入会をご検討中のご家庭へ ~弊社の受験対策~

2022 年 12 月 22 日

 年の瀬が近づいてまいりました。明日(6年部)、明後日(1~5年部)から冬休みの講座が始まりますが、中学入試を目前に控えた6年生にとっては、受験準備の最終段階にあたります。ここで最終的な調整と仕上げをし、いよいよ年が明けたら受験本番に突入することになります。「いまこそがんばりどきだ!」という自覚のもと、悔いなきラストスパートを実践していただきたいですね。

 さて、6年生が入試を終えると、すぐさま2月には次年度の講座が始まります。弊社では新年度講座のスタートに向けた新規入会者の募集を行っています。弊社の学習指導に興味のあるかたは、まずもって「親の考えと一致する学習塾かどうか」を調べ、相性がよさそうだと感じたならぜひ「会員選抜試験」を受けていただきたいと存じます。現3年生で、「冬期集中講座」に申し込まれているお子さんは、最終日に実施するテストの成績が一定の基準に達していたら入会資格を進呈する制度もあります。この講座は短期間ではありますが、家庭学習研究社の教室で学ぶ体験ができるし、受験を見通したうえでの基礎的学習事項の習得度を確かめる場ともなります。何よりもこの講座の学習体験を通して、「塾での授業は楽しい!」とお子さんが感じてくださればうれしいです。出発点の印象はとても大切なものだからです。

 中学受験準備のための指導をする学習塾はいろいろとあります。それぞれに個性があり、保護者やお子さんの好みとマッチする学習塾もあれば、そうでない学習塾もあるでしょう。たとえば、塾での学習時間が長い(週あたりの通学日も多い)代わりに、家庭での勉強の負担が少なくなるほうを歓迎されるご家庭もあるでしょう。弊社は週3日通学を原則としており、通学日数が少ない部類に入ります。通学日の授業時間もさほど長くありません。その分、家庭学習の比率が高いのが特徴です。それには意図があるのですが、そのことを理解されないまま入会されると、「塾に通っているのに学力が伸びない」」といったような不満をもたれることもあるでしょう。そこで今回は、弊社の学習指導の特徴をなす基本的なことについてお伝えしてみようと思います。 

★★★ 家庭学習研究社の受験指導 ★★★

①週3日通学を原則としています。
 弊社は、4年部から6年部まで全て週3日通学制を原則としています。そして、授業を受けた日の翌日の学習は、授業内容の復習(4~6年)や、つぎの授業に備えた予習(5~6年)に充てるようなシステムとなっています。これは、中高一貫校進学後の学習環境を視野に入れたものです。
 志望校合格のみに的を絞ると、他にも有効な指導法があります。しかし、レベルの高い一貫校では自立学習の姿勢を備えていることが必須条件となります。学校は優れた授業とよい学びの環境を提供してくれますが、一人ひとりに手を差し伸べてくれる場所ではありません。学習の自己管理をし、今やるべきことを自ら判断して学ぶ姿勢がないと、せっかくの教育環境は生かせません。そこで弊社では、4年生から徐々に自学自習の習慣を築きながら学習のレベルアップを図っていきます。そのための週3日通学制です。小学生には難しいことですが、この方法が将来の伸びしろ形成につながると確信しています。

※上記は5年部の例です

②授業はスキルを磨くよりも理屈を習得する場と位置づ
 けています。

 進学塾というと、難問を数多く解かせ、解法を伝授するスタイルの指導を連想されるでしょうか。しかし、弊社では単元の最重要事項をしっかりと理解するため、授業で扱う課題は最小限に絞っています。そして、時間をかけて子どもたちに問いかけ、考えさせ、発表させるような流れの授業を行います。基本となる理屈をしっかり理解しているほうが、結局は応用が利く学力の獲得につながるからです。
 無論、いろいろな問題に取り組んで理解を深めたり、解法のスキルが磨いたりすることも必要です。こうした学習をバックアップするため、テキストには難易度配列を考慮した練習問題や発展問題を必要十分に用意し、子どもたちが現状に応じて家庭で取り組んでいけるよう配慮しています。

③2週間に1度、全会員が同時に受けるテストを実施し
 ます。

 弊社では、どの教科も2週間を一括りにしたカリキュラムに基づいて指導しています。そして、2週目の週末土曜日に、全会員一斉に学んだ成果を競い合うテスト(マナビーテスト)を実施しています。2週間の取り組みの習得度を試すだけでなく、同じ目標をもった受験生同士が学習成果を競い合う鍛錬場としての意味合いももたせています。この流れにうまく乗ると、毎回のテストに備えた学習を綿密に行えるようになり、それがまた自学自習の姿勢を磨いてくれることになります。
 テストの結果はすぐに採点され、全員のデータをもとにコンピュータ処理をし、設問別の正答率や個人総合順位、科目別順位、平均点などを掲載した資料とともに返却されます。お子さんも保護者も、テストの成績は気になるところですが、「どれぐらい取り組んだか」のバロメーターとして生かし、つぎの取り組みに生かしていただくようお願いしています。

④現状を客観的にとらえ、よりよい方向へと修正してい
 く姿勢を育てます。

 自分が今、どこまでわかっているのか、足りない点は何か、何をどう取り組むべきかなど、自己の現状を客観視しようとする精神活動を「メタ認知的思考」と言います。メタ認知的思考は、できるだけ早期に養っておくに越したことはありません。それが中学進学後の高次の学習の流れに乗るために欠かせない能力だからです。
 大人に指示され、命じられての勉強ではいつまでも受動的な学びの姿勢から抜け出せません。弊社は、子どもたちが自分の現状を客観的にとらえながら効率的に学力を伸ばしていけるような学習環境づくりに留意しています。たとえば、授業前の予習、授業後の復習、テスト前の単元のまとめ学習、テストの制度、テスト後に配布する各種資料等々。これらはいずれも、自分の現状を客観視しながらの受験勉強の実現にむけて、欠かせないものとなっています。中学入試突破だけでなく、将来の飛躍を展望できる学習指導の実践が弊社の活動目標だからです。

 なお、弊社の学習指導についてお伝えする、「入会ガイダンス」という催しを各校舎で実施します。よろしければ校舎のほうへお越しください。校舎長が丁寧にご説明いたします。校舎で説明を受けると、より実際に即してご理解いただけるでしょう。以下は来年1月に予定しているガイダンスの案内です。2月にも実施いたします。なお、呉校は個別の対応となります。お電話でご予約ください。

「入会ガイダンス」日程(2023年1月分) ※1/10(火)受付開始

 ガイダンスにお越しいただけないものの、「家庭学習研究社の学習指導について、より詳しいことを知りたい」というかたもおありでしょう。その場合、本部事務局か最寄りの校舎にお電話で資料をご請求ください。折り返しご家庭に送付いたします。遠慮なくお申し付けください。

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