玉井式体験授業会の様子をご紹介します。

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2013年 2月 6日 水曜日 くもり

今月は、体験授業会を実施しています。初回は2月3日(日)に五日市校、己斐校の2校舎で開催し、無事終了いたしました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。今週は、ジュニアブログでも体験授業会について紹介しています。玉井式の特徴など、とても参考になる内容となっています。ぜひご覧ください。

つれづれ日記では、当日の体験授業会の様子についてご紹介します。当日、保護者の方には、まず玉井式の特色や方針についてお話させていただきました。一方、お子さん達は、早速授業を始めます。今回、新3年生(現2年生)の授業に参加してきましたので、その様子をご紹介します。

新3年生は、「旅人算」について学習しました。「旅人算」は、移動する人や物の速度、移動時間、移動距離などについて考えます。今回は、離れている二人が同じ方向に進み、後ろの人が前の人に追いつくまでにかかる時間を求める問題に取り組みました。まずは、アニメで二人の距離が縮まる様子を確認し、その後プリントに取り組んで基本的な考え方を学習しました。

「ものがたり算数」では、保護者の方も一緒に授業を見ていただきました。今回は、1分間に50mの速さで家から橋へ向かう主人公のお母さんを、お母さんが出発して3分後に主人公が家を出発して、1分間に100mの速さで追いかけると、何分後にお母さんに追いつけるか考えます。問題は、①主人公が出発した時点で、二人の間がどれくらい離れていたか②1分間に二人の間はどれくらい縮まるか③何分後に追いつけるかという具合に、3段階に分けて考えるように構成されています。いきなりに何分後に追いつくか考えることは難しいですが、このように細かく区切って考えていくとずいぶん考えやすくなります。今回の授業では、数直線や表の教具も用いました。お子さんに数直線に沿ってキャラクターを移動してもらい、さらに移動した地点の距離を表に書き込んでもらって、最終的に何分後に2人が同じ地点にいることになるか確かめました。たびびと

キャラクターを数直線に沿って動かしてもらう場面では、とても丁寧に数直線の目盛を数えながら主人公達を移動させてくれました。徐々に2人の距離が縮まっていき、最終的に主人公が追いついたときには、「お~~!」と歓声の声が。声を上げられたのは、参観されていたお父さんでした。お子さんも保護者の方も、楽しく学習できました。

「かたちの形」では、立方体の展開図を見て、向かい合う面を考える問題に取り組みました。まずは、アニメを見て展開図が立方体に組み立てられる様子を確認しました。初めてこのようなアニメを見たお子さん達は、食い入るようにアニメを見ています。向かい側の面を考えるようキャラクターが問いかけると、展開図を見ながら「あそこじゃない…?」と予想します。実際に組み立てられる様子を映像で確認すると「あ~おしい!あっちか!」という声が聞こえました。中には大人でもイメージしづらい展開図もあり、その図形が組み立てられる映像を見て、保護者の方も感嘆の声をあげられていました。さすが大人気の「かたちの形」!大盛況で授業を終えることができました。

今回の体験授業後、早速入会してくださった方もいらっしゃいます。本当にうれしく思います(^^)今回の授業を楽しく感じていただいた方、お話の続きが気になる方、ぜひ3月からも一緒に勉強できたらと思います。

 

(makino)

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