気持ちをこめて音読をしよう!

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2009年 9月 25日 金曜日

 ジュニアスクールの3年生の授業では、国語と算数の後に音読タイムを設けています。先週の音読タイムのテーマは“気持ちを込めて読もう!”セリフに感情を込めて音読することに挑戦しました。

 はじめのうちは、みんな恥ずかしがっていましたが、そこは元気な3年生です。何度か練習するうちに、教室のあちらこちらで元気のよい声が上がり始めました。なかには「もっとこうしたほうが、本当っぽくなるよ。」などと演技指導(?)をする子まで……。

 私が、「今日は最後に、このセリフの中から1つえらんで、お芝居をしてもらうよ。」と言うと、子ども達はますますヒートアップ。エスカレートしすぎて、だんだんおかしな方向に向かっていく子もチラホラ。勢い余って、アドリブまで飛び出しました。 

 そんな中、ある一人の男の子が「先生、僕は1つだけじゃなくて全部やりたい。」と言ってきました。1人1つずつというと、「全部やりたい。」という子はいるものです。普段なら気にしませんが、その子はクラスの中でもあまり目立たない物静かな子でした。少し不思議に感じながらも、全員がすべてのセリフに挑戦すると時間が足りなくなること、時間が余ったら他のセリフにも挑戦してもらうことを私が伝えると

「じゃあ、先生だけでもいいから聞いて。今からやるね。」と突然演技をスタート!

 授業のときの自信のなさそうな様子からは想像もできない、いきいきとした表情に、最後まで聞き入ってしまいました。その子は終わった後も何度も何度もお気に入りのセリフを繰り返していました。どうやら、演技をする楽しさに目覚めたようです。

 通常の授業では見ることができない子ども達の新たな一面を発見できるのも、この音読タイムのような体験型学習ならではのことだと思います。

 普段の授業では、のんびりゆっくり課題に取り組み、こちらから質問しても「う~ん。」と考え込んでしまう彼にこんな一面があるなんて思いもしませんでした。これをきっかけに、今後授業でも積極的に発言できるようになってくれればと思います。

(satou) 

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見直しチェック!

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2009年 9月 10日 木曜日

 ジュニアスクールの授業では、毎回簡単なミニテスト(かんたんチェック)を行っています。内容は主に計算や漢字といったものですが、後期からは、このプリントにちょっとした“細工”を加えているんです(^v^)

 それは・・・見直し欄!! 問題をやり終えた後に、やりっぱなしにするのではなく、子どもたち自身の目でもう一度たしかめをしてほしい、という願いのもとに、小さなものではありますが枠を作りました。そして、今週、ナビゲーター(指導担当者)からの報告書に、早くもその反響が聞こえてきましたので、その一部をご紹介します!!

☆○をつける欄があるだけで、子どもたちは見直しをしてくれたので効果あり!というべきでしょう。1年の国語の場合は間違いを探すというより「形が崩れていたり、雑に書いてしまった字を自分でみつけて丁寧に書き出す」という意味での見直しとなります。 

 「見直しをする」といえば、あたりまえのことと思われるかもしれませんが、だからこそ子どもたちにはそのような姿勢を徐々に身につけてほしいですし、また、やり終えたものを一呼吸おいて落ち着いて見るという機会にもなってくれたら良いなあと思っています。 

(maeda)

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『後期のはじまり』

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2009年 9月 7日 月曜日

 さて、先週からジュニアスクールも後期の授業がスタートいたしました。そして、今回のぞいてみたのはいつも賑やかなこのクラス。やっぱり休み明けも賑やかです(^_^;)久しぶりにお友だちに会えて嬉しいんでしょうね。休憩時間には、親戚の家に行ったこと、野生の動物を見たり触ったりしたこと、また、『先生!〇〇って知ってる??』など、数人の子が私にもいろんなお話をしてくれました。

 写真は国語の様子です。つなぎ言葉を使ってのリレー作文です。『でも、見つかりませんでした』『すると、もういっぴきのペットも・・・』ランダムに指定されるつなぎ言葉に、子どもたちは「え~!〇〇??」「○○かぁ。う~ん・・・。」と悩みながらも元の文からどんどんお話をふくらませていました。途中の展開がやや迷走(?)気味に見えたグループも、なんとか最後はほぼハッピーエンドに。ほっ(>_<)よかったです。

(maeda) 

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