パズル道場の新たな取り組み!

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2013年 5月 11日 土曜日

 パズル道場が新たなスタートを切りました。
今年度が始まり、2か月がたちました。今年からパズル道場は、新たな取り組みを始めました。

「パズル道場の掟を徹底すること!」です。
 

掟・・・?そんなものが・・・??あるのです。少しご紹介します。
・検定やオリンピックは自分自身で目標を決めて自分のペースで取り組むもの。他と比較するものではなく、したがって、結果をもとに他の人を中傷してはいけません。注)これを一回でもした人は、パズル道場を退会となる。
・使った教具は、きちんと整えて必ずもとの場所に戻す。放置した人は次回から使えなくなる。
・問題を解くことができなくても、簡単にあきらめてはいけない。
「できなくても考えた分だけ賢くなる」。
などです。掟には、パズルのことだけでなく人として守るべきことなども含まれています。

 これまでも、この掟をもとにパズル道場に取り組んできましたが、今年からは、一層この掟を守ることを徹底しています。子どもたちは、授業初めにまずこの掟を全員で読みあげます。中には、1年生の子もいるので、振り仮名を読むだけで精一杯という子もいます。しかし、パズル道場の研修に参加した際、創設者の山下先生によると、初めは意味が分からなくても掟を読むことに意味があるそうです。
確かに、掟を読むうちに、休憩中の雰囲気からピリッとした空気に変わっていくのが分かりました。

 先生たちも徹底して子ども達に掟を守るように呼びかけました。これまでより厳しく注意されることもあり、初めのうちは不満を見せた子もいました。
しかし、2ヶ月がたち、変化が見られてきました。今週久しぶりに授業の様子を見に行くと、これまで、なかなか集中できなかった子が集中して授業に参加しています。よく見るとたくさんの子がいくつも昇級していました。

 やはり、雰囲気づくりはとても大事なんですね。
 「楽しい」の意味がただ楽しいから「できた!」や「考えることが楽しい」など、自分の中で変わっていた子も沢山いるのでしょう。やる気満々な様子が見ることができ、とても嬉しく思いました。この良い雰囲気の中、みんながさらなるレベルアップできるよう健闘を祈ります!!
pazuru

(makino)

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