あけましておめでとうございます。本年も、つれづれ日記では、皆様に当塾に通われるお子さんが日々学び、成長していく姿をお伝えしていきます。よろしくお願いいたします。
さて、年末に3年生の初日冬期集中講座の様子をご紹介いたしました。今回は1・2年生の玉井式冬期講座の初日の様子をご紹介いたします。
1年生は今回、前半を「100までの数のたし算とひき算」について学習しました。アニメでは、10キャドリンと1キャドリンの貨幣を用い(キャドリン=アニメの舞台キャドック王国の通貨です)、一の位と十の位に分けて考えるように導いてくれます。プリントの問題でも同様に貨幣のイラストを合わせたり引いたりする問題から取り組み、徐々に2桁同士の計算式の問題にも取り組みました。数式になると、少し悩んでいる様子の子もいましたが、分からなくなったら10と1を書きゆっくり考えながら解き、見事全員正解できました。
ものがたり算数では、登場人物達が飼っている金魚を池で遊ばせようと池の地図を見ている場面です。いくつかある池にはそれぞれ大きな魚、小さな魚、かにがいます。その中から金魚を遊ばせることができる池を考えています。問題では、金魚が遊べる池の条件が複数挙げられており、子どもたちは登場人物たちと一緒に条件に合う池を考えながら問題を解いています。また、先ほどの100までの数の足し算を用いて魚の数を求める問題もあります。自分も登場人物達と一緒に地図を見ながら考えている気分で、各問題を解きとても楽しそうに問題に取り組めました。初日の授業後、「え~来週まで授業ないの~待てない!早く続きが見たいよ~!」とお母さんにせがむ子もいて、とても嬉しく思いました。
2年部の開講日は、クリスマスの25日でした。今回参観したクラスでは、小学校が同じという子、玉井式の通常講座に通っている子など、たまたまお友達と同じクラスになれた子が数名いた為か、初日から和気あいあいとした雰囲気でした。授業前、教室ではサンタさんから何をもらったかなど楽しそうに話している子もいます。プレゼントを複数もらえたと嬉しそうに話す子もいました(中にはプレゼントを9個もらったという子がいて、とても驚きました!)。
2年生は、かたちの形での場面をご紹介します。
今回かたちの形では、積み上げられた立方体の数を計算する問題に取り組みました。この問題は、積み上げられて見えない部分の数をイメージしなくてはならない難問であるため、苦戦している子も沢山みられました。アニメや教具で、1段目から順に立方体を持ち上げて、下に隠れている立方体の数を確認します。隠れている立方体を見て、驚いた顔をしては答えを書きこむ姿がとても印象的でした。このような問題は頭でイメージしたり、実物を見て確認することを繰り返していくことで徐々にイメージできるようになっていきます。難しい問題でしたが、教具などのヒントを頼りに一生懸命自力で解いていく子も見られました。答え合わせより先に自分で解けると、とても嬉しそうな顔をしていました。
どの学年も初日を無事終え、その後も楽しく講座を進める事ができました。冬期講座で学んだことをぜひ活かして新学期からがんばってもらいたいと思います。
(makino)