先日、1年部授業参観とパズル道場参観(1年生のみ)が実施されました。当日は多くの保護者の方々にお越しいただき、中にはお父さんお母さんやご兄弟、ご家族皆さんでお越しくださった方もおられて、とても賑わった行事となりました。お忙しい中ご参加いただいたご家族の皆様、ありがとうございました。
その中で、今回はパズル道場での様子をご紹介させていただきます。
通常パズル道場は、1~3年生までが同じ教室で課題に取り組んでいるのですが、今回は参観ということで1年生のみ別教室での実施となりました。1年生だけなのでお子さんの数はやや少なかったのですが、お父さんお母さんご兄弟にご出席いただき、普段とはまた違う活気のある授業となりました。お子さん達も、家族が参観に来ていて、しかもパズルの課題や対戦ゲームなどに一緒に取り組むということになると、やはり普段とは様子も異なり、いつも以上に楽しくかつ真剣な表情で集中して課題に取り組みます。
普段の授業ではもの静かで黙々と机に向かっている女の子も、この日は非常に積極的で、これまでとは違う顔を見せてくれました。課題について説明してくれるお父さんを、目を輝かせて満面の笑みを浮かべながら見つめる表情や、お父さんお母さんとの元気なやりとり、幼い弟へのしっかり者のお姉ちゃんとしての言葉かけなど、家庭においては塾で見せることのない別の姿があるのだなと感じました。
私たちは、基本的には塾での授業やその前後の時間位しか、お子さんたちと接する機会がありません。お父さんお母さんが「塾でのわが子はどんな様子なのか」と気にされて、お子さんの姿を見たいと思われるのと同様に、私たちにとっても、普段の授業中での姿だけではなく、家庭での様子を垣間見ることで、少しでもお子さんのことを知る手がかりにしたいと思っています。今回の参観におけるお子さんの姿を見て、普段限られた時間や環境の中で見ているのは、その子のある一面でしかないということを実感する貴重な機会でした。お子さんの成長を確認していただく機会として、また、その成長に微力ながらお力添えするためにも、今後も授業参観や保護者面談などの行事にはふるってご参加いただければ幸いです。
(butsuen)