そこで、小学校課程の全範囲の学習を、基礎内容にしぼって早めに学び終え、そこから徐々に入試に対応できる学力へとシフトしていきます。その方法はとても重要で、子どもが無理なく受験対策を行うためには、しっかりとしたノウハウが必須となります。弊社が、どのようにして健全な入試対策のもとで合格へ導くかをご説明します。

④ 家庭と学習塾の連携

 中学受験で忘れてならないのは、成長途上の小学生が受験生であるということです。「受験準備期間は、躾の仕上げ期でもある」という側面を疎かにはできません。
 弊社は、「受験準備の学習生活を通して子どもの自立を果たす」ということを基本方針に位置づけ、家庭教育との連動を重要視し、子どもたちが少しずつ大人の手を離れ、自分でものごとを推進していける人間に成長できるよう応援しています。
 入試での合格が、子どもの自立に向けた成長とともに得られたなら、先々お子さんはますます楽しみになってくるのではないでしょうか。「入会ガイダンス」では、こうした私たちの考えと、ご家庭にお願いしたい配慮についても、できるだけ詳しくご説明します。

 なお、ガイダンスの内容は基本的にどの校舎も共通で、同じ資料や映像を使ってご説明します。もし最寄りの校舎の実施日程が合わなければ、別の校舎にお越しいただいても構いません。新4~6年生の保護者が対象となっています。お気軽に参加ください。

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