低学年部の体験授業会がはじまります!!

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2014年 1月 25日 土曜日

 慌ただしく年末年始が過ぎ去り、気が付けば1月が終わります。いよいよ2月の体験授業会が始まります!初回2月2日(日)は、五日市校と己斐校の2校舎で玉井式の体験授業会を実施します。当社のホームページでは、すでに体験授業会のご案内をしておりますが、先日さらに、気になる授業内容と昨年ご参加いただいた方からのアンケートを載せました。改めてご確認いただけたらと思います。

 さて、今回は、玉井式の体験授業会がもうすぐ始まるということで、皆様に玉井式の物語の世界について簡単にご紹介します。すでに、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、玉井式は、「キャドック王国」という王国を舞台にお話が進められ、毎回お話に沿って学習を進めていきます。
「キャドック王国」には、その名の通り「ネコ族」と「イヌ族」、さらに両方の血筋を受け継ぐ「ダブル族」が仲良く暮らしています。犬族のお母さんマギーと6人の子ども達が物語の中心となり、時には感動したり、時にははらはらどきどきしたり、色々なお話が繰り広げられます。子ども達が夢中になる魅力たっぷりの物語です。楽しみにしていてください^^キャドック王国

 もちろん、玉井式は、ただアニメーション見て楽しみながら学習する教材というわけではありません。玉井式のアニメーションを用いた学習は、長文課題や図形課題に取り組むうえで、イメージする力を上手く引き出してくれます。当日は、お越しいただいた保護者の皆様に、アニメーションの利点や、玉井式の教材が低学年部のお子さんの学習をどのように支えていくか、丁寧にご説明させていただいた後、実際に授業を参観していただきます。ご説明する玉井式の特長を踏まえた参観することで、より深くご理解いただけることと思います。

 短い時間ですが、しっかりと玉井式の良さを感じていただける会にいたします。皆様、ぜひ、体験授業会にお越しください♪

(makino)

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作戦を立てて…

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2014年 1月 15日 水曜日

 新年が明け、後期講座の授業が再開しました。先週パズル道場の授業を見に行くと、子ども達はやる気満々で頑張っていました。
 立体四目対戦型パズルの時間に、1年程前に、立体四目並べを対戦した女の子と、久しぶりに対戦することになったのですが、その子の成長ぶりに驚きました。いつの間にか自分の戦略を沢山蓄えていたのです。以前対戦した時は、一列を揃えることで必死だったので、どの列を揃えようとしているのか一目瞭然でした。もちろん、こちらもすぐに気づき、揃えられないように邪魔をします。
 しかし、今回は驚くことに、あえて相手に分かり易く横一列に揃えながら、同時進行でその列の珠を一つ利用して、私に気づかれないように本命の列を密かに揃えていたのです。
一手一手「え~負けそう~…」などと、不安な気持ちを全面に出しながら対戦していたにも関わらず、突然、「勝った~!」と笑顔に変わりました。一瞬何が起きたか分からずにいる私に、「ここも揃えてたんだよ~♪」と得意気に斜めにそろえた一列を指し、にやり。…油断は禁物です。
同時に仕掛けを作る技を習得していることにも驚きましたが、さっきの不安そうな表情も作戦の一部のように感じました。1年間で上級者と対戦する中で心理戦も体験し、学んだのでしょうか。演技だとしたら…と、また別の成長も感じました。
 立体四目並べの面白い点は、一列を揃えるために、色々な攻め方ができることです。対戦者は、自分が勝つために、どのように横に並べ、どのように縦に積み上げ、またどの頂点を取るかなど、平面や空間を利用してあれこれ作戦を考えます。今回の対戦のように、列に使っている珠を利用しながら他の列を揃えていくなど、応用していくとさらに多様な作戦を練ることもできます。一方で、相手がどのように列を揃えようとしているか、視野を広くして見ていかなくてはいけません。こうして対戦を通し、子ども達は「空間把握能力」や「仮説思考力」を鍛えることができます。
 今回私が対戦した子は、もうすぐパズル道場を続けて丸2年が経ちます。久しぶりに対戦し、これまでの対戦や他のパズルで得た力を見せつけられ、大変驚きました。
今年も、立体四目並べは大いに盛り上がりそうです。どのような対戦がくり広げられるか楽しみです。

