漢字の成り立ち?

罫線

2011年 5月 21日 土曜日

 今日は、3年生の国語でのお話をご紹介しようと思います。

 今回は、「漢字は絵からできている!」という単元で、漢字の成り立ちについて学びました。ものの名前を表す漢字は、そのものの形から作られていること、動きや様子など形がないものを表す漢字は、その言葉の意味を表した絵からできた、ということを学習しました。先生が、黒板に漢字の元になった絵を示し、それが漢字に変化していく過程をわかりやすく説明されるのを聞きながら、みんな興味津々で、「そうか!」「あっ、わかった!」と、一生懸命考えていました。

 しばらくすると、漢字のもとになった絵を見ながら問題を解いていた子どもたちから、「あっ、『メジン』が出てきた!」「今度は『ヒジン』!」と、とても楽しそうな反応が。しかし、教室後方で参観していた私には、暗号のような『メジン』『ヒジン』の意味がさっぱりわかりません。しばらく考えた後、子ども達の声をよくよく聞きながらプリントを見直してみると・・・
漢字の成り立ち『メジン』→『目人(メジン)』→『頭が目になっている人』・・・【見】
『ヒジン』→『火人(ヒジン)』→『頭が火になっている人』・・・【光】

ということらしいのです。漢字の成り立ちにおける、絵から文字に変化していく過程も興味深いのですが、そこから発展してさらに考える子ども達の発想には、こちらも脱帽でした。ちなみに、『ヒジン』の頭が「花」だと思った私は、正解の【光】にたどり着くまでにかなり悩んでしまいました(*_*)

(butsuen)
 

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