会員読書実態調査報告《読書が好きな理由》

2026 年 6 月 2 日

 先月メールにて実施した会員読書実態調査に、多くのご家庭がご協力くださいました。調査対象は4・5年部の会員家庭ですが、127件の回答をいただきました。誠にありがとうございます。

 読書の実態を調べ、会員家庭に中学受験生の読書状況をお知らせすることには相応の意味があります。中学受験の準備期間が人間の一生を通じて一番語彙を増やす時期であり、この語彙増強に最も貢献するのが読書活動です。読書を通じて小学生の子どもたちは数多くの新たな言葉に出合い、自らの語彙として取り込んでいきます。この言葉の増加は受験勉強を乗り越えるうえで欠かせないのです。したがって、読書と受験対策の学習とは密接な関係にあると言ってもよいでしょう。

 さて、弊社会員の子どもたちの読書状況を簡単にご報告しましょう。

1.読書が好きか

2.月当たりに読む本の数

3.平日の平均読書時間

4.どんなジャンルの本を読んでいるか

 これは20年、30年以上前から言われていることですが、子どもの読書量や読書時間が減っているようです。だいぶ前の文部科学省調査によると、本をよく読む子どもほど教科の成績も相対的によいという結果が判明しています。しかしながら、子どもの読書時間は年々減少傾向にあり、平日1日あたりの読書時間が30分以下の子どもは調査対象者全体の7割余りに上ったという報告がありました。今回の弊社調査でも、30分以下の子どもは6割強に達しています。受験が近い6年生はともかく、4・5年生の子どもたちには、もう少し読書を励行してほしいものです。

 先日、弊社本部事務局近くの「まちづくり市民交流プラザ」で、「読めるのに著述内容を理解できない子どもが増えている」という問題を少し深掘りし、その原因と対策について保護者の方々とともに考えるセミナーを実施しました。その際にお伝えしたのですが、読みの巧拙は読書量と比例しており、読めば読むほど読みの技術は向上し、理解も深まります。読むことへの負担が軽減され、内容を理解し記憶に残すためのメモリが確保されるからです。今のうちにぜひお子さんが充実した読書生活を送れるようバックアップしてあげてください。以下は、自由記述で「読書を好む理由」を回答いただいたものです。これをお読みいただくことで、お子さんの読書生活を改善するためのアイデアが浮かぶかもしれません。ぜひ参考にしてください。

《本をよく読む理由・読書が好きな理由》

・空想の世界に浸るのが好きだから。本の世界へ入るのが楽しいから(類似多数)。

・親が読書好きで、本屋に行く機会が頻繁にあったから。

・新たなこと、いろいろなことがわかる。わからないことを調べられる。

・物語の内容を楽しんでいる。本を常に持ち歩き隙間時間に読んでいる。休日は12時間くらい読む。

・勉強の息抜きになる。リラックスできる(複数)。

・学校の図書係をしていて、本と触れ合う機会があるから。

・絵のない物語を読み、場面を想像するのが楽しい。

・気に入った物語、興味のあること(天体、科学)についての本をよく読む。

・感動や新たな発見があるから(類似多数)

・子どもが生まれてから、10日に1回図書館で20冊借りてくる生活を続けており、本が身近だから。

・本の世界へ没頭し、脳内で映像化するためのストーリーやキャスト、セリフなどを細かく考えることができるから(本人談)

・幼少期にウルトラマン大図鑑と恐竜図鑑が好きだったから

・学校で毎週末自学のための宿題のために図鑑を読むことが多い。

・家にたくさん本があったことと、親が本を読む姿を見ていたことが、本への興味になった。

・図書館に毎週通い、読書を習慣化したから(類似多数)

・展開を予想しながら読むのが楽しいから(類似多数)。好きな作品、作家に出合うチャンスが多くあるから

・同世代の女の子の話が面白い(本人談)。

・内容が面白いとどんどん読みたくなるし想像したら楽しいから(類似多数)

・自分ではない人の気持ちになって追体験できるから

・興味のあることに関する親書を好んでリラックスタイムに読んでいる。悩みに関する答えや知識を本から得ている。

・幼児期によい絵本を読み、本が面白いとわかったから

・小さいころから読み聞かせをしていたせいか、本が好きになった。年中図書館から本を借りている。

・お気に入りの本を見つけたとき楽しいから

・科学に興味がある(科学物、図鑑)

