新規生の様子を紹介します。

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2013年 1月 16日 水曜日

 

  先週は、後期講座が開始し、久しぶりに通常クラスでの授業でした。

相変わらずみんなとても元気そうでした。年末年始でおばあちゃんのお家へ行ったこと、お年玉の使い道など色々話してくれました。また、たくさんおいしいものを食べたのでしょう。なんだか…お正月あけてすごく体格がよくなっている子も…。みんなとても楽しいお正月だったようです。

冬期講座が終了後、たくさん「楽しかった!」という声を聴くことができました。さらに嬉しいことに、冬期講座を受けた後、そのまま1月から通塾してくれている子もいます。先週、2年生の教室へ新規生(冬期講座に参加してくれた子)の様子を見に行ってきましたので、その時の授業の様子をご紹介します。

今回は、長さや重さの単位換算について学習しました。重さの単位換算は「1t=1000g」「1kg=1000g」と分かりやすいのですが、長さの単位換算は、「1㎞=1000m」「1m=100cm」と桁数が異なるため難しいようです。このような単元では、単に暗記するだけでなく、身近な場所の距離や身近な物の重さなど、繰り返し具体例をイメージしながら考えていくと理解が深まります。玉井式では、授業の映像がお子さんのイメージングをサポートすると共に、具体例を示しながら学習を進めています。しかし、イメージングの力は徐々に養われていくので、習いたての場合はまだ慣れないため混乱してしまう子も多く見られます。

 今回見学した授業でも、具体例をイメージしつつも、まだなかなか正しく単位換算できない子が多くみられました。そこで、先生が「1㎞=1000m」「1m=100cmと色分けをして板書し、それを見ながら問題に取り組み、繰り返し確認していきました。ちょっとした板書でも「視覚的に分かり易い」ということは、低学年の授業ではとても大切なことだと改めて感じました。その板書を見ながら「赤は…青は…」と区別しながら取り組んでいる子もいました。

 基本をしっかりとおさえることができたことが自信に繋がったようで、その後「ものがたり算数」など積極的に参加できました。今回は、みんなで主人公達になりきろうと、一人ずつ役を決めて音読しました。みんな自分のセリフがまわってくると張り切って読み、お母さん役になった男の子がお母さんになりきってセリフを言う場面では、抜群の演技力を発揮してくれ、みんな大笑いでした。新規生の子もクラスにもすっかり馴染め、笑顔で帰っていく姿を見てほっとしました(一番ほっとされたのはお迎えに来られたお母さんのようでした)。新しいお友達が増えて、みんなも嬉しそうでした。今後も体験を受けられるお子さんや新規生のお子さんも授業に楽しく参加できるようしっかりと見守っていきたいと感じた日でした。

 

 

(makino)

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冬期講座が始まりました(2)

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2013年 1月 9日 水曜日

   あけましておめでとうございます。本年も、つれづれ日記では、皆様に当塾に通われるお子さんが日々学び、成長していく姿をお伝えしていきます。よろしくお願いいたします。

  さて、年末に3年生の初日冬期集中講座の様子をご紹介いたしました。今回は1・2年生の玉井式冬期講座の初日の様子をご紹介いたします。

 年生は今回、前半を「100までの数のたし算とひき算」について学習しました。アニメでは、10キャドリンと1キャドリンの貨幣を用い(キャドリン=アニメの舞台キャドック王国の通貨です)、一の位と十の位に分けて考えるように導いてくれます。プリントの問題でも同様に貨幣のイラストを合わせたり引いたりする問題から取り組み、徐々に2桁同士の計算式の問題にも取り組みました。数式になると、少し悩んでいる様子の子もいましたが、分からなくなったら10と1を書きゆっくり考えながら解き、見事全員正解できました。授業

ものがたり算数では、登場人物達が飼っている金魚を池で遊ばせようと池の地図を見ている場面です。いくつかある池にはそれぞれ大きな魚、小さな魚、かにがいます。その中から金魚を遊ばせることができる池を考えています。問題では、金魚が遊べる池の条件が複数挙げられており、子どもたちは登場人物たちと一緒に条件に合う池を考えながら問題を解いています。また、先ほどの100までの数の足し算を用いて魚の数を求める問題もあります。自分も登場人物達と一緒に地図を見ながら考えている気分で、各問題を解きとても楽しそうに問題に取り組めました。初日の授業後、「え~来週まで授業ないの~待てない!早く続きが見たいよ~!」とお母さんにせがむ子もいて、とても嬉しく思いました。

2年部の開講日は、クリスマスの25日でした。今回参観したクラスでは、小学校が同じという子、玉井式の通常講座に通っている子など、たまたまお友達と同じクラスになれた子が数名いた為か、初日から和気あいあいとした雰囲気でした。授業前、教室ではサンタさんから何をもらったかなど楽しそうに話している子もいます。プレゼントを複数もらえたと嬉しそうに話す子もいました(中にはプレゼントを9個もらったという子がいて、とても驚きました!)。