 

(makino)

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冬期講座の様子をご紹介します

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2014年 1月 8日 水曜日

 新年あけましておめでとうございます。本年もつれづれ日記をよろしくお願いいたします。皆様、年末年始どのように過ごされましたか?冬期講座で子ども達に年末年始の過ごし方について聞いてみると、おじいちゃんやおばあちゃんのお家へ行く子、家族旅行を楽しみにしている子、海外でお正月を迎える子など、どの子もお正月を楽しみにしていました。きっと、楽しく過ごすことができたのでしょう。私はというと、紅白のあまちゃんを楽しみ、10年ぶりに初日の出を拝み、親族が大集合するなど、久しぶりに充実した年末年始を過ごすことができた年でした ^ ^

 さて、今年初めのつれづれ日記ですが、年末にもお伝えしていたように、今回は冬期講座の様子や講座を担当したナビゲーターのアンケートをご紹介します。

~1年生玉井式 第1日目~ 
 お母さんに見送られ、少し不安そうに教室へ入ってきた1年生。初日は、「100までの数のたし算やひき算」について、「10のかたまり」や「ばらの1」を意識しながら計算問題に取り組みました。「ものがたり算数」では、主人公が飼っている金魚を池につれてく場面でした。主人公が、金魚を大きな魚がたくさんいる池にうっかり落としてしまう場面では、子ども達は、あっという間にお話に惹きこまれ、アニメを食い入るように見ていました。その後、10匹と1匹のマークでそれぞれ魚の数を示した池の地図を見ながら、各池の魚の数を計算する問題に取り組み、100までの数の計算について理解を深めました。
★ナビゲーターのアンケートより★
・「10キャドリン」と「1キャドリン」の貨幣の教具を使って、丁寧に「合わせる」や「引く」を示したこともあり、よく理解できていました。「ものがたり算数」では、10匹の魚や1匹の魚を示す魚のマークの違いに注意しながら、池の魚の数を計算できていました。
・よく理解でき、スムーズに授業が進みました。授業プリントの問題ができると、計算プリントに積極的に取り組んでいました。普段玉井式を学習している子も初めて参加している子もどちらも良くできていました。

~2年生玉井式 第2日目~
 2年生の2日目は、「水のかさ」について学習しました。実物のペットボトルや牛乳パックを見せながら、かさの表記の違いを見比べたり、「L」「dL」「mL」の量感を掴みながら、単位換算にも挑戦しました。毎回この単元の授業では、興味津々に実物の容器を見比べる子ども達の姿が印象的です。
★ナビゲーターのアンケートより★
・まず、牛乳パックやペットボトルなどの容器をしっかり観察してもらい、「L」「dL」「mL」を理解してから問題に取り組みました。単位が違うもの同士の計算では、きちんと片方の単位にそろえて計算できました。
・初めて塾に通うという子が多いクラスですが、2日目になると打ち解けて、全員参加で積極的に授業に参加してくれました。今日は、クラスが持っているエネルギーが授業にしっかり活かされ、皆が一体となって授業ができました。

~3年生冬期集中講座 第4日目(国語)~
 最終日に、テストを控えているため、3年生の初日の教室からは、緊張した雰囲気が伝わってきます。しかし、授業が始まると、グループ対抗で協力し合ったり、周りのお友達とコミュニケーションを取るうちに、あっと言う間に和気あいあいと楽しそうに授業に参加してくれます。4日目の国語では、行動や様子を表す表現から心情を読み取る力を養いました。間接的に心情を表す言葉に親しむことで、物語の内容をより深く読むことができます。
★ナビゲーターのアンケートより★
・「唇をかみしめて…」「目を丸くして…」など、実際に子ども達に動作をしてもらうと、気持ちが分かるようで、すぐに答えが返ってきました。
・初めに、「嬉しい」「悲しい」など気持ちを表す言葉を沢山発表してもらい、「みんなが気持ちを表す時、いちいち“嬉しい”や“悲しい”とか言ったりするかな?」と投げかけ、普段どのように気持ちを表しているか発表してもらいました。色々な動作を表現してくれ、動作や様子から気持ちが分かることを全体で確認でき、授業に入ることができました。