・毎晩親と〇ページずつ読んで寝ている。

・歴史に興味がある(物語、伝記、歴史もの)

・ヨンデミーというアプリを使い始めてから読書が習慣になった。

・説明文は知らない知識を知ることができるから。

・はじめは勉強のために読み始めたが、読んでみたら楽しくて、続けて読むようになった。

・謎解きなどの推理をするのが好きだから

・読みたいから読んでいるという感じである。漫画もよく読む。

 たくさんの保護者から熱心な回答をいただいたのですが、それぞれにニュアンスが微妙に異なっていて、惜しいとは思いながら相当数を割愛させていただきました。

 ただし、読書を好む理由の説明のなかに、同じ言葉がしばしばみられました。それが読書の楽しみや価値につながっているのは間違いありません。推理、歴史、想像力、習慣、面白い(楽しい)、架空の世界、追体験、空想、感動、発見、リラックス、図書館、展開などの言葉がそれですが、読書の楽しさを語る際のキーワードなのだと思います。

 機会を見て、今度は「本を読まない」「読書が好きでない」理由についてのコメントをご紹介してみようと思います。これはこれで参考になると思います。

カテゴリー: 家庭学習研究社の特徴

6/29・30「保護者対象 子育てセミナー」のご案内

2026 年 5 月 29 日

 5月27日に実施した「学力UP 保護者セミナー」には、おかげさまで多数の保護者に参加いただきまました。誠にありがとうございました。筆者が講師を務めたのですが、楽しく終了することができました(至らぬ点も多々あったと思いますが)。

 セミナーでは、保護者同士で自由に現状を報告したり今の思いを交換したりする時間を設けましたが、みなさん笑顔で活発に話しておられました。会場全体に元気な声が響きわたっていました。子育ての過程にストレスはつきものです。まして勉強面での関わりとなると親は冷静ではいられなくなりがちです。そんな苦労を共にしている親同士が交流すると、不思議なほど元気が出るものです。セミナーでご提案したことが、お子さんの学びの改善に向けて少しでもお役に立てばうれしいです。

 中学受験は子育ての途上にある小学生の受験です。生活面においても、勉強面においても、保護者の目配りやサポートは欠かせません。今回ご案内するセミナーでは、「家庭内の会話」をテーマに掲げました。毎日営まれる家庭内の会話は、子どもが言葉の遣いかたを親から実地に学び、さらには語彙を増やしていくために欠かせないものです。また、家庭内で交わす会話の内実は、子どもの知性開花にも少なからぬ影響を及ぼします。そこで、どんな会話を心掛けるとよいか、ともに考える場を設ければ参考にしていただけるのではないかと考えたしだいです。この催しの対象者は小1~小5の児童をおもちの保護者です。現在弊社にお子さんを通わせておられる会員保護者だけでなく、該当学年のお子さんの保護者ならどなたも参加いただけます。無料の催しですので、お気軽に参加ください。

 なお、小学校の低学年期と高学年期とでは親に必要な配慮も少し違ってきます。互いに交わす会話の内容も、センテンスの長さも異なります。したがって、低学年のお子さんをおもちの保護者と高学年のお子さんをおもちの保護者とを分けて実施することにいたしました。基本となることは一緒ですので、資料は共通ですが、ご説明する内容にかなり違いが生じます。低学年の場合、会話を通して望ましい立ち居振る舞いや行動様式を子どもに浸透させるということも意識においておく必要もあるでしょう。

 本セミナーの主要な内容は以下の通りです。準備の段階で多少変更する可能性があります。ご了承ください。

第1回子育てセミナー 主な内容

1.子どもとの家庭内会話の現状を振り返る

親子の会話は子どもの成長にとって欠かせないものです。子どもの知力の発達や人間形成にも多大な影響を及ぼします。現状を振り返ってみましょう。

2.家庭内会話には二種類のコードがある

親子間の会話には、大まかに分けて性質の異なる二種類があります。それぞれの特徴を比較し、子どもの望ましい成長をもたらす字会話のありかたについて検討してみましょう。

3.親子の信頼と絆を深める会話の原則

親と子が交わす会話では、互いのニーズが優先して噛み合わないことがあります。親子が信頼で結ばれ、絆を深める会話を成り立たせるにはどんな心遣いが必要でしょうか。

4.子どもの素直な反省を引き出す会話のコツって!?

