おなじことば? ちがうことば?

あめ
という言葉を見て、みなさんは何を思い浮かべるでしょう。
「あまい、おかしのあめ」・・・ それとも「空からポツポツ降ってくるあめ」でしょうか。
先日のジュニアスクール3年部の授業では、「同じことば?ちがうことば?」というテーマで、同音異義語や多義語について学習しました。
日本語にはひらがなで書くと同じ!という言葉がたくさんあります。たとえば、「のり(糊/海苔)」「かき(柿/牡蠣)」「はし(箸/橋)」など・・・(食べものネタばかり浮かんでしまうのは、食欲の秋だからでしょうか(^_^;))
声に出してみるとアクセントの位置が異なりますし、漢字で表記すると一目瞭然です。でも、ひらがなで書いてあると、どちらの意味をさしているのか分かりませんよね。
授業では、そのような同音異義語をいくつか挙げ、それぞれの言葉の意味をお子さん自身に考え説明してもらいました。
~ナビゲーターの授業アンケートより~
★意味の説明を自分の言葉で考え、自信を持って発表してくれました。「くじ・・・当たると嬉しいもの」のような楽しい説明もありました。
★「つる」の説明では、「鳥のつる」「朝顔のつる」などと発表してくれました。また、「とる」に「~を」「~で」「~に」などの言葉を加えて文を作る問題では、「足がつる、魚をつる」等、たくさんひらめいていました。
★「くじ」の説明が難しかったようで、自分なりの説明をいっしょうけんめい考えていました。「スクラッチみたいなくじ」「ゲームにある当てるやつ」等。また、もう一つの「九時」に思い当たらなかった子が数人いましたが、正解がわかると、「あーなんや、ハハハ」と、わかりやすすぎて気づかなかった自分に対して笑っていました。
ジュニア3年部では、後期に入り「国語辞典」を用いながら言葉の意味について学習してきました。今回の授業でも「言葉っていろんな意味があって面白いな」という興味を引き出すことができたのではないかと思います^^
(S.M)