HWコース「親子勉強会」へ、ようこそ!

2015 年 5 月 21 日

 弊社の低学年部門(小1~3対象)には、「HW(ホームワーク)コース」という、家庭勉強で基礎学力を身につけたいご家庭のための受け皿があります。このコースは、2001年にオリジナル講座「ジュニアスクール」を設立したときに併設したものです。

 HWコースは、一応「案内書」には載せているものの、あまり宣伝していません。また、学習塾に通学のないコースを設置している例は稀であり、そのせいか利用者は決して多くありません。しかしながら、低学年児童には「送迎が可能かどうか」という問題があり、「通学できないけれど、上の学年で家庭学習研究社に通う前の準備学習ができれば」といった要請も一定数あります。

 そこで2015年度の講座の開講にあたり、「HWコース」の活性化を図るべく、何らかの工夫を試みることにしました。と言っても、たいしたことではありません。開講前に「説明会」を実施したこと、それから、今回ご紹介する「親子勉強会」を企画したことぐらいでしょうか。

 ところが、とりあえず広島校で2月に実施した説明会にかなり手応えがありました。これに気をよくして、3月になってから三篠校でも試みてみました。すると、そこでも参加者の反応は上々で、結局当初の予想よりもたくさんのご家庭に入会いただきました。

 ただし、ご入会いただいたからにはちゃんと成果をあげていただかねばなりません。実は、ホームワークコースの悩みの種は、家庭での勉強にあたって親のフォローが必須であり、それをご理解いただけなかったご家庭や、フォローが難しくなったご家庭の退会率が高いことでした。しかしその一方、親が最後までしっかりフォローされた家庭のお子さんは、4年部進級後の成績が大変よいのです。

 では、「しっかりフォロー」とは具体的にはどういうことを言うのでしょう。興味をもたれたかたもおありでしょう。たとえば、お子さんが取り組んだホームワークプリントの○つけをするだけでなく、難しい問題ができていたりすると、大いにほめるコメントが記されています。熱心に取り組んでいることを喜ぶ親の気持ちが激励とともに書いてあったりします。間違っている問題にも丁寧に励ましのコメントが書き込まれています。

 さらには、花丸も1種類ではなく、いろいろなバージョンを用意し、取り組んだ結果に合わせて使い分けてあったりします。花丸のなかに、笑顔の表情を書き入れた経験のあるかたもおありでしょう。そうすると、親からのOK信号がより強く感じられることでしょう。また、花丸の下に茎と葉を書き、違った雰囲気で応援の気持ちを伝えておられるかたもあります。そうしたサポートには、親の期待や愛情がこもっています。子どものやる気を奮い立たせるのは想像に難くありませんね。

 逆の例もあります。子どものミスや誤りに対し、不満や怒りの感情を抑えきれず、大きくて乱暴なバツ印が書き込まれている答案を見たことがあります。「なんでこんなやさしい問題をまちがえるの!」「何回ミスしたら気が済むの!」といった激しい怒りのコメントが書かれていることも。低学年の子どもは、やった結果はともかくバツが大嫌いです。自分を否定されたような気分になってしまうのです。ですから、情け容赦のない厳しいバツを親から食らうと、やる気は一気にしぼんでしまいます。

 すでにお気づきになったかたもおありでしょう。低学年児童の家庭学習の成否は親が握っているのです。やる気を奮い立たせるのも、しぼませるのも親次第という面が多々あるのです。それは、何も低学年児童だけではありません。もっと上の学年の子どもだって、まだ親がかりですから基本的には変わりません。子どもにがんばってほしいのはどの親も同じですが、自分の接しかたひとつで子どもは意欲を高めることも、逆にしぼませることもあるのだということを、忘れないようにしたいものですね。

 親子勉強会では以上のようなことも含め、お子さんの家庭学習のフォローについてアドバイスさせていただく予定です。「低学年のうちはのびのび遊ばせ、上の学年になったらぼちぼち勉強も」といったような保護者の言葉を耳にすることがありますが、学習能力は、正式な学びの始まる1年生からのおよそ3年間で決まります。学びの手立てをしっかり仕込んでいないお子さんが、上級学年になってから急に力をつけていくことは至難の業です。

 低学年のうちはたくさん勉強したり、難しい問題に手をつけたりする必要はありません。「今のうちは、こういう勉強をしておきましょう」といったようなこともお伝えする予定です。

 なお、お子さんは保護者に励まされ、ほめられながら毎日の学習に取り組んでおられるわけですが、そういうお子さんがたに当日は授業を実施し、「みんなで学ぶ楽しさ」「授業の面白さ」を体感する体験を提供しようと、現在目的に叶った結果が引き出せる授業プランを練っています。保護者には、前述のような親に求められるサポートをお伝えした後、この授業に加わっていただき、一緒にお子さんと過ごしていただく予定です。

 この親子勉強会への参加が、親子共々よい刺激となり、以後の学習生活の活性化につながることを願っています。

 なお、この催しは小学1~3年生児童とその保護者が対象となっています。無料です。ホームワークコースの会員でなくても、興味をおもちになったかたはどなたでも参加OKです。現在のところ、会員と非会員の予約数は同じくらいです。学年ごとに3クラスに分かれて授業を実施します。実施日時や会場など、詳細はホームページでご確認ください

 参加を希望されるかたは、お電話で本部事務局(082-248-2081)にご予約ください。まだ、いずれの学年も受け付け可能です。どうぞお気軽にお越しください。


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