ジュニアスクール2年部で保護者参観を実施しました。

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2013年 6月 5日 水曜日 晴れ

 先週は、ジュニアスクール2年生の保護者参観を実施しました。今回は、国語の授業の様子をご紹介します。
 このクラスでは毎回「ぼくは、今日○○をがんばります。」と授業初めに目標を発表し、授業終わりに達成できたかどうかもう一度発表するという取り組みをしています。この日も目標の発表から始まりました。「先生の話をしっかり聞く」、「手悪さをしないようにがんばる」など、各々目標を掲げていました。授業終わりになると「あれ?僕の目標何だったっけ?」と忘れることもあるようですが、最近、この取り組みを始めて、少しずつみんな目標を意識しながら授業に臨めるようになったそうです。今回は目標達成できるのでしょうか?

 国語の授業では、まず、シーソーに乗っている子どもたちのイラストを見ながら、みんなで「片方が上がると、片方が下がる」というシーソーの仕組みを確認しました。そして、「上がる」と「下がる」という言葉を先生が黒板に書くと、子ども達の方から「反対言葉だ!!」と元気よく答えが返ってきました。その通りです!今回は「“大きい”の反対の意味を表す言葉」について学習します。
子ども達からキーワードが出たので、早速「“大きい”の反対は?」「“長い”の反対は?」と、先生が色々な言葉を挙げ、反対の言葉を発表してもらいました。「反対を表す時、“大きくない”ではなく、反対の意味を表す言葉がそれぞれあるね。」と、確認できたところで、続いて反対言葉の神経衰弱ゲームに取り組みます。

 ゲームと聞いて子ども達は大喜びです。今回取り組むゲームは、通常の神経衰弱と同じですが、単語がそれぞれのカードに書かれています。1枚目のカードをめくり、反対の言葉を発表した後、さらにもう1枚めくります。1枚目のカードの意味と反対になる組み合わせを作れたら、そのカードを取れる!というルールです。

 みんなやる気満々でスタートしました。勢い余って、初め何度も反対言葉を発表せずに次のカードをめくりそうになり、その度に先生が必死に止めます。初めは、なかなか反対の組み合わせが出てきませんでしたが、次第に「この反対言葉のカードでた!」と懸命に記憶をたどります。見事同じカードを当てた子は「イェーイ!!」と大喜び。周りの子も次第にヒートアップしていきました。カードをめくる度に「それ見た!」「あーーー!!分かった!」と言っては、口をふさいだりして自分の順番が回ってくるまでカードの場所がばれないようにしています。また、他の子に取られないように一生懸命祈っている子もいました。最後の方になると、だれかがペアをゲットする度に、歓声をあげてピョンピョンはねていました反対の言葉。子ども達の激しいリアクションにお母さん達も大笑いでした。

 授業終わりに、先生が「今日の目標の達成度」と併せて「今日の勉強で楽しかったこと」について聞いてみました。やっぱり今日は、国語のゲームが一番人気でした。

「僕は、今日、すいけいしんじゃくが楽しかったです。」

おしいっ!!最後の最後で思わず教室中が笑いに。
先生が「神経衰弱ね。もう一度いってみましょうね。」と言い、再チャレンジします。

「僕は、今日…すいけいしんじゃくが楽しかったです。」
やっぱり言えず、「あれー?」と笑いながらお母さんの顔を見ました。お母さんも「もう!」と言いながらも爆笑で、楽しく授業を終えることができました。
 

(makino)

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