スタート!!

罫線

2015年 3月 6日 金曜日

今日は二十四節季の「啓蟄(けいちつ)」です。冬の間、土の中で冬眠していた虫たちが、大地があたたまり春の訪れを感じて、穴から出てくる頃、とされています。
生き物たちがもぞもぞっと起き出してくる様子を思い浮かべると、なんともかわいらしい感じがしますね(*^^*)

さて、当社の教室でも、今週は小さな影がひょこっひょこっ……と見られはじめました。
そうです!ちょうど今週から2015年の新年度が開講して、新1~3年の子どもたちも通塾がスタートしました (^^)/
今回、おじゃました新2年生の教室では、「1000までの数」「線分図」について学習していました。「きほんのおはなし」では「10が10個集まると100になる」から発展して、「12が10個だといくつ?」などの問題に取り組みました。「12」をそのまま10回足していくのは、とても大変な作業です。でも、「△と◎」のようにうまく分けてあげるとどうだろう…? そんなふうにして、解決の糸口を見つけていきました。
「ものがたり算数」は、リンボのオオカミの伝説について書かれた本について。
6人兄弟のなかで一番本を読むミミは、180ページもあるこの分厚い本を2日間で読んでしまうといいます(すごい!!)。
180ページを同じ量ずつ2つに分けると、1日に何ページ読むことになるのか? この問題では「□+□=180」の考え方について、2人ずつペアになり意見を出し合うことにしました。
第1回目ということで恥ずかしさもあり、相手をチラリとうかがい、小声でヒソヒソ…ヒソ…と、話し合いは終始控えめな雰囲気(;´・ω・) とはいえ、「○○くんはこう考えたんだね。△△くんに教えてあげて」とナビゲーターも間に入りながら進めていきました。
発表では、「180を18と考えると9+9=18 そのあと10倍する」「180から90をとると90になる」の意見が出され、それぞれ違った意見が、子どもたちは興味深かったようです。150306


この問題のように、答えは同じでも行きつくまでの考え方はパターンがあるものがあります。グループで話し合うこと、他のお子さんの発表を聞くことを通して、「こんな考え方もできるよ!」「なるほど!」「他のグループはあんなふうに考えたんだ!」とお互いに刺激となり、理解がより深まっていきます。
このような活動は、今後も授業で随時行っていくことにしています(*^▽^*)ノ

(S.M)

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