ジュニアスクール体験授業会の様子をご紹介します

罫線

2014年 2月 14日 金曜日 くもり

 早いもので、今年の体験授業会も今週で終わります。先週は、三篠校と広島校の2校舎で玉井式の体験授業会を、さらに11日には三篠校でジュニアスクールの体験授業会を実施しました。お越し頂いた皆様には、心よりお礼申し上げます。新2・3年生の方は、ジュニアスクールと玉井式をどちらも体験された方も多くいらっしゃいました。両方の講座を実際に体験された方は、講座の理念や授業の取り組み方が、お子さんに合っているのはどちらか、また、どちらの講座を楽しそうに取り組んでいたかなど、じっくり考えていただければと思います(^^)

 さて、今回は、ジュニアスクール2年部の算数の様子をご紹介します。
2年部の算数では、「広さくらべ」について学習しました。プリントの課題に取り組む前に、導入として「場所取りゲーム」に取り組んでもらいました。ゲームのルールは簡単です。赤と青のチームに分かれてもらい、各チーム1人ずつ前に出て、2人でじゃんけんをします。じゃんけんに勝った方は2マス、負けた方が1マス取ることができます。全てのマスが埋まったとき、色の数が多いチームの勝ちです。子ども達はやる気満々で早速ゲームを始めました。修正済 CIMG0024
序盤は、青チームが勢いをつけ、一気に青いマスの数が増えていきました。それでも赤チームは「次こそ勝ってやる!」と、自分の番が再び回ってくるのを待ち構えています。2巡目は、逆に赤が勝ち続け、どんどん追い上げて最後は接戦になりました!さて、どちらのチームが勝ったのでしょうか??…全てのマスが埋まり、席についてもらうと、青チームの子達が喜び、赤チームの子達は「負けた~!」と言っています。どうやら、どちらのチームが勝ったのか、子ども達はすでに分かっているようです。
ナビゲーターが、どうして青が勝ったと思うか、みんなに理由を尋ねました。すると、「青はでっぱってるけど、赤は引っ込んでいるから。」と形を比較する考え方や、「青は、マスが3列と2つ分だけど、青は3列目が2つないから。」とマスの数を比べる方法を発表してくれました。また、「重ねると赤ははみださないけど、青ははみ出る。」と2つの形を重ね合わせて比較するという意見も出ました。修正済CIMG0032実際に切って比較してみると、確かにこの方法でも比較できました。子ども達から自発的にこれだけの意見を出し合うことができたので、とても感心しました。ゲームを通して色々な広さの比べ方について、理解が深まりました。

 では、本日の課題プリントに取り組みます。今回のプリントでは、様々な形のマスの数を数え、真四角3つ分より「広い」か「せまい」か「同じ」か考えてもらいました。子ども達は「簡単!」と、次々に問題を解いていきます。三角形に塗られたマスが含まれる問題では、数え方を尋ねると、「三角は四角の半分!」「三角は2枚で四角1枚になる」と図形を頭の中で上手に合わせたり移動させて考え、正しく数えることができました。集中してプリントに取り組み、教具を使って丁寧に答え合わせをして授業を終えました。
国語の時間が始まるまでの間も、「先生、続きもやっていい?」と楽しそうにプリントに取り組む子もいたので、大変うれしく思いました。

 ジュニアスクールでは、教具などを用いて作業したり、全体で意見を交換する場をたくさん採り入れて授業を進めます。今回のように、考え方を一生懸命自分の言葉で伝えようとする子ども達の姿も印象的です。今回の体験授業会を通して、ジュニアスクールの良さを感じていただけたのではないでしょうか(^^)

 

(makino)

トップに戻る