子どもの反省を引き出すための会話が必要なときもあります。そんなとき、親にはどのような配慮が求められるでしょうか。

 

第1回 子育てセミナー 実施要項

対  象/小学1~5年生をおもちの保護者

※会員・非会員を問いません。

催し名/子どもの知力を育む家庭内会話

~大切なのは二つのコードの使い分け~

実施日時/

①6月29日(月)10:30~12:10(小1~3年保護者対象)

②6月30日(火)10:30~12:10(小4~5年保護者対象)

会  場/

①広島市まちづくり市民交流プラザ 南棟3F会議室

②広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟5F研修室

(広島市中区袋町6-36)

参加料/無料

参加方法/本ホームページの催し案内の参加フォームに、所定の事項を打ち込んでください。定員まで受け付けます。

[ご案内]

https://www.kgk-net.com/v2/gyoji/2026/j_seminar/index.html

 なぜ中学受験の塾がこのような催しを実施するのでしょうか。その理由はすでに上述しましたが、強調したいのは「中学受験生だからこそ、家庭内の会話に配慮が必要だ」ということです。毎日の家庭内会話は、子どもの学びの姿勢に大きな影響を及ぼします。また、家庭でどのような言葉遣いをしているかは、学校や学習塾の授業を生かし、成果をあげられるかどうかにも多大な影響を及ぼします。家庭で使っている言葉が、教室で使用されている言葉と近ければ問題ありません。しかし、そうでない場合もあります。これが学業面に少なからぬ影響を及ぼすのです。

 小学生までの子どもにとって、家庭は言葉を覚え、その使用法を学ぶうえで最も大切な場です。特におかあさんと接する時間は誰よりも長いのが普通です。この時間を子どもの知的発達にとって有効なものにしたいですね。とはいえ、あまりしかつめらしく重く受け止めないでください。どこに配慮すべきポイントがあるのかを押さえ、子どもとの信頼関係を深める会話を心掛ければよいのです。

 本セミナーへの参加をきっかけに、家庭での親子の会話をとらえなおし、お子さんの望ましい成長と学業成就に向けて、がんばっていただきたいですね。お気軽にお越しください。

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6/14「私学がきみを呼んでいる!」開催!(6年会員対象)

2026 年 5 月 22 日

 来る6月14日(日)、弊社の6年部会員親子を対象としたイベントを実施します。「私学がきみを呼んでいる!」という呼称に、私学進学へのいざないの意図が感じられるかもしれませんが、まさにその通りです。弊社は50数年前の設立期より、「広島の子どもたちにとって、最も優れた教育環境は私立の6か年一貫校である」という考えにもとづき、中学受験生の夢実現に向けて学習指導を実践しています。

 とくに、広島学院、修道、ノートルダム清心、広島女学院は、歴史と伝統、実績において抜きん出ています。今回ご紹介する催しも、この4校への進学をめざす子どもたちを応援する意味で実施します。いずれも男女別学の完全6か年一貫校ですが、それぞれに個性が違っています。広島で生まれ育った大人は、これらの私学出身者でなくても、この4校の特色を知っておられるかたが少なくありません。ただし、実際にわが子を行かせるかどうかを検討するとなると、「どの学校がどういいのか」について確たる確信をもてる人は少ないのではないでしょうか。

 「私学がきみを呼んでいる!」という呼称のイベントは、20数年前に始めています(コロナ禍で数年ほど中断しました)。開始当初から配慮しているのは、「弊社の教室で学び、上記の私学に進学して有意義な私学生活を送っている生徒さんから学校生活について生の声を聞ける場を提供しよう」ということです。受験生とは言っても小学生ですから、受験を検討している私学がどういうところかを直接的に知る経験は少ないことでしょう。今自分が通っている塾で少し前に学び、自分が受けようとしている私学に進学している先輩の話を聞ける機会があれば、受験に臨む意識も意気込みも随分変わってくるのではないでしょうか。

 本イベントには、上記の私学4校から、先生と生徒さん(全員弊社出身)が各1名ずつ来てくださり(学校によっては2名)、下記にご案内しているプログラムの内容に沿ってお話をしてくださいます。ただし、受験生目線での催しにするため、先生のお話は少なめで、主として生徒さんのお話をメインに据えています。受験生のモチベーションアップを旨とする催しだからです。

