年長さんの体験授業会を実施しました

罫線

2013年 12月 27日 金曜日 晴れ

 本日をもちまして、1年部の冬期講座を終了します。また、2・3年部の冬期講座も明日の授業をもちまして終了します。短い期間でしたが、楽しく授業に参加できたでしょうか。冬期講座の様子や、担当講師のアンケートなどまた年明けにご紹介します。
また、今年度より、三篠校、広島校の2つの校舎で、年長さんを対象とした冬の体験授業会を実施しました。初めての試みのため、どきどきしながら当日を迎えましたが、おかげさまでたくさんの方にご参加いただき、無事体験会を終了いたしました。お越しくださった皆様には、心より感謝申し上げます。今回は、授業体験会の様子をご紹介します。

 今回は、年長さんの授業体験会ということで、安心して楽しく授業に参加してもらえるよう、親子で机を隣同士に並べて受けていただきました。
まず、お子さんが今後どのように発達していくかということや玉井式の授業が3年間でお子さんにどのように働きかけ、学習を支えていくかご説明しました。脳の発達や言語の発達についての説明を聞き、熱心に頷いたり、メモをとる方もいらっしゃいました。また、玉井式が単に楽しいだけのアニメではなく、アニメーションの効果を大いに活用し、お子さんの長文の読解力や図形をイメージする力を伸ばしていける講座であることも、ご理解いただけたのではないでしょうか。
以上のような内容を踏まえ、いよいよ授業を体験してもらいました。学習によって得る力も大切なことですが、まずは何より授業を楽しいと感じていただくことが重要です!

 今回の「ものがたり算数」のお話は、主人公のジョーが歩くおはじきを探している場面です。ジョーは、歩くおはじきが入ったありの巣を探したり、穴に入る為に時計台の周りを右回りに回るおまじないをしました。まだ緊張した様子のお子さんも、アニメを見るときは夢中になって楽しそうに見ています。口が半開きのお子さんもちらほら。
 その後、アニメに登場した人物の名前や、お話の内容について質問しましたが、恥ずかしくてなかなか手が挙がりません。初めのうちは、みんなで声を合わせながら答えを発表してもらい、徐々に元気が出てきました。
 右回りがどのような回り方かイラストを選ぶ問題は、年長さんにとってなかなか難しい問題でした。まずは、手を使って左右の確認です。「右手をあげて~!」とナビゲーターが投げかけ、みんなで手を挙げます。右回りについても、同様に手を回して考えました。体を使って動き確かめることで、よく理解できたようです。正しく右回りを選び、丸をもらいました。今回は、隣にお母さんがいるので、お母さんに丸をしてもらうお子さんもいて、とても嬉しそうでした。

 年長体験授業の後半は、「かたちの形」に取り組んでもらいました。今回は、六角形の中に色のついた三角形がいくつあるか数える問題です。アニメを見た後、今度は教具を使って問題に取り組みます。いくつ三角があるか、慎重に数え、答え合わせでは、前に出て黒板用の大きな教具を操作してもらいました。教具を操作したり前に出て黒板に書く発表は、小学生の授業でも大人気です。前半に発表できなかったお子さんも、積極的に発表してくれました。みんな順々に発表でき、お母さんに褒めてもらい授業をしめくくれました。
 授業が終わり、物語の続きが気になると楽しみにしてくれるお子さんもいて、大変うれしく思いました。ぜひ、3月から一緒に勉強しましょう。2月には、低学年部の授業体験会を各校舎で実施していきます。また、ご案内をしますので、皆様ぜひご参加ください。

 さて、明日をもちまして、年内の低学年部の講座は全て終了いたします。今年も、つれづれ日記では、低学年部の授業の様子をお伝えしてまいりました。1年間つれづれ日記をお読みいただいた皆様には、心より感謝申し上げます。

 来年もどうぞ、よろしくおねがいいたします。皆様、良いお年をお迎えください。

(makino)

トップに戻る