2年生は、かたちの形での場面をご紹介します。

今回かたちの形では、積み上げられた立方体の数を計算する問題に取り組みました。この問題は、積み上げられて見えない部分の数をイメージしなくてはならない難問であるため、苦戦している子も沢山みられました。アニメや教具で、1段目から順に立方体を持ち上げて、下に隠れている立方体の数を確認します。隠れている立方体を見て、驚いた顔をしては答えを書きこむ姿がとても印象的でした。このような問題は頭でイメージしたり、実物を見て確認することを繰り返していくことで徐々にイメージできるようになっていきます。難しい問題でしたが、教具などのヒントを頼りに一生懸命自力で解いていく子も見られました。答え合わせより先に自分で解けると、とても嬉しそうな顔をしていました。

 どの学年も初日を無事終え、その後も楽しく講座を進める事ができました。冬期講座で学んだことをぜひ活かして新学期からがんばってもらいたいと思います。

 

 

 

makino

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冬期講座が始まりました。

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2012年 12月 26日 水曜日

 いよいよ冬期講習が始まりました。冬期講座は、1・2年生は全3日間、3年生は全5日間で行われます。今回は、3年生の授業の様子をお伝えします。説明会

3年生は、今回の講座最終日に高学年へ入会試験を兼ねたテストを実施します。テストについては、12月中旬に開催したイベント「4年部からの中学受験指導」でもお話させていただきました。イベント終了後には、「冬期講座から初めて塾に通うので、うちの子がついていけるか不安になりました。」などとテスト以前に授業についていけるか、心配されている保護者の方もいらっしゃいました。初めて塾に通うお子さんについては、とくに心配されることと思います。そんな中、各クラスどのような授業になったでしょうか。あるクラスの様子を見てきましたのでご紹介します。

初日に通学してきた子ども達もまた、保護者の方が不安になるように、授業について行けるか不安を感じ、緊張した面持ちでした。ただ、その緊張感が逆に授業によい空気を作り出していました。授業が始まると、全員がナビゲーターの話を集中して聞いており、勉強をするという雰囲気が自然と作り上げられていました。

前半は国語の授業で、接続詞について学習しました。「外はとても寒かった」と「走っていった」という文を見て、文が繋がっていると思うか考えてもらいました。このままではよくわからないので、二つの文の間に(  )を挟み、改めて考えてもらいます。すると、「(  )に『だから』が入ると一つの文になる」という意見が出ました。一方、「(  )に『でも』を入れて文をつなげる」という子もいます。二つの文の違いを、それぞれの意見を発表した子にどのような情景を思い描いて文を作ったのか尋ねてみました。「だから」をいれた子は、「寒かったから走って温まりたい」という気持ちで作文し、「でも」を入れた子は、「寒いからあまり動きたくない、でも急いでいるので仕方なく走っていった」という意見でした。発表のおかげで、接続詞の種類で文の情景が変わるということを確認できました。

授業では、子ども達が自らどのように考えたか、自分の言葉で説明してもらう場面もあります。間違えても良い、説明できるところまででもよいと伝えることで、初めは緊張して発表できなかった子ども達も、徐々にナビゲーターの問いかけに答え、一緒に考えることができました。

続く算数では、位の学習をしました。まずチームに分かれ、8桁の大きな数字を作るゲームを行いました。12面体のサイコロを一人ずつ順に振り、出た数字を相談しながらどの位に入れるか考えます。合計8回振り、最終的に出来上がった数字が大きいチームの勝ちです。ゲームが大好きな子どもたちは、楽しそうにサイコロを振っては、チーム内で相談します。7や8は出た時、9がでるのを期待し、大きな位に入れずに待つか、それとも一番大きな位に入れて勝負に出るかなどかけひきをする場面も見られ、とても盛り上がりました。今回の授業では、どのような数字をどの位に入れれば勝てるのかゲームを通じて体験してもらうことを意図しています。最後に、ゲームを振り返りながら位と数字の関係性について「大きな数字が出たら上の位に入れる」「小さな数字がでたら、下の位にいれる」など重要なポイントを楽しく学びながらおさえることができました。

3年生の冬期講座は入会テストが控えている為、特別に考えている方もいるかもしれません。しかし、実際は通常の授業と同様に、学ぶ楽しさを体験してほしいという想いで授業を構成しています。初日の授業で次第に打ち解けていく子ども達の様子を見て、今回も楽しい講座になりそうだと感じました。ご家庭では、塾で学んだ内容をしっかり復習していただき、毎回の授業を心から楽しんでいただければと思います。

