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タイトル | ナニカのたね | |
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著者 | 正道かほる(作) 堀川理万子(絵) |
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出版社 | 佼成出版社 | |
ある晴れた朝のこと、こうさぎのふわりは、はなうたをうたいながら、森を歩いていました。すると、目の前になにかがストンと落ちてきました。見てみると、くろとピンクのしましまで、かたくてあめだまみたい。いったいこれはなんなのでしょう? 森一番のものしりのふくろうじいさんも、首をかしげて、 そういうわけで、ふくろうじいさんに言われたとおり、ふわりはさっそく森の空き地に「ナニカのたね」をうめて、水をやり、話しかけ、毎日せっせと世話をはじめたのでした。
「たねってふしぎだとおもいませんか。あんなちっぽけな中に、花や葉っぱのもとがつまっているんですから――(作者のことばから)」このナニカのたねには一体何がぎゅっとつまっているのでしょうか。実はその正体は、ナニカが成長するにつれて、明らかになっていきます。
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