2014 年 6 月 18 日 のアーカイブ

2014「私学がきみを呼んでいる!」男子編

2014 年 6 月 18 日 水曜日

 今回は、6月15日(日)に実施した6年部会員親子対象イベント、「私学がきみを呼んでいる!」の様子をご紹介しましょう。
 このイベントの趣旨については先日すでにお伝えしましたので、内容面のみ、それもできるだけ写真を使って実際の様子を見ていただこうと思います。
 今年は、午前が「男子の部」、午後が「女子の部」でした。今回は、午前に実施した「男子の部」の様子をご紹介します。
 まずは、弊社の各校の責任者のリレーのあいさつから始めました。各校の責任者がステージに立つと、「あ、塾長先生だ!」「○○先生だ!」などという反応が聞こえてきました。

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 さあ、いよいよプログラムの開幕です。前半は、「これであなたも私学博士!?」。私学に関する知識を得ていただく内容となっています。はじめは、「映像による学校紹介」で、各私学からお招きした中3生(弊社卒業生)にナレーションをお願いしました。抽選の結果、学校の順番は修道、広島なぎさ、広島学院、広島城北の順となりました。写真は、修道の生徒さんが新しく完成した人工芝について説明している場面です。
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 学校紹介を、それぞれの生徒さんが工夫を凝らしてしてくださる様子は、受験生にとっても学校に親近感を抱くよいきっかけになったことでしょう。次の写真は、広島学院の生徒さんですが、中学生とは思えない素晴らしいプレゼン能力に、受験生は無論のこと、おとうさんやおかあさんも驚き感心しておられました。帰りに提出していただいたアンケートには、プレゼンのすばらしさを称賛し、「わが子もあんなお兄さんのように成長してくれたら」という率直な思いを書いてくださった保護者が多数おられました。
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 ただ映像を流すのではなく、実際に弊社に通って受験生活を送り、それぞれの私学に通う生徒さんが学校について語ってくれるのは、子どもたちにとって素晴らしい刺激となったようです。

 さて、映像で学校の特色について受験生の子どもたちに知ってもらった後は、私学に関する面白いクイズ(「参加型クイズ&トーク」)で楽しんでもらいました。面白いだけでなく、それぞれの私学の教育方針などにもふれることができ、楽しみながら勉強できるコーナーです。

 ただ見て、聞くだけではやや退屈に思うお子さんもいるでしょう。そこで、クイズは三択形式にし、グー、チョキ、パーをつくって全員に挙手で答えてもらいました。
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 クイズを子どもたちは好みます。4校で各2問ずつ出題し、その都度グー、チョキ、パーで答えてもらいましたが、答えが当たるとわっと歓声が沸き、思いがけない選択肢が答えだと、何とも言えない溜息がもれたり、驚きの声があがったり。

 クイズの後は、先生方にクイズに関連した事項について解説をしていただきました。日頃小学生と接する機会のない先生がたですが、一生懸命に子どもたちにわかるようお話しくださいました。
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 クイズ終了後は「アトラクション」です。広島城北高校のバドミントン部の生徒さんと顧問の先生に出演いただきました。これが前半最後のプログラムです。

 まずは、顧問の先生から二人の高校生の紹介と部活の様子についてお話しいただきました。二人はペアで県の3位に位置する実力者で、城北中学に入学後にバドミントンを始めて今のような腕前に成長したそうです。先生のトークが絶妙に面白く上手で、会場に楽しげな笑いが響きわたりました。

 バドミントンのシャトルの速さはものすごいもので、そのスピード感に子どもたちはすっかり魅了されたようです。写真では、二人の高校生の技術の高さも、シャトルのスピード感も伝わらないのが残念です。なお、何度も驚き舌を巻いたのは、顧問の先生の腕前。マイクで技術解説をしながらすごいテクニックを次々に披露してくださり、会場の皆が見入っていました。

 何年か前、同じように城北のバドミントン部に出演いただいたのですが、その翌年の入学者の入部が多かったとか。来年も、これで入部者が増えるかもしれませんね。
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 休憩を挟んで、いよいよ後半のプログラム、「私学で夢をかなえよう、がんばれ中学受験生!!」の始まりです。

 後半のプログラムでは、前半にナレーションをしてくださった先輩のほか、先生がた、そして各校2名ずつの中3生に加わっていただきます。

 まずはステージに登場していただくにあたり、制服ファッションショー。それぞれの私学の冬服、合服、夏服のほか、部活のユニフォーム姿で各私学3名ずつの生徒さんに登場いただきました。

 これまで、このコーナーは男子生徒さんには照れ臭いようで、ポーズを決めるなどということはあまりありませんでしたが、今年の生徒さんはノリノリで、それぞれに面白いポーズを決めて来場の子どもたちを惹きつけてくださいました。制服やユニフォーム等については、その特徴を先生方が解説してくださいました。各校の制服紹介パフォーマンスの様子をご紹介しましょう。上左が修道、上右がなぎさ、下左が広島学院、下右が城北の生徒さんと先生です。
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  制服紹介が終わったら、後半の中心的な出し物「先輩からの受験アドバイス」の始まりです。ただし、いきなりアドバイスをしてもらうのではなく、「先輩たちもかつて受験生で、同じような紆余曲折があったのだ」ということを受験生に実感してもらうため、「受験勉強あるある!」と題して、「受験生活で、こういうことがあった!?」という形式の、いくつかの質問を先輩たちにしました。それに対して、○・×の大きなパネルを使って全員に答えてもらうという趣向です。たとえば、「受験生活中は、親子げんかが増えた!?」という質問を投げかけ、それに○×で答えてもらうという具合です。

 ほとんどの受験生は、何らかの問題や悩みを抱えています。そういったことを、私学に通っている先輩たちも経験して乗り越えたのだということを知れば、受験生の子どもたちもどんなにか励まされるでしょう。案の定、子どもたちの歓声や溜息が会場に響き渡るコーナーとなりました。
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 さて、大詰めが迫ってきました。来年の受験本番まで、あと半年あまりとなり、受験生の子どもたちの勉強もこれからいよいよ本格化していきます。「苦手教科はどう対処したらいいの?」「家ではどんな勉強をどのぐらいしたらよいの?」など、知りたいことがたくさんあることでしょう。

 そこで、先輩たちからお勧め勉強法を教えてもらうコーナーを設けました。実際に中学入試を経験し、私学に進学している先輩たちのアドバイスですから、ほとんどの子どもたちが熱心に耳を傾けていました。

 そのあとは、各私学の先生がたから入試に関する情報を伝えていただいたり、勉強についてのアドバイスをいただきました。

 そして、いよいよフィナーレです。学校ごとに、順番に先生と生徒さんで受験生への応援メッセージをいただきました。中には、面白いパフォーマンスで受験生へのエールを送ってくださる学校もありました。
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 実はこの日、同じ時間帯にサッカーのワールドカップで日本チームの試合があり、「ひょっとしたら、参加者が少ないのではないか」と、心配していました。その影響があったかどうかはわかりませんが、たくさんの親子に参加していただき、ほっとした次第です。

 終了時に書いていただいたアンケートには、とてもありがたい感想がたくさんあり、関係者一同胸をなでおろしつつ、午後に実施する「女子の部」の準備に取りかかりました。

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カテゴリー: 行事レポート