先日の春休み学習会のお話の続きです……。
算数で3年生が特に燃えてくれたのは、『パズル』でした。9枚の三角形や四角形や五角形を並べて、与えられた6つの形を作るものです。
取り掛かる前に、パズルをするときの心構え!? を話し合い、『人に教えてもらって出来ても面白くないから、自分の力で出来るまでじっくり考えることが大事。だから、自分のペースでやる。』ことにしました。
レベル1、2、3くらいまでは、みんな比較的すらすらと出来ていたのですが、だんだん難しくなって、もがき苦しむ子が増えてきました。けれども、誰一人、助けを求めることなく、自分の力で一生懸命考えています。顔を真っ赤にして悩む子もいて、私が見かねて1,2枚置いてあげようとすると、「だめ!自分でやるんだから!!!!」と叱られました……。
時間になったので、切りのいいところでやめるように言うと、「やったあ☆できた!」「まだ止めたくない!残ってやってもいい?」と言う子たちの中に、「あ~!ストレスがたまった!!」と少々お怒りの子が…。「ストレスがたまっても、ヒントをもらわないで、自分の力で一生懸命考えたんだねえ。すごいねえ!えらかったねえ!!」どの子も、いつもの何倍も、褒めて褒めて、褒めました。
大人でも悩んでしまうほど難しい課題もあったのに、途中であきらめないで、出来るまで粘り強く、必死に考える姿に、大感動でした。私もがんばらなきゃ!と、たくさんの刺激を与えてもらった、春休み学習会でした。
(tanaka)