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3年生向け季節の本

すてネコのらネコうちのネコ タイトル すてネコのらネコうちのネコ
著者 田辺みゆき(作) 久住卓也(絵)
出版社 講談社
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 リサが学校から帰ってくると、弟のヒロが空き地をのぞきこんでいた。「きっとなにかいるんだ。」そう思ってしのび足で近づいてみると、がらくた置き場のダンボールからピョコピョコ見えたのは、三角形のまっ黒い耳。そこにいたのは、なんとまっ黒いネコだったのだ。しかも、大きなおなかの中には赤ちゃんがいるらしい。

――今までの団地住まいから一軒家に引っ越してきてから、リサとヒロはずっとネコを飼うチャンスをねらっていた。そのチャンスがついにやってきたのだ。

  しかし、ふたりでないしょでネコを飼おうとした矢先、うっかり大のネコぎらいのママに計画がばれてしまった。すぐさまほうきを持ってネコを退治に行ったママ。でも、ネコのようすがなんだかおかしいみたいで・……。

ずっとネコを飼いたいと願っていたリサとヒロのところへ、黒ネコがやってきた!しかもおなかの中に赤ちゃんをかかえて。ネコぎらいのママを二人は説得することができるのでしょうか。そして、生まれてくる子猫たちは……。
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