夏のおかあさんセミナーを開催します!

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2013年 6月 20日 木曜日

 明日はいよいよ、「夏のおかあさんセミナー」を開催します!明日もぐずついたお天気が続くようではありますが、昨晩から今日にかけたような大雨からは免れることができそうです。お足元悪い中お越しいただくことにはなりそうですが、せっかくの機会なので、皆様ぜひお越しください♪

 さて、先日、玉井式1年生の授業を見てきましたので、一部ご紹介します。今回1年生は、「カードゲーム」を通じて、数の足し引きの概念について学習しました。カードゲーム主人公達が、示されたカードと合わせて「10」になるように、手持ちのカードを出し合います。先に出した方が2点加点され、間違えた場合は1点減点され、合わせて5回戦行い合計点を競いました。

 子ども達は、主人公達のゲームの結果を食い入るようにみていますが、表の見方がよく分からないようです。主人公達の合計得点を求める問題では、カードを遅く出したことを示す「×」印を見て、「『×』だから1点減点!」と勝手に1点引いてしまう子がたくさんいました。

 机間巡視をしながら、先生が「あら~、ひっかかってるよ!みんなよ~く見てよ!」と呼びかけると、全問解き終えたと余裕の表情を見せていた子も「え~!?」とあわてて見直しを始めました。「先生、どこが違うん!?」と尋ねる子もいましたが、先生は「それは、自分で探しましょう♪」とニヤニヤしながら、見守っています。
しばらくの間、それぞれ間違い探しに必死でしたが、結局、今回は数人しか正しい答えに辿りつけず全体で答え合わせをしながら確認しました。
「×」の意味を確認すると、「あ~、そっか~~!!」とやっと納得した表情を見せてくれました。

 このような問題では、長い説明文の内容を理解し、さらに問題に必要な箇所の情報を拾い、整理する力を必要とされます。慣れない作業に苦戦する子も見られましたが、先生から一生懸命考え、答え合わせで理解できたことに、しっかり花丸をもらえました。満足顔で帰っていく姿がとてもかわいらしかったです。

 

(makino)
 

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ジュニアスクール2年部で保護者参観を実施しました。

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2013年 6月 5日 水曜日

 先週は、ジュニアスクール2年生の保護者参観を実施しました。今回は、国語の授業の様子をご紹介します。
 このクラスでは毎回「ぼくは、今日○○をがんばります。」と授業初めに目標を発表し、授業終わりに達成できたかどうかもう一度発表するという取り組みをしています。この日も目標の発表から始まりました。「先生の話をしっかり聞く」、「手悪さをしないようにがんばる」など、各々目標を掲げていました。授業終わりになると「あれ?僕の目標何だったっけ?」と忘れることもあるようですが、最近、この取り組みを始めて、少しずつみんな目標を意識しながら授業に臨めるようになったそうです。今回は目標達成できるのでしょうか?

 国語の授業では、まず、シーソーに乗っている子どもたちのイラストを見ながら、みんなで「片方が上がると、片方が下がる」というシーソーの仕組みを確認しました。そして、「上がる」と「下がる」という言葉を先生が黒板に書くと、子ども達の方から「反対言葉だ!!」と元気よく答えが返ってきました。その通りです!今回は「“大きい”の反対の意味を表す言葉」について学習します。
子ども達からキーワードが出たので、早速「“大きい”の反対は?」「“長い”の反対は?」と、先生が色々な言葉を挙げ、反対の言葉を発表してもらいました。「反対を表す時、“大きくない”ではなく、反対の意味を表す言葉がそれぞれあるね。」と、確認できたところで、続いて反対言葉の神経衰弱ゲームに取り組みます。

 ゲームと聞いて子ども達は大喜びです。今回取り組むゲームは、通常の神経衰弱と同じですが、単語がそれぞれのカードに書かれています。1枚目のカードをめくり、反対の言葉を発表した後、さらにもう1枚めくります。1枚目のカードの意味と反対になる組み合わせを作れたら、そのカードを取れる!というルールです。

 みんなやる気満々でスタートしました。勢い余って、初め何度も反対言葉を発表せずに次のカードをめくりそうになり、その度に先生が必死に止めます。初めは、なかなか反対の組み合わせが出てきませんでしたが、次第に「この反対言葉のカードでた!」と懸命に記憶をたどります。見事同じカードを当てた子は「イェーイ!!」と大喜び。周りの子も次第にヒートアップしていきました。カードをめくる度に「それ見た!」「あーーー!!分かった!」と言っては、口をふさいだりして自分の順番が回ってくるまでカードの場所がばれないようにしています。また、他の子に取られないように一生懸命祈っている子もいました。最後の方になると、だれかがペアをゲットする度に、歓声をあげてピョンピョンはねていました反対の言葉。子ども達の激しいリアクションにお母さん達も大笑いでした。

