11冬期講座開講

12/23(金・祝)より、2011年度1・2年部冬期講座および3年部冬期集中講座を開講いたしました。ほとんどの校舎で定員を超えるお申し込みをいただき、当初の予定より急遽クラスを増設して対応させていただいたところもありました。お申し込みいただいた皆様方には、この場を借りてお礼を述べさせていただきます。ありがとうございました。
今回の1・2年部冬期講座では、新たに「玉井式国語的算数教室」を導入いたしました。家庭学習研究社では、来年度からこの「玉井式」を1~3年部で全面的に導入することになりますので、1人でも多くの方に玉井式の良さを体験していただく機会にしようと、今回の1・2年部冬期講座は玉井式カリキュラムに沿って設定しています。
この玉井式とは、授業の中でアニメーション映像を補助的に用いながら、日常場面に即した算数の課題に取り組むことにより、学力向上とともに、お子さんの将来に必要不可欠な「イメージング力」を向上させることを目標としている講座です。独自のカリキュラムに基づいて進行していくことになるため、学習単元は学校よりも速く進んでいきますが、アニメーションが視覚的に思考を助け、抽象的内容であっても子ども達の身近なものへと具体化してくれるため、多少難解な内容であっても一定の対応が可能になります。また、「国語的算数教室」の名称通り、国語や算数といった教科分けがなされておらず、カリキュラム全体にわたる長編物語を読み進めながら国語的要素を含んだ算数の問題を解き、1つの授業の中で国語と算数両方の学習を進めていくというのも大きな特徴になっています。
さて、今回の冬期講座ですが、1・2年部ともに学習内容がハイレベルで、学校では未習である内容に戸惑うお子さんが多いのではないかという若干の不安もありました。しかし、ここまでの授業の様子を見る限り、問題が難しくてすぐには解けなかった場合にも、アニメの内容を思い出しながら一生懸命考えている姿や、先生の説明を聞いて「わかった!」と上がる元気な声、帰り際の「先生、次のお話どうなるん?早く見たい。」などという声を聞いたりすると、1つの授業が終わる時には何かしらの楽しさや達成感を得てもらえているのではないかと思っています。まだ日程途中ですが、全日程を終えた時、どのお子さんにも「わかった!」という達成感を一つでも多く抱いてもらえるような実りの多い授業を展開していければと思います。
(butsuen)