 6月と言えば、受験勉強がともすれば中だるみに陥りやすい時期です。新年度講座が開講した当初はあったはずの新鮮な気持ちがやや失われ、がんばろうという気持ちはあっても緊張感のある受験生活を維持するのが難しくなるのが夏場を控えた今頃の時期です。この時期に、「私学っていいな!」ということを実感する体験をすれば、受験への意識も高まり、受験勉強に熱が帯びてくることでしょう。

 今年については、筆者自身もこの催しについて個人的に感慨深い思いをいだいています。今年後輩受験生のために協力してくださる私学の生徒さんのおかあさんが、私のかつての教え子だということをたまたま知ったからです。そのおかあさんの受験生時代のことをよく覚えています。とにかく抜きんでた学力のもち主で、会話での言葉に力があり、当時のやりとりが断片的にではありますが今なお強く記憶に残っています。あのころは受験生の数が大変多く、6年生会員は男女それぞれ300人よりもずっと多かったのですが、彼女はしばしば総合1位の成績をあげていました。そのかたは他県で生活しておられたのち、故あって家族で広島に転居されました。その際に連絡をいただき、お子さんを弊社の教室に通わせてくださることになったという経緯があります。そのお子さんが、今年こうして弊社で学んだ先輩としてこのイベントに協力してくださることになったのは、ほんとうにありがたいことだと思わずにはいられません。

 現在参加予約を受け付けていますが、まだ参加を検討中のご家庭におかれては、ぜひお子さんと相談のうえお申込みいただきますようご案内申し上げます。イベントの内容は、おおよそ以下の通りです。

「私学がきみを呼んでいる!」プログラム

10:00 アトラクション1 広島女学院 新体操部のみなさん

10:10 第1部 私たちの学校の押しポイント!

制服紹介、自校の私学らしさ、自校の好きなところなど

10:35 第2部 毎日がハイライト!私学のスクールライフ

授業、友だちや先生との交流、部活動、年中行事 etc.

(途中休憩)

11:10 アトラクション2 ノートルダム清心 合唱部のみなさん

11:20 第3部 私学の魅力再発見! クイズ王決定戦

各校にまつわるクイズに会場の受験生全員で挑戦!(商品あり)

11:50 第4部 1年後のキミへ。受験生に贈るエール

受験生時代の思い出、受験勉強のアドバイス、応援エール etc.

※終了は12:10の予定ですが、若干前後する可能性があります。

 本イベントへの参加受験生には、私学各校のご厚意により、学校のロゴ入り記念グッズがプレゼントされます。このイベントへの参加記念になるだけでなく、受験勉強を乗り切るための有効な起爆剤になることでしょう。また、第3部のクイズ王決定戦では、各校にまつわるクイズに会場の受験生全員に挑戦していただきます。各校2問ずつ、合計8問のクイズをすべて正解できるでしょうか。最後まで勝ち残った受験生のなかから抽選で賞品も授与されます(5~10名の予定)。お楽しみに!

 受験生活は山あり谷ありで、決して平たんではありません。誰でも壁にぶつかったり、悩みや焦りが生じたりし、苦しい思いを経験することがあります。毎日を大切にし、努力を続けるつもりでも、集中力や実行力が途切れることだってあります。このような受験生活において、ちょっとした気分転換や新たな動機付けのようなものがあれば、そこから気持ちを立て直すこともできるでしょう。本イベントの開催意図は、そこにもあります。親子一緒に参加し、楽しいひと時を過ごしていただきたいですね。参加4校は、大半の子どもたちが受験する、広島を代表する私学です。受験モードへの切り替えにも大いに役立つでしょう。

この私学紹介イベントに親子で参加し、受験モードに切り替えましょう!

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6/14 学校紹介行事「私学の魅力はここにある!」を開催!

