県西部地区の私立一貫校入試が始まります

2018 年 1 月 15 日

 明後日(1月17日)は、広島県西部地区の私立6か年一貫校の入試解禁日です。早速この日に、広島なぎさ・AICJ・崇徳(前期)・安田女子(入試Ⅰ)などの入試が予定されています。

 これに先立ち、弊社では1月14日(日)に受験生家庭、特に受験生のお子さんを励ますため、オリコミチラシに応援メッセージを掲載いたしました。もう10年以上前からしていることですが、受験当日に落ち着いて受験に臨むためのアドバイスをお伝えした次第です(かつて中学受験を経験した、弊社の広報担当者が書きました)。親子で目を通していただき、受験本番での実力発揮に役立てていただければ幸いです。チラシが折り込まれていない地域のかたもおられることでしょう。本HPで閲覧いただけますので、チェックしてみてください。

 さて、このところ毎年のことですが、広島県西部地区の中学入試は1月の中~下旬に集中して行われています。始まったと思ったらたちまち連日の受験となり、1週間ほどであっという間にあらかた終了します。男子の場合、解禁日翌日の18日(木)には広島城北中学校、20日(土)には修道中学校、21日(日)には広島学院中学校の入試が予定されています。また、女子については18日(木)に広島女学院中学校、19日(土)にノートルダム清心中学校の入試が予定されています。

 このわずかな入試期間に焦点を当て、いかにして気合を整え、一気に駆け抜けることができるかどうかが勝負です。そのための鉄則は、「変わったことをしない」「平常通りの過ごしかたをする」ことに尽きるでしょう。受験生の子どもたち自身、これまでになかった緊張と闘っています。そして、自分なりに受験を乗り越えるべく気持ちを整えています。保護者におかれてはもういろいろな心配を口にするよりも、普段と変わらぬよう自然体で接することが肝要でしょう。「わが子を信じる」――このことが何よりも大切ではないでしょうか。お子さんは成長しておられます。

 今年の入試状況に関しては特別に注目すべき変化は見当たりません。主要な私学の応募者数を確認すると、男子が昨年比でわずかながら減少気味で、女子がほぼ横ばいといったところでしょうか。

 受験生のご家庭におかれては、このわずかな期間に行われる入試のために、長い期間をかけて親子共々大変な努力や苦労を積み重ねて来られたわけです。くれぐれも心身のコンディション維持に悔いを残さぬようお願いいたします。親に残された役割はまさにそこにあります。

 なお、国・公立の中学校は私学の解禁日が適用されません。公立一貫校の市立中等教育学校は1月13日(土)に入学適性検査を実施済みです。また国立の広島大学附属中学校は明日16日(火)に実施されます。前者については19日(金)に、後者については18日(木)に合格発表が行われることになっています。受験の結果に対する対応にあたっては、お子さんを必要以上にナーバスにさせないよう配慮してあげてください。とにかく、目の前にある入試一つひとつに全力でぶつかり、お子さんがもてる力のすべてを出し切るようにすることが何よりも大切です。

 もう一つ。主要な対象校のうち、県立広島中学校のみ一連の入試が終了した後の、1月27日(土)に入学者選抜の適性検査が行われます。この学校を第一志望にしておられる受験生も多数おられることと思います。保護者におかれては、日程の間隔が開きますから、お子さんのコンディション維持に向けて上手にサポートしてあげてください。

 弊社の会員受験生の受験結果報告に関しては、例年補欠合格者も含めて合格者が出そろってから、HPやチラシ誌面等ご報告することになっています。おそらく1月末頃になろうかと思います。ご理解ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

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カテゴリー: がんばる子どもたち, アドバイス, 中学受験

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