春期講座の様子をご紹介します。

罫線

2013年 4月 3日 水曜日 晴れ

 先週の1年生玉井式春期講座に続き、今週からは2・3年生の春期講座が開講しました。
今回は2年生の春期講座初日の様子をご紹介します。
 今回は、線分図とカレンダーの学習をしました。つい先月まで1年生だった子ども達にとって、線分図の単元は難しい内容だったと思います。
線分図

 まず「きほんのおはなし」で、線分図の意味を確認しました。先生の説明を一生懸命うなずきながら聞いています。その後、実際に問題に取り組んでみたのですが、線分図の問題に初めて取り組むうえ、□を使い式をたて、さらに100をこえる計算を解かなくてはなりません。学校で習っていない内容が盛り沢山だったので、初めはほとんどの子が苦戦している様子でした。図を見て□に当てはまる数は分かるのに、途中式の書き方がわからない!という子も多くみられました。しかし、図を理解し、さらに自分が考えたことを表現することはとても大切なことです。考え方を何度も繰り返し確認しながら類似問題に取り組むうちに、時間はかかりましたが自分で表現できるようになれました!素晴らしい頑張りでした!
 

 「ものがたり算数」では、「きほんのおはなし」で学んだ線分図の問題に加え、カレンダーの問題に取り組みました。今回のお話は、お城の遣いからドレスを作ることを頼まれた主人公のお母さんが、カレンダーを見ながら作業の予定を立てている場面です。長女のメアリーは、お母さんの予定を聞き、カレンダーに印をつけるお手伝いをしています。
カレンダーお話に沿って、子ども達にもカレンダーに○や△をつけてもらいました。「今週はどこからどこでしょうか?誰か前にきて、指さしてください!」という先生の声掛けに、一斉に手があがりました。線分図の問題に対し、こちらの問題は簡単だったようで、どんどん勢いよく発表してくれます。指名された子が前に出て、今週を指さしていると、すぐさま「来週はその次の週よ!」と他の子が発表してくれました。今度は、「来週の次の週は何というかわかりますか?」と先生に尋ねられました。この質問にも「わかる!」と手が挙がり、誇らし気に「再来週」と答えてくれました。カレンダーについてはみんなバッチリの様子です。

 一通りカレンダーについて学習すると、一人の子がこんな質問をしました。
「再来週の次ってなんて言うの???」
思わぬ質問に授業一時中断し、みんなが真剣に考え始めました。
そして、しばらくして「ん~…ささ来週??!」「そうだよ!再々来週!」という結論に。「え~ささ来週?なんてある?」と不思議がる子もいます。そこで、先生がみんなの疑問を調べてくることになり、とても楽しみに帰っていきました。「ささ来週」・・・果たして存在する言葉だったのでしょうか??
初日を終え、あっという間に本日が春期講座最終日です。3日間の講座はいかがでしたでしょうか。「あっという間に終わった!!もっと勉強したい!」など感じていただけたなら、とても嬉しく思います。来週からいよいよ学校が始まります。今回の講座で学んだことや勉強への意欲を活かして、学校生活もがんばってください。

 

(makino)

トップに戻る