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> アキンボとライオン
タイトル | アキンボとライオン | |
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著者 | アレグザンダー・マコール・スミス | |
出版社 | 文研出版 | |
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キリンやゾウ、さまざまな鳥、ワニやトカゲ……。動物保護区(どうぶつほごく)ではたくさんの動物たちがおもいおもいにくらしています。 アキンボは、動物保護区のすぐそばに住んでいます。そんな動物たちのくらしぶりを、いつもまぢかに見ています。 でも、このところ、アキンボはたいくつしていました。 夏休みで、友だちはみんな出かけているし、動物保護区のパトロール隊の隊長になったおとうさんも、アキンボにかまってくれないからです。 ところが、ある朝、おもいがけないことがおこりました。 おとうさんがパトロール隊のみんなといっしょに、ずっと南の方にある農場をあらしまわるライオンをさがしに行くというのです。 アキンボは、パトロール隊の仕事についていきたいと、おとうさんにいいました。 おとうさんはまよいましたが、アキンボを連れていくことにしました。 できることなら、ライオンはうちたくない。というお父さんの考えで、パトロール隊のみんなはライオンをつかまえるわなを農場の近くに作りました。それは、太い木材でつくったおりでした。 おりの二階には子ヤギをつないでおきます。ライオンが子ヤギをねらっておりのなかに入ったら、おりの入り口のさくが上からおちてきて、ライオンをおりの中に閉じこめてしまうのです。 もし、しかけがうまくはたらかなかったら? アキンボはきゅうにこわくなりましたが、ライオンをつかまえる作戦は、もうはじまってしまったのです。 【 アフリカの自然を守るパトロール隊の活動やアフリカの自然がよくわかる物語です。 アキンボの物語には本書の他に、「アキンボとアフリカゾウ」「アキンボとクロコダイル」「アキンボと毒ヘビ」という本が出ています。】 |