規則をみつけよう

罫線

2012年 11月 21日 水曜日

今回3年生の学習は、「規則をみつけよう」がテーマでした。たとえば、2,,,,,,,,,,,,……のように、無作為に並べられたように見える数字や記号の列をみて、どのようなきまりで並んでいるか考えます。将来的には、「数列」につながる単元で、中学生や高校生になると多くのお子さんが苦労しています。公式を用いる数列の問題はまだ学習しませんが、今のうちから考え方など親しんでもらえていればと思います。

実は、規則性をみつける学習は今回が2回目です。子供たちは10月の終わりに一度規則性について学習しています。前回のテストでも出題され、結果をみると苦戦した子もいたようでした。ただ、前回の学習後に宿題やテストの見直しをしたからでしょうか、前回に比べ、今回とてもみんなぐんと成長している様子がうかがえました。

まず、2,,,,,,,,,,,,……の問題を見て「きまりがわかるかな!?」と聞くと、すぐにみんな「わかる!」と自信満々に返事をし並び方を書いてくれました。全員「2,,,,,1」で大正解です!続く問題では、イラストに描かれていないずっと先の28番目の数字を問われます。「どうやって考えようか……?」と尋ねると、「割り算を使う!」とまたまたすぐに返事が返ってきました。この返事を聞き、とてもうれしく思いました。子ども達の言う通り、今回の一番重要なポイントは割り算をつかうことです。特に、「①割り算を使い、並んでいる数字をグループ分けできること②商とあまりの意味を理解して、○番目を導き出す」の2点が重要です。28番目までに、「2,,,,,1」のグループがいくつあるか考えるので、28÷6で4あまり4。つまり4つのグループがあり、5つ目のグループの中の4番目の数字が28番目の数字となります。規則性

前回の授業では、意味を理解しようと一生懸命説明を聞いていた子ども達でしたが、今回は、「商」と「あまり」の意味をどんどん答えてくれました。類似問題が出るたびに、「商」と「あまり」の意味をしつこく何度も確認しましたが、毎回しっかりとそれぞれの意味を答えてくれました。(途中から、「もうわかるよ~」という声もありましたが、なおしつこく尋ねました。)さらに、難しい問題を自分で解けることが嬉しいようで、練習プリントも今日はいつも以上に意欲的に取り組んでくれました。めらめら授業もとてもスムーズに進み、色々うれしくて私の顔はにやけっぱなしでした…

約1ヶ月の間にこんなに成長していることに驚きました。お家でしっかり復習をできたのだと思います。テストの後にさらに成長し、定着できたことが何よりうれしく思います。

 

 

(makino)

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