10分の1ってどんな感じ??

罫線

2015年 6月 27日 土曜日 くもり

梅雨空の日々がつづいています。お日さまが恋しいですね(;_:)
低学年部は6月は保護者参観月間(?)で、学年別に週ごとで保護者参観を行っておりました。授業参観は年に一度の機会ということで、たくさんの保護者の方にお越しいただいたようです(中にはご夫婦そろってのご家庭も…!)本当にありがとうございました!!^^

玉井式3年生の参観日では、授業中に子どもたちに「ある体験」をしてもらいました。
先日のものがたり算数のお話で、主人公のルディが迷いこんでしまった「おかしな世界」。そこでは、オオカミの魔法によって、あらゆるものの重さが「10分の1」になってしまうのだそう。
ということで、お話にからめて「10分の1になるってどんな重さなのか???」を実際に体感してもらったのです(^O^)
用意したのは、1kgや100g、10gに小分けした塩や砂糖。それぞれの重さを順に持ち、重さの違いを確かめました。あるクラスでは、目をつぶって重さの当てっこもしてみたそうです。1kgの砂糖に「1トン?!」と以外な答えが返ってきて、「それ持てんじゃろー!」「そうかー。」などと盛り上がる愉快な場面もあったとのこと。また、100gと10gを比べると、「こんなに軽くなるの?」という驚きの声も上がりました。
一風変わった活動に子どもたちは興味津々に楽しんでくれたようです^^0627

その後の学習では、この体験を生かして重さ(kg、g)や時間(時間、分、秒)を「÷10」にする計算をしていきました。たとえば、「100g→10g」「2kg→200g」のような…(単位換算を伴うときは引っかかりやすいので要注意ですね)。
さてさて、この計算、オオカミの魔法ではないですが、子どもたちは「10分の1にする名人!」にはなれたでしょうか?ひきつづき宿題などを通じて、ご家庭でも練習してほしいですね(*^^*)


~保護者の方のアンケートより~
★(ものがたり算数に関して)重さを考えるときに具体的にさとうの重さ1kg、100g、10gを感じることができたようで良かったです。家では頭の中で想像するだけなので、良い体験でした。
★(ものがたり算数に関して)楽しく授業を参観させていただきました。はやさ(時速)をもう勉強するのかと少し驚きましたが、映像や先生の丁寧な説明でイメージして理解していくことができるようになるといいなと感じました。
★(かたちの形に関して)形を想像するだけではなかなか難しいが、自分で組み立てたりすることで、かたちを想像することができるのでとても良いと感じました。子どもたちも授業を楽しんでできていると思います。
★宿題をみているだけでは、どのように説明してよいのか考えるときもありましたので、説明のしかたがわかってよかったです。
★授業の流れから外れる子どもの発言(アピール)や時間がおしているときの「こうしたい!」という意見も、置き去りにすることなく、先生がきちんと受け止めてくださることがありがたいなあ…と思いました。実際に立方体を作って手を使って確認できるのは分かりやすく、子どもの頭にも残りやすいし、何より楽しそうでした。「必ずできないといけない」のではなく「いつかはできるよ」という先生のさりげない言葉は家でも使っていこうと思います。

(S.M)

トップに戻る