読み聞かせタイム

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2008年 10月 28日 火曜日

★子ども達は大喜びでした。すでに知っている本でしたが、何度読んでも楽しい本のようです。いすから身を乗り出してきて、本にくぎ付けでした。次回もとても楽しみにしています。

★私が本を持つと同時に表紙のねこを数えはじめ、用意した椅子をぐぐっと私の方に寄せてきました。お話をききながら、11ぴき11様の表情やしぐさを見逃すまいと、真剣に見入っている様子がかわいかったです。

 これは、ジュニアスクールで行っている「読み聞かせタイム」の様子です。「読み聞かせ」は、字の読めない幼い子どものためのものと思っていませんか? 確かに、字の読めない子どもたちを、本の世界に引き込むためには、読んであげること(文字を音声に置き換えてあげること)が必要です。しかし、「読み聞かせ」をする意味はそれだけではありません。もっともっと大切な意味があるのです。

 それは、読み手の物語に対する思いや理解、そして、子どもへの愛情が聞き手に伝わるということです。ですから、読み聞かせを聞く子どもは、お話と一緒に、読み手の思いも合わせて受け取ることになります。これがあるからこそ、読み聞かせには、目で読むのとは違った面白さ、味わいがあるのです。

読み聞かせタイム 実際、ジュニアスクールの教室で読み聞かせを行うと、それがよく分かります。小学3年生に「読み聞かせをするよ」と言うと、目を輝かせながら、食い入るようにお話を聞いてくれるのです。もちろん、もう十分一人で本が読める年齢です。でも、こんなに読み聞かせを楽しんでくれるのは、一人で本を読むのとは違った魅力を、子どもたちが感じているからではないでしょうか?

 ご家庭でも、是非読み聞かせをしてみてください。その時間は、きっと楽しい時間になるはずです。

(murakami)

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個別学習タイムがんばり表

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2008年 10月 17日 金曜日

 1年生の個別学習タイムでは、後期から子どもたちに『個別学習タイムがんばり表』というものを配布しています。

 これがどんなものかを簡単に説明すると・・・個別学習タイムでは各自が自分のペースに応じたプリント課題に取り組んでいます。プリント課題を1つクリアすると、ナビゲーターから、『がんばり表』にスタンプやシールをもらうことができます。『がんばり表』は、自分がどれだけがんばったか、その成果を見ることのできるシートなのです。(^‐^*)

 この『がんばり表』、実はあるナビゲーターのアイデアから生まれました。前期にそのナビゲーターのクラスでお手製のがんばり表を作ったところ、子どもたちのやる気がアップし、大好評だったというお話を聞いて、ぜひ後期からは、これを全クラスに取り入れよう!ということになったわけです☆

 『がんばり表』を全クラスに導入して、1ヶ月半がたちました。

 あるクラスでは、たくさんシールをもらおうと、「今日は○○枚やる!」と自分で目標を設定しながら個別学習タイムがんばり表取り組んでいるそうです!中にはプリントを家にお持ち帰りするという子もいるとか!!こうしてがんばってくれているのは、本当に嬉しい限りです☆ほんのちょっと工夫をするだけで子どもたちのやる気って変わるものなのだなぁとつくづく思いました。

 新しく用意した二枚目の『がんばり表』は、絵柄を秋らしくハロウィンをテーマにしています。早い子は、そろそろ二枚目の『がんばり表』に突入しているのではないでしょうか。

 これからも子どもたちが楽しんで学習していけるよう、工夫・改善をしていこうと思います!(^O^)!

(maeda)

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音読タイム!

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2008年 10月 1日 水曜日

 後期が始まり、1ヶ月がたちました。運動会が行われる学校もあって、練習疲れもあるんじゃないかな……。という私の心配をよそに、子どもたちは、元気いっぱいに通ってくれています(^_^)

  今年度より、3年生の授業に“音読タイム”を導入しました。国語・算数の授業後の15分間、音読練習帳を使って、みんなで元気よく音読をしています。

 後期第1週では、「ノーミス マラソン読み」をしました。まず全員で、起立して「あいうえおうた」を読んでいき、途中で間違えたら自己申告で座る。最後まで残った人がチャンピオン! というものです。

 ルール説明をし、最初の数分間で自主練習をしてもらいました。勝負がかかっているので、どの子も真剣です。「先生、1位になったら、金メダルちょうだいね~!」とノリノリでした。

  さあ、いよいよ本番。一斉に読み始めました。ハキハキと正確に大きな声で読めているか、耳をすまして聞いていると……。あ、誰かが間違えた……。けれど、座る人はいません。あれ?また間違えた……。

 結局、全員が立ったままゴールイン。ん??? 不思議なことでしたが、子どもたちの真剣な表情を見ていると、「誰か、間違えたでしょう……」とは言えませんでした…(^_^;)

  そこで、今度は、「ノーミス リレー読み」に変更しました。1人1行ずつ読んでもらい、誰かがつまったり、どこを読むか分からなかったりしたら、始めからやり直し。ゴールできたら、音読タイムは終了!というルールにしました。

音読タイム もう、子どもたちの顔は、さっきより何倍も真剣です。今日1番の集中力で、教室はシーンとしていました。1人1人、顔を赤くして、ていねいに、慎重に、ゆっくりと、正確に読んでくれました。そして、なんと1回目の挑戦で、見事にゴールを果たしました!!「やったー」「よかったあ!」と、口々に叫びながら、大喜びでした。私も、大拍手をおくりました。すごい!

  こうやって、毎週、いろんな仕掛け!? を用いながら、音読タイムを行っています。子どもたちは、楽しそうに、でも、とても真剣に取り組んでくれています。これをきっかけに、“音読って楽しいな”と感じてくれたらと願います。これからも、音読を楽しんでもらえるように、がんばろう!と意気込んでおります。

(tanaka)

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