 授業終わりに、先生が「今日の目標の達成度」と併せて「今日の勉強で楽しかったこと」について聞いてみました。やっぱり今日は、国語のゲームが一番人気でした。

「僕は、今日、すいけいしんじゃくが楽しかったです。」

おしいっ!!最後の最後で思わず教室中が笑いに。
先生が「神経衰弱ね。もう一度いってみましょうね。」と言い、再チャレンジします。

「僕は、今日…すいけいしんじゃくが楽しかったです。」
やっぱり言えず、「あれー?」と笑いながらお母さんの顔を見ました。お母さんも「もう!」と言いながらも爆笑で、楽しく授業を終えることができました。
 

(makino)

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かけ算の意味を考えよう!

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2013年 5月 30日 木曜日

 先週、ほたるについてご紹介した後、週末、実家の近所に探しにいきました。すると、もうほたるが数匹いました!毎年のことですが、やはり第1号ほたるを見つけたときはとても感動します。数匹でもとてもきれいでしたが、これからさらに見頃になります。ぜひ足を運んでみてください。

 さて、今回は、玉井式2年生の授業の様子を一部ご紹介します。2年生は今回からかけ算の単元に入りました。かけ算と聞くと九九を思い浮かべますが、今回は、九九を学ぶ前に大切なかけ算の意味についてしっかりと学習しました。きほんのおはなしでは、5+5+5+5+5+5=5×□というような問題に取り組みました。一見難しい問題に見えますが、かけ算の意味をしっかりと理解していれば簡単に解けます。また、このような問題を解きながら、子ども達は「5が6こあるから5の6つ分で…5×6!」などと九九をただ暗記するのではなく、しっかりと意味を考えながらかけ算に取り組んでくれます。100+100+100+100+100=100×□と桁数が増えた場合でも同じように意味を考え、ばっちり答えることができました。

 「ものがたり算数」では、お母さんがえんどう豆を使って夕食を作っている場面です。今回は、このえんどう豆についての問題も出題されました。

「4つずつ豆が入っているさやが60こある時、豆の数は全部でいくつになるかを表す式を書きなさい。」

子ども達の意見が分かれました。

一方は、60×4、もう一方は4×60と答えています。そこで、えんどう豆の絵を描いてどちらが正しいのか確かめてみました。
「4×60は、4つの豆が入っているさやが60こあるんだよね。」と先生と一緒に何のいくつ分か発言してもらいながら確認します。「ほら、やっぱり合ってるよ!」と4×60と書いた子達は嬉しそうです。
「じゃあ、60×4だと何が違うのかな??60×4のえんどう豆ってどんな豆?」と先生がきくと、「だって、そうしたら1このさやに60こ豆があるもん!」「パンパンじゃね!」と子ども達から気づくことができました。60こ豆が入っているパンパンのさやを想像して子ども達はケラケラと笑っていましたが、自分たちで意味の違いに気づくことができ、よく場面をイメージできました。えんどう豆

 九九を暗記することは必須ですが、その前にしっかりと色々なかけ算の意味を考えながらイメージできるようになってもらいたいです。お家でも色々なかけ算を探してもらえればと思います。

 

(makino)

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ほたるを見にいこう!

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2013年 5月 23日 木曜日

 私の地元は県北なのですが、先日帰省しているとき、所々で「ほたる祭り」の看板をみかけました。今年も、ほたるの季節がやってきます。家の前の田んぼに、当たり前のようにほたるがいる地域なので、毎年ほたるを見て育ちました。小学生の頃、ほたるが身近な存在であったので、ほたるの一生を本で読んだり、授業でほたるについて学び、きれいな川がどれだけほたるにとって大切かなど学べました。しかし、先日ほたる祭りの話を子ども達にしてみると、「ほたるを1度も見たことがないよ。」という子が意外に多くとても驚きました。確かに市内はほたるが見られる場所は限られるので、見たことないという子の方が多数派なのかもしれません。

 夏の風物詩として、ぜひ足を運んでみていただきたい「ほたる祭り」。とても良い思い出ができると思います(入園料なども必要ないという点も魅力です♪)。小川にほたるがたくさん飛んでいて、時には光の波を見ることもできます。向こうの方から光が押し寄せてくる光景は、本当に感動します!出店が並ぶ通りを抜け、小川の方へ向かうと、水の流れる音を聞きながら静かに楽しめる場所もあり、にぎやかなお祭りとはまた違った良さを味わうことができます。県北で言うと、川根や君田も有名ですが、灰塚(三良坂)のほたる祭りも落ち着いている雰囲気でおすすめです(^^)

