週3日コースのクラス編成と授業  ~その2~

2008 年 12 月 10 日

 各学年とも、同じ通学曜日のクラスが複数ある校舎では、年間を通じて数回程度クラス替えを行っています。クラスは、子どもたち一人ひとりの学習状況、すなわちその時点の成績を見て決定します。なお、4年部の開始時には塾での学力習得状況を示すデータがありませんので、「会員選抜試験」の成績を見てクラスを決定します。新規入会、途中入会のお子さんも、最初の配属クラスは「会員選抜試験」の成績で決定します。

 クラスを学力の状態に応じて編成したり、定期的にクラス替えを実施したりするのは、その時点におけるお子さんの学力に合わせ、授業の水準を最適化するためです。

  基礎の十分でないお子さんに、難度の高い課題を扱った授業はふさわしくありませんし、逆に、学習状況のよいお子さんに、もうわかっていることを教えたのでは授業の意味がありません。私たちは、子どもたちの今の学力を、さらにもう一段階引き上げる効果をもたらす授業こそ、最もふさわしいものだと考えています。そのために、学力の到達度を基準としたクラス編成をしているのだとご理解ください。

 また、小学生の子どもの学習状況は、短期間にめまぐるしく変わります。塾への通学と受験生活が軌道に乗ってくることで、見る見るうちに成績をあげてくるお子さんもいます。年間数回ものクラス替えを実施するのは、こうした事情もあってもことです。

 クラス替えは、子どもたちにとって大きな関心事であり、新規のクラスが掲示されるたびに、喜んだりがっかりしたりする様子を見かけます。「友だちと同じクラスでいたい」「慣れ親しんだ先生が、変わったらどうしよう」という不安もあるのでしょう。「クラス替え」を、子どもたちがよい刺激とし、発憤材料にしてがんばるようになることも、こうした制度のよいところかもしれません。

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カテゴリー: 入塾について, 家庭学習研究社の特徴

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