ジュニアスクール体験授業会をご紹介します

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2013年 2月 27日 水曜日 晴れ

先週は、ジュニアスクールの体験授業会を実施いたしました。参加された方の中には、先日玉井式の体験授業会に参加された方もいらっしゃいました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
 今回は、2年生の授業に一緒に参加してきましたので、授業の様子をご紹介します。
まずは、国語の授業から始まりました。今回の国語は「お話の間違い探し!」をしました。「間違い探しをしたことある人?」と先生が尋ねると、沢山手が挙がりました。何に注意して間違いを探すか尋ねると、「絵をよく見る!」「よく覚えておく」など沢山の意見が出ました。「今日は、みんなにお話の間違いを探してもらいます!」と先生がいうと、「え~」と、とても驚いています。
 今回の間違い探しのルールは単純です。まず、先生がお話を段落切りで音読します。段落を読み終えた後、再度同じ段落を読みます。ただし、2回目に読む内容は所々元のお話と間違った単語が入っていますので、違う言葉が聞こえたら、手を挙げて発表してもらい「○○ではなく××です。」という形式で文章を正しく直してもらいます。 
説明を聞き、早速間違い探しを始めると、教室はとても静かになり、みんなとても集中して聞いています。そして、2回目の音読で間違った場所が聞こえると「あ~っ違う!!」とすぐに沢山手が挙がりました。みんな手を挙げながら、「サメじゃなくて…」と答えを言いかけながら顔を見合わせてニヤニヤしています。先生に指名されたお子さんは「サメではなくて、かいじゅうです。」と完璧に答えられました。周りの子達も「そうです!」と言いながら自然に正解した子へ拍手を送っていました。自然とクイズゲームのような形式が作られていき、その後も楽しく取り組めました。
 算数では、「1円玉」「5円玉」「10円玉」の3種類の貨幣を用いて、パズルに取り組みました。れい右のようにマスの外に書いてある合計金額に合うように、貨幣を組み合わせていきます(同じ貨幣をいくつ使っても構いません)。この学習を通して、数に対する直観力や論理的思考力を養うとともに、楽しみながら計算の基礎を築くことをねらいとしています。徐々にマスの数が増え難易度が増すのですが、国語の時間になかなか発表できなかったお子さんが、算数では大活躍でき、とても嬉しそうにできたプリントを見せてくれる場面も。どのお子さんも自分のペースで一生懸命考えることができました。最後に答え合わせをする際は、どうしてそのように貨幣を置いたのかという理由までしっかり発表できました。
 ジュニアスクールは、玉井式の授業とはまた異なる魅力が詰まっています。機転を利かせたり、算数のセンスを磨ける玉井式の授業に対し、ジュニアスクールの授業はじっくりと単元の基本的なことを考え、学力の基礎となる土台をつくりあげていきます。それぞれ魅力となる部分が異なるので、お子さんに合っている方、楽しいと感じられた方の講座を受講していただければと思います。今回の体験授業会が皆様のご参考になれば幸いです(^^)

 

(makino)
 

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テストの取り組み方

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2013年 2月 23日 土曜日 晴れ

先週の週末は、呉校、東広島校にて体験授業会を実施しました。お越しいただいた皆様本当にありがとうございました。玉井式についてもっと知りたいという方。ぜひ3月1日(金)に開催する玉井式の玉井満代先生の教育講演会にお越しください。玉井式の創設者玉井満代先生に、教育や子育てなどについてお話ししていただけます。「お話を聞いていると、子育ての活力がわいてくる!」そんな機会になると思います。毎回大好評のイベントで、今回体験会に参加された保護者の方の中にも「講演会にぜひ参加したいです!」と楽しみにされている方もいらっしゃいました。ぜひ、皆様のお越しを楽しみにしています。

さて、低学年部は先週行われた実力テストやチャレンジテストをもちまして2012年度の講座を終了しました。テストの監督をしている際、いつもの表情とは違う顔を見られたり、まじまじとどのように考えているのか見られるので、実は個人的には好きな時間です。今回のテストで目に留まった一部をご紹介します。こうたろう今回、テストの監督をしていた時、算数の長文の難問で男の子がつまずいたようでした。しばらく考えているようでしたが、だんだん焦点が合っているのか分からないくらいぼーっとした表情で、一点だけ見つめだしました。集中力がとぎれたんだ…がんばれ~と、心の中で思いながら見ていました。すると、突然ハっとした顔をしたかと思うと、ものすごい勢いで答案用紙に答えを書きこみました!書き終えると、「ふーー。」と大きく息を吐き、満面の笑みを浮かべています。机間巡視をしながら答案をちらっと確認してみると、見事自力で正解にたどりつけていました。あの無に近い表情の中で、頭の中ではいろんな思考がめぐっていたのだと思うととても驚きました。集中しすぎて、目の前の景色も目に入らない程だったようです。

また、別の女の子は、問題を読みながら絵を描いていました。図を描く子はよく見るのですが、算数が苦手なその子は、おそらく図ではイメージしづらいのでしょう。自分が分かりやすいように、その子なりの工夫をし、得意な絵に辿りついたようです。その子がサラサラっと描いた絵はとても上手く、確かに分かり易いので驚きました。自分の長所をうまく活かして、上手に問題を解いていました。

じっくりとテストを解く姿を見ていると、すでに各々が自分の戦略や自分に合っている解き方などを見出していることがよくわかります。日々勉強に取り組む中で、自分で自分に合った方法を少しずつ見つけながらこれからも学習してもらいたいと思います。

 

(makino)

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保護者の方の支え

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2013年 2月 13日 水曜日 晴れ

今週の月曜日は、三篠校、広島校で体験授業を実施いたしました。両会場ともに、たくさんの方にご参加いただきました。皆様本当にありがとうございました。

 特に新1年生は、たくさん参加していただきました。別の学年の授業に参加していましたが、新1年生が「1」から「20」までの数字を元気よく読む声が聞こえてきました。小学生になり、いろんな勉強ができることをとても楽しみにしている様子でした。

さて、低学年部は今週のテストをもちまして、2012年度の講座を終了します。3月からはそれぞれ進級して新しい学年の勉強が始まります。この1年間はいかがだったでしょうか?

