2012「玉井式国語的算数教室」2・3年部、ジュニアスクール開講!

3月5日(月)の週より、2012年度「玉井式国語的算数教室」2・3年部および「ジュニアスクール」前期講座が開講いたしました(玉井式1年部は3月19日の週から順次開講)。
玉井式は、アニメーション映像を補助的に用いながら、種々の能力の基盤となる「イメージング力」向上を目標とする講座です。学習内容としてはハイレベルなものも含まれますが、発達途中である低学年のお子さんが情報として取り入れやすい視覚情報を用いて、算数の文章問題や長文読解、空間認知などの能力獲得を目指すカリキュラムは、効率的で理にかなった学習方法であるといえます。
一方、ジュニアスクールは、低学年のうちに楽しく学ぶ経験が、将来にわたる自発的・積極的な学習姿勢につながっていくという考えに基づき、「学ぶ楽しさ」を知ってもらうことを大切にしている講座です。弊社オリジナルのカリキュラムに沿って、様々な学習要素を取り入れて楽しく学びながら、中学受験を目指す上でも大切な重要単元の基礎的内容を押さえることに重きを置いています。
それでは、少しだけ開講初日の様子をご紹介させていただきます。まず、玉井式2年部ですが、授業の導入からとても楽しそうな表情を見せてくれました。既に冬期講座などで玉井式の授業を経験しているお子さんは登場人物をよく覚えていて、導入部分でキャラクターが登場するたびに、「あっ!ロザリー先生は、髪の色が金と銀なんよ。」「あの人は魚屋よ!(実際は人違い(いぬ違い?)でしたが・・・)」など元気な声があがります。今回初めて参加するお子さんたちも目を輝かせ、映像や先生のお話に引き込まれていく様子が印象的でした。新2年生といっても学校ではまだ1年生ですし、長時間は厳しいかな?とも思いましたが、集中力を切らすことなく最後まで頑張って問題に取り組んでいました。
玉井式3年部では、分数と小数について学習しました。まだ学校でも習っていない難しい内容ですが、先生の解説を聞き、指導を受けながら課題に取り組むことで、どの問題も全員が答えを導き出すことができました。図形単元もかなり難易度の高い問題でしたが、かなり頭を悩ませながらも最後には全員が答えることができました。
ジュニアスクールの授業でも、子どもたちはみんな楽しそう。2年部の授業では、初回ということで、自己紹介を兼ねて、自分の思いや考えを表現する練習に取り組みました。プリントに自分の似顔絵を描き、そこに吹き出しをつけて自分自身の説明を書いていくのですが、他人に自分のことを正確に知ってもらうのは、大人でもなかなか難しいことですから、お子さんたちも「うーん・・・」「これで分かるかねぇ?」などと独り言を口にしながら一生懸命考えていました。その後、自分で悩み考えた説明文をもとに、みんなに自己紹介していきます。昨年度から一緒のクラスで仲良しのお友達の発表も含めて、みんな集中して聴いていました。授業の中では、自己紹介文を使って「自己紹介クイズ」も行い、授業の最後にも再びお友達の自己紹介内容を質問されましたが、みんな笑顔でしっかり答えられました。
先述のとおり、玉井式にもジュニアスクールにもそれぞれ特徴がありますが、どちらもお子さんが楽しく学習に取り組めることが何よりだと思いますし、それが今後の学習成果にも結果として表れてくることでしょう。まだ今年度の講座は開講したばかりですが、初日の活気と良い緊張感を保ち、これからもお子さんたち全員が「楽しく学べる」授業を展開できるよう、スタッフ一同力をあわせて頑張っていきたいと思います。
(butsuen)