間の数は・・・??

罫線

2014年 9月 25日 木曜日

輪っか にしたり・・・。

まっすぐ  にしたり・・・。

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これは、いったい何に使うのでしょうか・・・??

じつは、これは玉井式3年生の植木算の学習の際に使用した教具です。
今回の学習では、「人が5人、3m間隔で立っているときの、はしからはしまでの長さを求める」などの問題に取り組んでいきました。
ポイントとなるのは「間の数」です。人数と間の数の関係に注意して計算していかなければなりません。例えば、5人立っている場合の間の数は4つです。考え方としては、「人数-1」なのですが、授業ではイラストをみながらその関係をたしかめていきました。

そして、先ほどの「木」の教具ですが・・・
こちらは、丸く円のように並んだときの「間の数」を考えるときのヒントとして準備しました。円になると、最後の木と最初の木が同じになるため、木の数と間の数が同じになるのです。頭の中だけだとこんがらがってしまいそうですが、何度も何度もまっすぐにしたり輪っかにしたりして、子どもたちにはその変化の様子を体験してもらいました。

~ナビゲーターの授業アンケートより~
★間の数について体感するために、皆で手をつないで一列になったり円になったりしました。数を数えながら1つずつ問となる所(2人がつないだ両手)を挙げていきました。
★5人並んでいるときの問題は、指を使って、問の数は1つ減っていることを確認し、考えていきました。円になった時の問題では、左右の手の指5本を丸く花のようにして、円の時は、指10本でその間が10個であることを示し「これで考えられるよ」と発言してくれたお子さんがいて、その案も取り入れました。
★円になった木のイラストは、子どもたちに人気で、「最初の木と最後の木は同じ~!」と繰り返しつぶやいていました。illust3944

 

手指を使うというアイデアもすてきですね。すぐに活かせそうです^^

植木算は子どもたちが混乱しやすい内容ですが、このように、工夫を加えたり実物で確かめたりすると、理解もしやすくなり勉強も楽しくなりますね^^*

(S.M)

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