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1年生の今月の本


ウォーリーと16人のギャング タイトル ウォーリーと16人のギャング
著者 リチャード・ケネディ(作) マーク・シーモント(絵) 小宮 由(訳)
出版社 大日本図書
 

 ある ほこりっぽい ごごの こと、ホグボーンと 15人の ギャングの なかまたちが、カウリックという ちいさな まちに のりこんできました。まちの ひとたちは、みんな いえのなかに かくれ、カウリックの まちは、まるで ゴーストタウンのように ひっそりと しずまりかえっていました。
「おい、おまえら!ぎんこうから かねを とってこい!すこしは めんどうを おこしてこいよ。」と、ホグボーンは なかまの ギャングに いいました。すると、そのとき、ウォーリーという おとこのこが、うまの みずおけの したから あらわれて、ギャングたちの まえに すすみでました。「なにか めんどうが ほしいの?だったら、ぼくが めんどうを あげるよ。ぼくは、このまちで いちばん、かけっこが はやいんだ。あなたたちの なかから、あしの はやい 5にんと かけっこをしたって、まけないと おもうよ。」それをきいた、ホグボーンも だまってはいません。「こいつは、おもしれえ。こういう おあそびを ことわるわけには いかねえなぁ。」

●大人も怖がる16人のギャングたちに、果敢に勝負を挑む少年ウォーリー。賢いウォーリーは、あの手この手でギャングたちを、追い詰めていきます。痛快なストーリー展開で、読み出したら止まりません。児童書で少し長いお話ですが、文字も大きく、挿絵もたくさんあるので、お子さんが一人読みをするのにもぴったりの一冊です。

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