今日は、2年生の授業について、ご紹介しようと思います。
国語では、「とらとふえふき」という、笛を吹くのが上手な木こりと、その木こりを食べてしまおうとする踊りが大好きなトラのお話を読みました。登場場面ごとの状況を思い浮かべながら、内容を読み進めていきます。読み進める途中で、「(木こりはノコギリを持っているから)逃げずに、ノコギリでトラをやっつければいいのに。」という柔軟な(?)意見も子どもたちから出されましたが(笑)、それだけ頭の中に場面を思い浮かべることができている証拠ですね。
次は 算数です。今回の単元は、「よこから見たかたち」。積み重ねられたブロックを横から見るとどんな形? ブロックの数は全部でいくつ? という問題です。これって公務員採用試験にも出題される、実は高度な内容ですよね。子どもたちは難なく、というか、楽しそうに解いていきますが……。そんな子どもたちですから、先生から渡された問題プリントをスイスイ解いてしまいます。そこで今度は、実際にブロックを使って自分たちで問題を作る課題にも挑戦してもらいました。お友達の作った問題を競うように解いていく楽しそうな表情を見ていると、「押しつけではなく、楽しく学ぶ」ことの重要性を改めて実感します。しばらくして、突然、後方で静かに参観していた私に問題作成役の指名が! これまで難なく課題をクリアしてきたみんなを悩ませてやろうと、若干大人げないことを考えながら、あれこれ複雑にブロックを積み重ねてみました。 が……、子どもたちはこれも楽しそうにクリア!! 子どもたちの発想の柔軟さや楽しそうに課題に取り組む姿に、こちらも学ぶ楽しさを思い出させてもらいました。
(butsuen)