次回は、1・2年生の玉井式冬期講座の風景をご紹介します。よいお年をお迎えください。龍

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子どもたちの成長

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2012年 12月 19日 水曜日

もうすぐ1年が終わります。ジュニアスクールは12月15日で年内の講座を修了しました。玉井式、ジュニアスクール、パズル道場に通われた子たちは1年間でどのように成長できたでしょうか。

今回は授業の内容ではなく、子ども達の立派な姿をご紹介します。勉強以外の面でも成長を感じられる内容であると思います。

先日、玉井式1年生を担当されているナビゲーターから聞いた話です。授業の途中、ナビゲーターは丸つけをします。そのクラスは人数が多いクラスで、授業を進行しながら一人ずつ授業中に丸つけをしてまわるのはとても大変な作業だったそうです。ナビゲーターが丸つけをしながら机間巡視をしている時、子どもたちは別のプリントに取り組んでいました。いつものように丸つけをして回っていると、一人の子が丸つけしやすいようにプリントをナビゲーターがいつも通る側の机に置き、さらに向きも丸つけしやすい向きにおいてくれたそうです。その心配りがとても嬉しく、「ありがとう」と感謝の言葉を伝えると、ほかの子も自然とそれを見てプリントを置く位置や向きを工夫してくれたとのことでした。つくえ「1年生であんな気配りができるなんて感動しました!みんな内面もとても成長しててすごいんですよ!」とそのナビゲーターはとても嬉しそうに話されていました。

他にも、パズル道場の授業前のことです。パズル道場では、学年混合で授業を行う上に沢山の教具を使用するため、毎回大きなかごいっぱいにつめた荷物やファイルをナビゲーターが教室へもって上がります。ある教室に参加したとき、子ども達が授業前になると職員室前に来て「先生早く!」と荷物を待っています。初めてその光景を見た時、その子達が何を待っているのかわかりませんでした。ナビゲーターに尋ねてみると、その子たちは、荷物を持って上がるために待っているのだそうです。強制も指導もしていないけれど、率先して持って上がりたいと毎回荷物を運んでくれるとのことでした。

その話を聞いて子どもたちの様子を見ていると、2年生の男の子2人が「おれがこれ運ぶ!」と大きなかごを二人で持っていき、小さな1年生は、ファイルが入ったケースを運んでくれました。授業終了後も、同じように片付けもきっちりしてくれました。荷物を運ぶこと自体を楽しんでいるようにも見えましたが、自分たちが使うものを自分たちで準備、片付けできることにとても感心しました。

他にも、様々な場面で子どもたちの立派な姿が見られました。残りは冬期講習で年内は終了しますが、来年も日々成長し続けていく子ども達を応援していきたいと思います。成長

今週土曜からはいよいよ冬期講習が始まります。次回は冬期講習の様子をご紹介します。

 

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けいさんれんしゅうプリント

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2012年 12月 12日 水曜日

玉井式では、「けいさんれんしゅうプリント」という教材を毎回の授業の初めに5枚ずつ子どもたちに配布します。私たちは「けいさんプリント」と呼んでいます。今回はこのプリントについてご紹介したいと思います。

授業プリントの問題に取り組む際、早く問題を早く解き終えた子は、答え合わせをするまでの間、このけいさんプリントに取り組みます。プリントの内容は、毎回授業の内容に即したもので、難易度はそれほど高くない問題ばかりです。基本問題を繰り返し練習して基礎を固め、その日習った内容を自力で解ける力を養うことができます。

 実際の授業中の様子はというと、子どもたちは授業プリントの問題を解き終えると、さっとけいさんプリントを出して黙々と取り組んでいます。けいさんプリントは、子どもたちの進度を調整する目的として活用しているので、全てを解く必要はありません。それでも、プリントを全て授業中に済ませてプリントを提出したいと毎回メラメラと燃え、ものすごい集中力でプリントに取り組む子も見られ、答え合わせの時間になると残念そうな顔をして手を止めます(夢中になりすぎて手が止まらない子もいるので、時々注意する時も…)。

 プリントは5枚もあるので、授業中だけで全て終わらせることはなかなかできません。途中までがんばったプリントはお家へ持ってあとは各自で取り組んでもらいます。特に提出の必要はないのですが、次の週に宿題と一緒に「やってきた!」と得意気に出してくれる子もたくさんいます。次の週に提出した採点したけいさんプリントを返却すると、所々計算し間違えたところなど見て「わ!ミスした!だまされた~(誰に?)」など言いながら嬉しそうにプリントを見直しています。(直したものをさらに提出してくれる子もいて本当に驚かされます。)

 授業中待ち時間を有効に活用して学習内容の理解を深めるためだけでなく、お家で復習する教材としてもけいさんれんしゅうプリントは活用されているようです。教材の様々な使い方と学習に対する意欲を見て嬉しく思いながら、プリントに花丸をつけさせてもらっています。

 

 

 

(makino)

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