 短い期間でしたが、冬期講座に参加したことが、楽しい思い出となったり、学習意欲へつながれば幸いです。ぜひ、毎週の授業や今後の季節講座など、また、一緒に勉強できることをスタッフ一同楽しみにしています。

(makino)

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年長さんの体験授業会を実施しました

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2013年 12月 27日 金曜日

 本日をもちまして、1年部の冬期講座を終了します。また、2・3年部の冬期講座も明日の授業をもちまして終了します。短い期間でしたが、楽しく授業に参加できたでしょうか。冬期講座の様子や、担当講師のアンケートなどまた年明けにご紹介します。
また、今年度より、三篠校、広島校の2つの校舎で、年長さんを対象とした冬の体験授業会を実施しました。初めての試みのため、どきどきしながら当日を迎えましたが、おかげさまでたくさんの方にご参加いただき、無事体験会を終了いたしました。お越しくださった皆様には、心より感謝申し上げます。今回は、授業体験会の様子をご紹介します。

 今回は、年長さんの授業体験会ということで、安心して楽しく授業に参加してもらえるよう、親子で机を隣同士に並べて受けていただきました。
まず、お子さんが今後どのように発達していくかということや玉井式の授業が3年間でお子さんにどのように働きかけ、学習を支えていくかご説明しました。脳の発達や言語の発達についての説明を聞き、熱心に頷いたり、メモをとる方もいらっしゃいました。また、玉井式が単に楽しいだけのアニメではなく、アニメーションの効果を大いに活用し、お子さんの長文の読解力や図形をイメージする力を伸ばしていける講座であることも、ご理解いただけたのではないでしょうか。
以上のような内容を踏まえ、いよいよ授業を体験してもらいました。学習によって得る力も大切なことですが、まずは何より授業を楽しいと感じていただくことが重要です!

 今回の「ものがたり算数」のお話は、主人公のジョーが歩くおはじきを探している場面です。ジョーは、歩くおはじきが入ったありの巣を探したり、穴に入る為に時計台の周りを右回りに回るおまじないをしました。まだ緊張した様子のお子さんも、アニメを見るときは夢中になって楽しそうに見ています。口が半開きのお子さんもちらほら。
 その後、アニメに登場した人物の名前や、お話の内容について質問しましたが、恥ずかしくてなかなか手が挙がりません。初めのうちは、みんなで声を合わせながら答えを発表してもらい、徐々に元気が出てきました。
 右回りがどのような回り方かイラストを選ぶ問題は、年長さんにとってなかなか難しい問題でした。まずは、手を使って左右の確認です。「右手をあげて~!」とナビゲーターが投げかけ、みんなで手を挙げます。右回りについても、同様に手を回して考えました。体を使って動き確かめることで、よく理解できたようです。正しく右回りを選び、丸をもらいました。今回は、隣にお母さんがいるので、お母さんに丸をしてもらうお子さんもいて、とても嬉しそうでした。

 年長体験授業の後半は、「かたちの形」に取り組んでもらいました。今回は、六角形の中に色のついた三角形がいくつあるか数える問題です。アニメを見た後、今度は教具を使って問題に取り組みます。いくつ三角があるか、慎重に数え、答え合わせでは、前に出て黒板用の大きな教具を操作してもらいました。教具を操作したり前に出て黒板に書く発表は、小学生の授業でも大人気です。前半に発表できなかったお子さんも、積極的に発表してくれました。みんな順々に発表でき、お母さんに褒めてもらい授業をしめくくれました。
 授業が終わり、物語の続きが気になると楽しみにしてくれるお子さんもいて、大変うれしく思いました。ぜひ、3月から一緒に勉強しましょう。2月には、低学年部の授業体験会を各校舎で実施していきます。また、ご案内をしますので、皆様ぜひご参加ください。

