みんなと違ってあたりまえ!?

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2007年 4月 20日 金曜日

 3年生の第4週の国語の授業で、こんなエピソードがあったそうです。

 この日の授業は、「かじょう書き」。プリントの短文を読んで、その中の情報を整理し、かじょう書きにする課題でした。そして、プリントの最後の問題は、物事の「順序」にも、かじょう書きが有用であると体感するために、その日の朝の出来事を、順番にかじょう書きにしていくものでした。

 その中で、一人だけ「食事の後、皿をさげる」と書いた子がいたそうです。先生は、「えらい!自分で使った食器を台所にさげたんだね。」と声をかけました。そして、最後のまとめとして、「みんなそれぞれ違うことも書いているけど、違ってあたりまえ。いろんな時間の過ごし方があるよね。人と違う意見も自信をもって言うようにね。」と話したそうです。

自分の意見をしっかり発表しよう! 人と違っていいんだ。間違ってもいいんだ。だから、自分の思ったことを自由に発表しよう。まずは、自分の考えたとおりに解いてみよう。そんな気持ちになってほしいと、わたしたちはいつも思っています。また、それで間違えたら、そこからさらにたくさんのことを学ぶことが出来る!間違うことも必要なんだなと気づいてもらえるように、授業を展開していこう!と、改めて感じさせられたエピソードでした。

(tanaka)

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春休み学習会~その2~

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2007年 4月 4日 水曜日

 先日の春休み学習会のお話の続きです……。

 算数で3年生が特に燃えてくれたのは、『パズル』でした。9枚の三角形や四角形や五角形を並べて、与えられた6つの形を作るものです。

 取り掛かる前に、パズルをするときの心構え!? を話し合い、『人に教えてもらって出来ても面白くないから、自分の力で出来るまでじっくり考えることが大事。だから、自分のペースでやる。』ことにしました。

タングラム レベル1、2、3くらいまでは、みんな比較的すらすらと出来ていたのですが、だんだん難しくなって、もがき苦しむ子が増えてきました。けれども、誰一人、助けを求めることなく、自分の力で一生懸命考えています。顔を真っ赤にして悩む子もいて、私が見かねて1,2枚置いてあげようとすると、「だめ!自分でやるんだから!!!!」と叱られました……。

 時間になったので、切りのいいところでやめるように言うと、「やったあ☆できた!」「まだ止めたくない!残ってやってもいい?」と言う子たちの中に、「あ~!ストレスがたまった!!」と少々お怒りの子が…。「ストレスがたまっても、ヒントをもらわないで、自分の力で一生懸命考えたんだねえ。すごいねえ!えらかったねえ!!」どの子も、いつもの何倍も、褒めて褒めて、褒めました。

 大人でも悩んでしまうほど難しい課題もあったのに、途中であきらめないで、出来るまで粘り強く、必死に考える姿に、大感動でした。私もがんばらなきゃ!と、たくさんの刺激を与えてもらった、春休み学習会でした。

(tanaka)

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春休み学習会~その1~

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2007年 4月 3日 火曜日

 3月26日から3日間、春休み学習会を行いました。

 期間中は、新しいお友達がたくさん仲間入りしての、いつもより大勢のクラスになります。普段から通っている子たちは、先輩として!? 初めて来た子たちに席を教えてあげたり、トイレまで案内してあげたり、受付で鉛筆を削ってもらう方法を教えてあげたり……。急に頼もしくなるのです(^.^)

学習中 みんな3日間、とても楽しそうに学習してくれました。3年生が特に楽しそうだったのは、国語では、『先生の動作をスケッチしよう!』という課題。~先生がポケットから風船を取り出し、顔の前で振ったりジーっと見つめたりした後、息を大きく吸って風船を膨らませていき、どんどん膨らませていき、「あー(>_<)」というところで、突然手を離して飛ばす~この動作を、言葉でスケッチするのです。

「できるだけ、詳しく書いてね~!」と言うと、競い合って、詳しく書くために工夫してくれました。音を表す言葉や様子を表す言葉を使ったり、風船の色、膨らませるときの先生のおもしろい表情やしぐさ、息を吹き込んだ回数などの細かいところまで説明したり…。どの子も、生き生きとした目で、原稿用紙いっぱいに書いてくれました。

 算数では……。

 子供たちが、たくさん頑張ったことをゆっくりとお伝えしたいので、この続きは、また後日にいたします(^_^;)

(tanaka)

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