 各地の気候などによりばらつきはありますが、6月上旬から7月中旬ごろにかけて、県内各地でほたるを見られます。県北はさすがに遠すぎるかもしれませんので、お近くでほたるを鑑賞できる所へ、ぜひ足を運んで見られてはいかがでしょうか。
そして、ただ鑑賞するのもよいのですが、ほたるを見ながらお子さんにほたるについてお話ししてあげると、さらに楽しさが増し、野外活動としての勉強にもなると思います。参考までに豆知識をご紹介します。 

ほたるの一生は約1~2年です。そのうち私たちが見ている成虫のほたるでいられる時期は約1週間です。それ以外の時期は何をしているのかというと、幼虫時代は、大人になるために川の中でひたすらカワニナやタニシといった貝を食べています。そのため、これらの貝が生きられるきれいな川にしかほたるも生息できません。しっかり食べて成長し、さなぎになり、しばらくしたら成虫になれるのです。成虫になると水しか飲まないそうです。本当にほたるにとって、きれいな水は欠かせませんね。
 また、光を放ちながら、仲間同士でコミュニケーションをとったり、オスとメスが会話をしたりするのですが、大きな光を放っている方がオスです。体の大きさはメスよりも小さいのですが、メスに自分をアピールするためにメスよりお腹の光る部分が大きくなっています。もし、手や服にほたるがとまったら、そっと観察してみてください。 

今回、ほたるについてばかりご紹介しましたが、記事をきっかけにほたるを見に行くという方がいらっしゃればとても嬉しく思います。好条件の日は、雨上がり、蒸し暑い、風が吹いていない夜の8時から9時だそうです。機会があれば、ぜひ足を運んでみてください♪
ほたる

(makino)

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玉井式のテキストご紹介!

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2013年 5月 15日 水曜日

 5月に入り、一気に暖かくなりました。と思っていましたが、通りこしてあっという間に夏日になってしまいました。久しぶりに校舎へ行くと、半袖半ズボン姿の子がたくさんいます。先週は、3年生の授業に参加させてもらいましたので授業風景をご紹介します。
玉井式テキスト玉井式では、5月の連休明けからテキストを使用することになりました。前期に習う内容が1冊にまとめられ、宿題もこれまでは毎回プリントを配布していましたが、2冊にまとめられています。テキスト冒頭のカラーページでは、主人公たちが紹介されていたり、キャドック王国や通貨について簡単に説明されています。子ども達はさっそくもらったテキストを開き、「アベルって犬族じゃなかったんじゃ~!」など新しいテキストを見ていました。
 新しいテキストをもらい、ウキウキした気分で早速授業に入りました。今回は、余りのあるわり算の学習をしました。まず、「きほんのおはなし」で、イラストを用いながら基本的な考え方を学習し、さらに、九九を利用しながらわり算の答えの求め方や、商と余りの確かめ方など学習しました。どの問題もたくさん元気な発表が飛び交い、自信満々に1問1問順調に答えてくれました。テキストに式や答えを書きこむ際も、とてもきれいな字で書きこんでくれます。これは…新しいテキストの効果でしょうか!?
 続く、「ものがたり算数」ですが、今回はとてもこわいお話でした。主人公が消えてしまったはずのレインボーブリッジにたどり着いたのですが、そこで、犬族に追いかけられてしまいます。その不思議な世界から脱出するため、主人公は助けに来てくれた金魚のグーピーのいう通りに、木の葉っぱに同じ数ずつついている透明の粒を穴に分けたり、あまった粒を飲み込んだりと、いくつかの指示に従います。ハラハラドキドキする内容に、子どもたちは時折手で口を押さえたりしながらアニメに見入っていました。
よっぽどドキドキしたのでしょうか?いざテキストに取り組む時、アニメの内容を覚えていないと解けない重要な数字などをみんなすっかり忘れてしまっていました。「あれ??なんだったっけ??」と各問題で考えこんでいます。
 そこで、今回はヒントを大いに活用し重要な数字を振り返った後、物語に沿って考えていきました。余りのあるわり算など、考え方はしっかりおさえられていたので、ヒントを見ると、各問題の考え方をしっかりとまとめて説明してくれました。
 3年生になると、お話の内容がクライマックスへとどんどん進んでいきます。続きが気になる回もどんどん増えていきます。昨年の3年生は、何度も「え~ここで終わり!?」「短いよ!!」などアニメが終わる度に声をあげ、とても楽しんでいました。
新しいテキストに加え、お話もどんどん面白い内容になっていくので、今後の授業もたくさん楽しんでください。
 

(makino)

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