今日は、1年生の「楽しい夏休み講座」の様子をお伝えします。
今回の国語は、「さかさのさかさ」という単元です。これは、「さかさことば」を考えることで、言葉を構成する音に注目し、一音ずつ分解できるようになることをねらいとしています。
まずは、さかさまに書かれた先生の名前を読み、正しい名前を考えます。ホワイトボードにさかさまに書かれた私の名前を読むとすぐに、「わかった!」と手があがり、「えーっ、先生の下の名前ってそんな名前なん?」「女みたい」(ちなみに私は男です)などと声があがりました。今日の授業の内容を理解したお子さんからは、「わたし知っとるよ!『とまと』!『しんぶんし』!」と元気の良い声も聞こえますつづけて、お子さんたち自身の名前をさかさことばにして考えました。プリントに自分の名前をさかさまにして書き、それを順番に発表していきました。自分の名前をさかさまにするのが初めてのお子さんたちにとっては、それがとても面白いようで、みんな大喜びでした。
次に、リズムに乗って手を叩きながら、先生が言った言葉をさかさにしていくゲームを行いました。例えば、“パンパン”→「まう」→“パンパン”→「うま」→“パンパン”→「かし」→“パンパン”→「しか」・・・といった感じで進めていきます。2文字の言葉はミスもなく、子どもたちは余裕でクリア!3、4文字になると、若干の言い間違いもありましたが、ほとんどの問題はすぐに頭の中で言葉をさかさまにしていました。お子さん達があまりにも間違いなくテンポよく答えていくため、出題するこちら側がネタ切れになってしまうような場面もあり、ここで再び、「『とまと』!『しんぶんし』!」というリクエスト(?)もでました(笑)
お家でも、このようなゲームを家族みんなでやってみてはいかがでしょう。きっと、お子さんの飲み込みの早さと頭の回転の速さに驚かれると思いますよ。
(写真は、同じく「楽しい夏休み講座」1年生算数の「パターンブロックで動物作り!」における一場面です)
(butsuen)