 さて、明日をもちまして、年内の低学年部の講座は全て終了いたします。今年も、つれづれ日記では、低学年部の授業の様子をお伝えしてまいりました。1年間つれづれ日記をお読みいただいた皆様には、心より感謝申し上げます。

 来年もどうぞ、よろしくおねがいいたします。皆様、良いお年をお迎えください。

(makino)

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今年1年で成長したこと・・・

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2013年 12月 18日 水曜日

 先週の授業をもちまして、低学年部の年内の授業を終了しました。今年はどんな1年だったでしょうか?

 先日、冬期講座に向けてナビゲーターの研修会を実施した際、年内の講座終了にあたり、クラスの子ども達の成長した面について報告してもらいました(時間の都合により、各ナビゲーターに印象に残ったエピソードを1つずつ挙げてもらいました)。全体的な意見として多く挙げられたことは、子ども達の学習に対する意欲や学習する態度が変わったということでした。

授業中に発表できなかったお子さんが、勇気を出して発表したことをクラス全員が褒めると、その後少しずつ発表が増え、以前より積極的に授業に参加するようになりました。

元気いっぱいのクラスで、授業では毎回積極的に発表しますが、我先に発表しようとするあまり、聞く姿勢が整っていませんでした。1年を通して「聴くことの大切さ」を子ども達に伝えました。また、授業中に先生の話や周りの子の発表を聴くことができていれば、自分も発表ができるというルールを徹底しました。自分の意見を言うだけではなく、聴くことも大切ということを少しずつ理解してくれたようで、授業の取り組み方が良い方向へと変わりました。

テストの点が思うように取れなかったお子さんのお母さんに、返却の日のお迎えで「一生懸命取り組んだので、どうか怒らないであげてください。」とお願いしたところ、お母さんはお子さんを怒らずに、一緒にその日出された宿題に一生懸命取り組んだそうです。その後、同じ単元の復習の授業で、そのお子さんは、自信を持って授業に参加できていました。

テストの長文問題が苦手だったお子さんに、テストを返す度、読めた部分を褒めると、褒められたことに喜びを感じ、また自信へと繋がったようです。少しずつ自分で解ける問題数が増えていき、がんばりがみられました。その後、授業でも意欲的に取り組むようになり、お家で家族に自作の問題を出すようにまでなりました。

わが子は読書をしないと夏休み前に保護者の方から相談を受け、保護者の方も含めて一緒に夏休みに読む本を校舎の本棚から選びました。「この本の面白さを感じるまでは少し時間がかかるから、それまではお母さんが読み聞かせをしてあげてください。」とお願いしたところ、夏休み中に実践されたようです。そのお子さんは、一人で本を読めるようになり、そのシリーズにすっかりはまり、3冊を一人で読破し、本を読む習慣が身に付きました。

 など、ご紹介しきれませんが、一人ひとり色々な面で成長が見られたようです。また、複数のナビゲーターから、子ども達を指導するにあたり、「タイミング」がとても大事であると感じたという意見も挙がりました。子ども達が何かをがんばったり、達成した時に、ナビゲーターがしっかり褒めることや、塾で褒められたことで子ども達が前向きになれた時、さらにご家庭でもサポートや後押しがあると、より子ども達のやる気が上がり、学習意欲が高まります。また、上記の読書の例も、保護者の方がナビゲーターの提案に対し、すぐに夏休みを利用して実践し、丁寧にお子さんをサポートしたことで、読書習慣の定着へと繋がったのだと思います。ご家庭と塾が連携しながら、子ども達の学習を支えていくことの大切さを改めて感じました。

 今回ご紹介できなかったエピソードもたくさんあります。また、一人ひとりのお子さんが、1年を通し、がんばって勉強に取り組みました。ぜひ、ご家庭でも褒めてあげていただきたいと思います。頑張ったこと

 

(makino)

 

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