子ども達が楽しく通えたことは、保護者のみなさんのサポートがあったからだと思います。特に、低学年は週に1度しか授業がないため、家庭学習がとても重要になります。コツコツ取り組むことや、難しい問題を分かるまで頑張ることはとても大変な事です。今日は、保護者の方とがんばってきたお子さんのことを少し紹介します。

そのお子さんは昨年の秋から入塾しました。すぐに周りの子達と打ち解け、楽しく授業に参加していましたが、図形の問題などまだイメージできず、周りのお子さん達と差がありました(入りたてなので、当たり前のことですが)。スタートは遅かったのですが、毎回授業で積極的に発表し、意欲的に勉強に取り組みました。お家でもコツコツ宿題に取り組み、お母さんと分からない所を一緒に頑張ったそうです。

半年程して、最近頑張った成果はどんどん表れてきました。今ではすっかり、苦手だった図形問題もこなせるようになっています。アニメを見ながらイメージする力が身についてきたこともありますが、「お家でこうやって考えたらできた!」とお家で自己流の考え方もたくさん見つけることができたようです。宿題をみると、自分で分かり易いように印をつけたりして解いていました。そして、答えだけでなく、その子が考えた過程や工夫した点も、保護者の方がしっかりと花丸をしてくれていました。そのことがとても嬉しく、やる気に繋がっていたのだとわかりました。また、話を聞いていると、保護者の方がお子さんの理解度やペースを他人と比較したりせず、ただただ楽しく一緒に勉強されている様子でした。最近では、授業中に発表する時も、ただ式と答えを書くのではなく、図を小さく隣に描いてみんなに分かり易く工夫してくれます。来年からの成長もとても楽しみです。

伸び盛りの子ども達にとって、支えてくれる保護者の方の存在は本当に大きいのだと感じました。ご家庭の取り組みに感動しながら、こちらも子ども達をしっかり見守りながら来年度も頑張っていこうと思いました(^^)たくみ

 

(makino)

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玉井式体験授業会の様子をご紹介します。

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2013年 2月 6日 水曜日 くもり

今月は、体験授業会を実施しています。初回は2月3日(日)に五日市校、己斐校の2校舎で開催し、無事終了いたしました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。今週は、ジュニアブログでも体験授業会について紹介しています。玉井式の特徴など、とても参考になる内容となっています。ぜひご覧ください。

つれづれ日記では、当日の体験授業会の様子についてご紹介します。当日、保護者の方には、まず玉井式の特色や方針についてお話させていただきました。一方、お子さん達は、早速授業を始めます。今回、新3年生(現2年生)の授業に参加してきましたので、その様子をご紹介します。

新3年生は、「旅人算」について学習しました。「旅人算」は、移動する人や物の速度、移動時間、移動距離などについて考えます。今回は、離れている二人が同じ方向に進み、後ろの人が前の人に追いつくまでにかかる時間を求める問題に取り組みました。まずは、アニメで二人の距離が縮まる様子を確認し、その後プリントに取り組んで基本的な考え方を学習しました。

「ものがたり算数」では、保護者の方も一緒に授業を見ていただきました。今回は、1分間に50mの速さで家から橋へ向かう主人公のお母さんを、お母さんが出発して3分後に主人公が家を出発して、1分間に100mの速さで追いかけると、何分後にお母さんに追いつけるか考えます。問題は、①主人公が出発した時点で、二人の間がどれくらい離れていたか②1分間に二人の間はどれくらい縮まるか③何分後に追いつけるかという具合に、3段階に分けて考えるように構成されています。いきなりに何分後に追いつくか考えることは難しいですが、このように細かく区切って考えていくとずいぶん考えやすくなります。今回の授業では、数直線や表の教具も用いました。お子さんに数直線に沿ってキャラクターを移動してもらい、さらに移動した地点の距離を表に書き込んでもらって、最終的に何分後に2人が同じ地点にいることになるか確かめました。たびびと

キャラクターを数直線に沿って動かしてもらう場面では、とても丁寧に数直線の目盛を数えながら主人公達を移動させてくれました。徐々に2人の距離が縮まっていき、最終的に主人公が追いついたときには、「お~~!」と歓声の声が。声を上げられたのは、参観されていたお父さんでした。お子さんも保護者の方も、楽しく学習できました。

「かたちの形」では、立方体の展開図を見て、向かい合う面を考える問題に取り組みました。まずは、アニメを見て展開図が立方体に組み立てられる様子を確認しました。初めてこのようなアニメを見たお子さん達は、食い入るようにアニメを見ています。向かい側の面を考えるようキャラクターが問いかけると、展開図を見ながら「あそこじゃない…?」と予想します。実際に組み立てられる様子を映像で確認すると「あ~おしい!あっちか!」という声が聞こえました。中には大人でもイメージしづらい展開図もあり、その図形が組み立てられる映像を見て、保護者の方も感嘆の声をあげられていました。さすが大人気の「かたちの形」!大盛況で授業を終えることができました。

今回の体験授業後、早速入会してくださった方もいらっしゃいます。本当にうれしく思います(^^)今回の授業を楽しく感じていただいた方、お話の続きが気になる方、ぜひ3月からも一緒に勉強できたらと思います。

 

(makino)

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