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2年生向け季節の本

おばけのジョージーおおてがら タイトル おばけのジョージーおおてがら
著者 ロバート・ブライト(作・絵)
なかがわ ちひろ(訳)
出版社 徳間書店
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 ジョージーは、ホイッティカーさんの家にすんでいるちいさなおばけです。ジョージーは、おばけですが、とてもはずかしがりや。だから、たとえしらない人が入ってきたとしても、おどかすことなんてできません。

  あるばんのことです。ホイッティカーさんとおくさんは、村の教会のあつまりにでかけていきました。いつもどおり、げんかんのかぎをかけずに――この村にはどろぼうがいないので、かぎをかけるひつようなんてなかったのです。

 さて、このばん、まっくらないなか道をトラックにのって、黒いふくめんをした二人の男がやってきました。そう、どろぼうです。どろぼうたちは、まっすぐ、ホイッティカーさんの家にやってくると、ベランダや居間や、屋根裏にあるアンティークの家具や道具をひとつのこらず運びだしてしまいました。このような古くてすてきな家具や道具は、ほしがる人がたくさんいるので、高いねだんで売れるのです。

 この家にすむ、ふくろうのオリバー、ねこのハーマン、そしてジョージーは、ただただ、その様子を見ているしかありません。さあ、たいへん。どうしたらよいのでしょう!

ホイッティカーさんの家のすてきなアンティークは、ジョージーやふくろうのオリバー、ねこのハーマンにとってもお気に入りの家具。ぬすまれてしまっては困ります。だから、こうしてはいられません! おばけのジョージーと、仲良しの動物たちの活躍をえがいた物語です。
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