新1年部の授業の様子をご紹介します

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2014年 4月 2日 水曜日 晴れ

 1396433540194本部事務局のそばにある公園の桜です。満開になりました!入学式が待ち遠しいですね。
3月から玉井式に通っている1年生の子ども達も、小学校入学をとても楽しみにしているようです。授業前には、教室の掲示物を見て、楽しそうにひらがなやカタカナを読み合っています。授業が始まると、ピシッと背筋を伸ばして席についてみたり、発表するときは元気よく手をピンと挙げるなど、張りきって授業に臨んでいます。また、プリントに取り組む時は、「ぼく、おうちで練習したけぇ、自分の名前書けるよ!」と得意気に枠いっぱいに力強く名前をかいてくれます。小さな手なのに、筆圧がしっかりしているので驚かされます(^^;)

 さて、先週1年部の授業では、登場人物を紹介するアニメを見て課題に取り組みました。お話では、それぞれの個性や家族構成、また起床後の様子について紹介されています。アニメを見た後は、時計のイラストに、主人公達が起きる時刻を描く問題に取り組みました。時計の問題は、これまで数回取り組んできましたが、やはり長針と短針の動き方の違いや、時計の読み方を習得することがなかなか難しいようです。「6時30分」をイラストに描き込んでもらうと、子ども達の解答はばらばらでした。「5時25分」を指し示している答えもあります。そこで、それぞれの意見を黒板のイラストに示して見比べてみました。すると、「5時25分」と示した子のイラストを見て、子ども達から「短い針が6時になってないよ。長い針も違う。」と答えが違うことに気づけました。続いて、「6時30分」を指し示している子ども達の意見も2つのパターンに分かれていたので、それぞれ確かめました。ほとんどの子が、短針が「6」を指すように置くという中、1人だけ周りの子の意見に押され気味になりながらも、「6」と「7」の間を指していました。「本物の時計を見て、確かめてみましょう。」とナビゲーターが実物の時計を取り出し、「6時30分」に時計の針を示しました。時計を見た子ども達は、「6じゃない!間だ~!」「ちがった~!」と驚きながらプリントを直し、正解していた子は、小さく喜びながら丸をしていました。実物の時計で、短針が長針の動きに伴い、少しずつ進んでいく様子を観察し、しっかりと納得できたようでした。

 それにしても、1ヶ月授業をしていくうちに、発表の仕方がずいぶん上手になったと感じました。自分と違う意見が出た時は、「僕は(私は)、○○だと思います。」など、自分の考えを臆することなく発表できるようにもなりました。少人数クラスなので、意見を発表しやすいということもあるかもしれませんが大進歩といえます。みんなでどっちかな??と考える場となるので、授業内容をより深く掘り下げることができてきました。
もうすぐ学校生活が始まりますが、今回の授業のように積極的に自分の意見を発表し、楽しく授業に参加してもらいたいです(^^)

 

(makino)

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