2026 年 5 月 14 日

 このところ気温の上昇が著しく、もうすぐ夏の訪れが近いことを実感します。暑くなると体に変調をきたしがちです。くれぐれもお子さんの体調の管理には気をつけてあげてください。

 ところで、弊社は例年6月に受験生の子どもたちのモチベーションを上げるため、広島の有力私学のよさにふれる機会を提供するイベントを開催しています。長らく、このイベントは受験を間近に控えた6年生会員家庭を対象としていましたが、昨年度は5年生までの子どもたち(非会員を含む)にも私学という学校環境の存在に目を向ける機会を提供すべく、新たなイベントを別途に立ち上げました。このイベントには360名あまりの親子に参加いただき、盛況だったこともあり、今年も開催することになりました。

 6年生家庭向けのイベントは、弊社会員親子が対象ですが、5年生以下の家庭向けのイベントは会員非会員を問わずどなたも参加いただけます。まだ受験することを決めておられない家庭、私学という学校環境に興味をもちつつある段階のご家庭も対象です。むろん、お子さんの年齢を考慮し、学校の教育理念や教育の詳しい内容などを紹介するのではなく、私学で学ぶ中学高校生の生徒さんをステージ上にお招きし、部活のパフォーマンスを披露していただいたり、小学生児童に元気な声がけをしていただいたりするのが主要な内容となっています。

※2025年度の様子(広島女学院/マンドリン部)

 私学で溌剌とした毎日を送っている先輩たちを実際に見ることで、「ボクも、わたしもあんな先輩たちのようになりたい!」というあこがれの気持ちをいだけば、私学という学校環境に興味をもつ端緒となるのではないでしょうか。ご存じのように、高校私学の学費無償化も実現しています。私立学校には独自の教育文化があり、施設が充実しているうえ、学校愛と生徒愛あふれる先生がたがたくさんおられます。私学の先生がたは、所属校が母校であったり、異動がなかったりするため、学校愛にあふれ、生徒さんとの交流に情熱があるのが特徴です。本催しが、私学のよさを知る前段階の子どもたちに、「私学って何?」「私学って楽しそう!」という興味関心を引き出すきっかけになれば幸いです。

イベント「私学の魅力がここにある!」 実施要項

 

行事名/「私学の魅力がここにある!」 ~私学生活の「リアル」を大紹介~

実施日時/6月14日(日)14:00~15:40(予定)

会  場/広島県民文化センター 多目的ホール

対  象/

1.家庭学習研究社 小学1年部~5年部会員親子

2.小学1年生~5年生のお子さんと保護者(非会員)

※非会員家庭もお気軽に参加ください。

参加校/広島学院、修道、広島城北、ND清心、広島女学院、広島なぎさ(順不同)

主内容/

1.学校紹介の動画

各校の私学としての特徴を、3分間の動画で紹介いただきます(学校作製)。

2.部活動のパフォーマンス披露

各私学からとっておきの部活団体にお越しいただき、生徒さんがたに日ごろ鍛えたパフォーマンスを披露していただきます。

3.生徒さんがたによる学校生活の様子の紹介、受験にいざなう激励の言葉 等

参加費/無料

申込方法/本ホームページの行事案内欄に添付している予約フォームに、所定の事項を打ち込んでください。満席(530名)に達するまで受け付けます。

[ご案内]

https://www.kgk-net.com/v2/lp/2026_shigaku/index.html

 前述のように、参加対象が低学年の児童も含まれるので、難しい教育内容には触れません。各私学さんから部活を一つずつ選んで参加いただき、その部活のパフォーマンスを子どもたちに見ていただくのがメインとなる内容です。参加校は以下の通りです。

第1部  広島なぎさ編 管弦楽部のみなさん (以下、出演予定順)

第2部 広島女学院編 新体操部のみなさん

第3部 広島城北編 少林寺拳法部のみなさん

第4部 修道編 放送班のみなさん

第5部 広島学院編 サイエンス部のみなさん

第6部 ノートルダム清心編 合唱部のみなさん

 参加されたお子さんが、「私学に行けば、こんなことができるのか!」と目を輝かせ、そのうえで部活にいそしむ生徒さんがたからのメッセージを聞けば、大いに刺激を受けることになるでしょう。中学受験というものを知るきっかけにもなるでしょう。

※2025年度の様子(ND清心/古典文学研究部)

 以上のように、本催しは子ども目線に立った構成・内容となっています。私学には、それぞれ独特の個性があります。その一端に触れるよい機会にしていただければ幸いです。ぜひお気軽にお子さんと一緒に参加ください。なお、6月2日現在、予約が約400名に達しています。参加を検討いただいているご家庭は、早めに予約の手続きをお願いいたします。

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同じ文章を読んでも理解に個人差があるのはなぜ?

