玉井式体験授業会の様子をご紹介します

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2014年 2月 4日 火曜日 くもり

 いよいよ、体験授業会が始まりました。先週は、五日市校と己斐校の2校舎で玉井式の体験授業会を実施しました。お越し頂いた皆様には、心よりお礼申し上げます。

 今回は、1年部の体験授業会の様子について一部ご紹介します。授業の前半は、保護者の方には説明会に参加していただき、お子さんは、先に授業を始めました。
まず、「きほんのおはなし」では、「10」までの数の書き方を練習しました。まずは、先生と一緒に数字を順に空書きし、書き方を確認します。少し難しい「8」では、ゆっくりと大きく曲線を描き、上手に書くことができました。その後、自分のプリントにも「10」までの数を丁寧に練習していきました。早くできたお子さんは、さらに20、30…と、どんどん先の数まで書き、プリントを数字でいっぱいにしてくれました!

 続いて、「ものがたり算数」の時間です。ここからは、保護者の方も授業を参観していただきました。まず、今日のお話のアニメを見てもらいました。ナビゲーターから「あとで、お話についてのクイズを出すからしっかり見ていてね!」と言われ、みんな、真剣にテレビを見つめています。

 今回は、お母さんのマギーが病気にかかってしまうお話でした。病気を治すためには、金の星屑を20個食べなくてはならないのですが、マギーの子ども達は金の星屑がどこにあるのか分からず、途方に暮れてしまいます。その話を聞いていた歩くおはじき達は、以前金の星屑を1つありの巣でもらったことを思い出し、再びありの巣へ探しに出発し……と、今回はここまでです。物語の先が気になりますね。
 
 さて、お子さんにはお話の内容をふまえ、金の星屑をあといくつ集めなくてはいけないか考えてもらいました。答え合わせでは、「20こ!」「19こ!」と意見が分かれました。病気を治すためには、星屑が全部で20こ必要だということは、みんな理解できているようです。先生から、「答えの理由も言える?」と聞かれると、「だって、前にありさんから1つもらったから、あと19こでいいんだよ。」とみんなに説明してくれるお子さんがいました。20こと答えていたお子さんも、納得することができ、きちんと正しい答えに辿りつくことができました。
 
 さらに、続く問題では、10この歩くおはじき達が、19この金の星屑をできるだけ同じ数ずつ運ぶには、いくつずつ運べばよいか問われました。頭で考えるだけでは、難しい問題です。今度は、教具を使って取り組みました。ナビゲーターが「今度は、みんなにも手伝ってもらって、歩くおはじき達に星屑を運んでもらいます!」と投げかけ、黒板の前に1列に並んでもらいました。子ども達は順番に、1つずつ歩くおはじきに金の星屑を渡していきましたが、1つのおはじきに1つずつでは、星屑がたくさん余っています。さらに、もう1つずつ渡し、ようやく星屑がなくなったところで、席に戻り、結局いくつずつ運べばよいか確認します。イラストを見ると、すぐに答えが分かると、勢いよく答えを書いてくれました。答え合わせでは、自信をもってみんなで答えを唱和し、大正解でした。大変よくできました!体験授業会

 授業では、最後に「かたちの形」に取り組み、授業を終了しました(全てをご紹介すると長くなりそうなので、今回はここまでとさせていただきます)。
授業終了時のあいさつで、子ども達に「授業はどうでしたか?」と尋ねると、「楽しかった!」と元気に答えてくれ、大変うれしく思いました。また、「簡単だった!」「難しい問題もあったし、簡単な問題もあった!」など、色々と感想を聞くこともできました。ぜひ、また一緒に玉井式のお勉強をしましょう^^

 次回は、三篠校、広島校での体験授業会の様子をご紹介します。

 

(makino)

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