10/27「中学受験指導説明会」を実施します!

2023 年 10 月 17 日

 秋が深まり、随分涼しくなってきました。凌ぎやすい季節は、何をしても成果が得られるものです。勉学の秋、読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋などという言葉がありますが、このよき季節をおおいに生かしましょう!

 さて、弊社では冬期講座と次年度前期講座の会員募集に先立ち、家庭学習研究社の学習指導の意図や内容について保護者の方々にわかり易くご説明するための催しを実施いたします。催しの正式呼称は、「家庭学習研究社の『中学受験指導説明会』」です。現在低学年部門の会員となっておられるご家庭、4・5年部会員となっておられるご家庭、さらにこれから弊社の会員になって受験勉強を始めることを視野に入れておられるご家庭(学年は問いません)を対象としています。現会員の保護者には、家庭学習研究社の学習指導の意図や指導の内容を再確認する機会にしていただけたらうれしいです。

家庭学習研究社の『中学受験指導説明会』
~「合格」と「受験後」を見通した受験指導とは?~

【日 時】10月27日(金)10:30~11:50
【場 所】広島市西区民文化センター・スタジオ
    (広島市西区横川新町6番1号 ※JR横川駅そば)
【参加費】無料

☆催しの詳細はこちら
 → http://www.kgk-net.com/v2/images/pdf/202310event.pdf

☆お申し込みはこちら→ http://ws.formzu.net/fgen/S53776984/ 

 この催しのおおよその企画内容をこれからお伝えしようと思います。と言うのも、この催しの企画者が筆者だからです。筆者は正式な社員としての年齢を超えたため、現在はアドバイザーの立場で社の催しなどをサポートしています。9~10月には「おかあさんセミナー」というワークショップ形式の催しを実施しましたが、その企画・実施も筆者が担当しました(おかあさんがたの笑顔や話し声が今も楽しい思い出として脳裏に蘇ります)。定年を過ぎると、社の活動を客観的な視点でとらえられるようになりました。生涯仕事人生の時代が訪れつつありますが、まさに自分に重ね合わせて実感しています。

 本催しでは、まず筆者が「中高一貫校の教育環境とはどのようなものか」について説明します。中高一貫校で大いに学業成果をあげている生徒、行き詰っている生徒の違いにもふれます。成績不振の原因は能力不足などではありません。学びを推進するうえで必須の諸要件を満たしていないからです。それは何でしょうか。そしてそれらは、程度の違いこそあれ受験対策のプロセスで誰でも身につけられるものです。弊社が現在の社名になる前、「とにかく、一人でも多くの受験生に合格の喜びを!」という命題を掲げ、先代の社長が必死になって合格実績を伸ばしたと聞いています。しかしながら、いざ進学の夢を果たした後、卒業生が次つぎに悩み相談にやってきます。「なぜだろう?」――それが今の家庭学習研究社の方針へと転換する契機となったそうです。そのことを駆け足でお話しします。

 そのあと、弊社の学習指導の骨格をなす4つの柱について説明します。このパートはたっぷり時間をとり、弊社の校舎長4名が分担してご説明します。4つの柱とは何でしょうか。「指導カリキュラム」「授業」「家庭学習」「テスト制度」です。これらは社の方針を具現化するためにすべてオリジナルでつくられています。4つは互いに密接にリンクしており、「受験で合格できる学力」を育成するとともに、「中学高校への進学後の更なる飛躍」を果たすために欠かせない要素を育むことをめざしています。

 近年、「非認知能力」という言葉が注目されています。認知できる能力の代表的なものが「テスト学力」ですが、「非認知能力」はその名の通り「認知できない能力」です。この非認知能力は、「コミュニケーション能力」「段取りをつける能力」「創造力」「決断力」「リーダーシップ」「粘り強くやり切る能力」「先を見通す能力」「優先順位をつける能力」など、実に様々です。今日の高度化社会の先端で活躍している人たちのほとんどは、こういった「非認知能力」に長けていますが、これらの能力のおおもとは子ども時代に形成されます。弊社の学習指導には、このような非認知能力を育てる仕掛けがたくさん組み入れられています。当日の説明でそのことをぜひお確かめください。

 最後のパートでは、校舎責任者の体験をもとに、中学受験に関わる話題を任意に取り上げてお伝えします。たとえば、弊社の卒業生に会ったとき、よく「中学受験は楽しかった!」という話を耳にします。勉強は楽なものではありません。何が楽しかったのでしょう? 実は、そこに中学受験の大きな意義があるのです。中学受験生時代を懐かしく思いだす人の多くは、「現在の自分の原点」をそこに見出しているのでしょう。また、弊社はその社名でもわかるように「家庭学習」を大切にしています。しかし、小学生が家庭学習を一人でやれるようになるには相応のステップが必要です。必然的に保護者の見守りや協力が求められます。「こんなおとうさん、おかあさんがおられました」といったような見本となる事例をご紹介し、これから受験生活を始めるご家庭の参考になる話もできたらと考えています。以上のほか、保護者の方々に中学受験のもつ魅力やポジティブな要素を感じていただける話題をご紹介するつもりです。

 小学生の受験は親なしには成立しません。その親が中学受験をどのようにとらえ、どのように関わるかで成果は全く違ったものになります。本催しを通じて、中学受験は単なる通過点などではなく、生涯を支える大切な資質を磨く場となることに気づいてくだされば幸いです。

 興味をおもちになったかたは、ぜひお気軽に参加ください。

☆お申込みはこちら→ http://ws.formzu.net/fgen/S53776984/

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