2026 年 5 月 1 日

 読んでも著述内容がわからない子ども、まじめに勉強しているのに学力が身につかない子どもが増えていると言います。これはどういうことなのでしょう。授業をまじめに聞いている子ども、ノートを見ても一生懸命取り組んでいる跡が見える子どもにも、テスト成績がさっぱり振るわない子どもがいます。勉強が空回りしているとしか思えません。

 勉強は読むことを基本としています。小学校入学以来、子どもは読み書きを正式に習い始めますが、教科書を全く読めない子どもがいるなどと言うことは聞いたことがありません。まして弊社の教室に通う児童のように、中学受験をめざして学んでいる子どもがテキストの文章を読めないはずがありません。しかしながら、まじめにテキストを読んで勉強しているのに、成果があがらない子どもが一定数いるのも事実であり、とても残念なことです。

 そこで筆者は、読んでも理解できない子どもがいるのはなぜかということに着目し、その原因を調べてみました。そして、上述のように極端なケースではなくても、読んでいるのに、読めているはずなのに今ひとつ理解につながらない子どもをどうテコ入れすべきかを検討し、前回のこのブログでご案内したような保護者向けのセミナーを実施することにしたしだいです(家庭で保護者がサポートすればかなり改善できます)。

 前回のブログでお伝えしたように、読んで著述内容を理解するために必須となるのは、「音韻の符号化」と「イメージング」です。文章を成り立たせている文字の一つひとつと、それに対応する読みの音を照合するのが「音韻の符号化」ですが、文章理解とどういう関連があるのか、今一つわからない保護者もおられるのではないでしょうか。親の関わりで子どもの読みの能力改善を図るためには、そこのところを掌握していただく必要があるでしょう。

 そこで今回は、「なぜ音韻の符号化が文章の意味理解に欠かせないのか、音韻の符号化とはどういうことなのか」をもう少し掘り下げてお伝えしようと思います。そのうえで、別途にご案内している「学力UP 保護者セミナー」に参加くだされば、お子さんの読みの改善に向けたバックアップをより効果的に行えることでしょう。

 文章を読むという行為は、文字とそれに対応する読みの音とを一つひとつ照合しながら、言葉のまとまりや接続の関係を仕分けし、著述内容を順次理解していくということです。それは、言い換えると文字による言葉を音声の言葉に変換するということに他なりません。なぜその必要があるのかというと、人間の脳に宿っているのは、音声言語の理解中枢(ウェルニッケ野)だからです。音声の言葉には数万年以上に及ぶ長い歴史があります。したがって、人間には生まれながらに音声の言葉を理解する中枢が脳に宿っています。いっぽうの書き言葉は、わずか2000~3000年ほどの歴史しかありません。このことを踏まえると、音韻の符号化が果たす役割がどういうものかがおわかりいただけるでしょう。

 ところで、文章を理解する力に個人差があるのはなぜでしょう。それは、文字と音を照合していくスピードや精度、一度に掌握できる文字の量に違いがあるからです。その違いは、文字学習の初期(2~3歳ごろ)から現在に至るまでのプロセスの個人差によって生じたものです。順調に読みの習熟が進むと、一度に目でとらえられる文字の量が増え、著述内容のアウトラインをより速く正確につかめるようになっていきます。その作業はワーキングメモリと呼ばれる脳の短期記憶の機能が担っています。視覚でとらえた文字列のなかから言葉を取り出し、伝える意味の流れを読み取りながら必要な情報を記憶に残し、不要な情報を記憶から消し去ります。文字列から取り出せる情報を全部記憶に残すのはとうてい不可能です。子どもは幼い段階から文字にふれる経験のなかで、そのスキルを磨いていますが、その経験値の差が読みの能力にてきめんに反映されます。

 5月27日に実施予定のセミナーでは、以上のようなことを含め、読みの能力差が生じる原因をともに確認したうえで、今から巻き返す方法についてともに考えてまいります。読みの習熟は何歳になっても可能です。今からお子さんにどう関わり、どんな方法で改善を図るべきかを考えてまいりたいと存じます。同じ問題点を意識している保護者が参加されますので、保護者同士で考えを交換できる時間も設ける予定です。興味をおもちになったかたはぜひ参加してみてください。

 なお、5月1日現在で定員の半数余りの予約をいただいています。まだ予約可能ですので、お子さんの現状に照らしつつ、もしも必要とお考えになったら予約の手続きをお願いいたします。

[ご案内ページ]

https://www.kgk-net.com/v2/gyoji/2026/j_seminar/index.html

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