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1年生の今月の本


風をつかまえたウィリアム タイトル 風をつかまえたウィリアム
著者 ウィリアム・カムクワンバ/ブライアン・ミーラー(文) エリザベス・ズーノン(絵) さくま ゆみこ(訳)
出版社 さ・え・ら書房
 

 アフリカの もっとも まずしい くにの ひとつ マラウィ。マラウィにある この ちいさな むらには、でんきが きていません。ひが くれると、あたりは、たちまち まっくらです。ここで くらす ウィリアムは、くらいなかで いろいろ かんがえたり、なにかを つくったりするのが すきでした。
 2001ねん、あめが ふらず、たいようが じりじりと てりつけ、はたけの トウモロコシは かれてしまいました。たべるものも おかねもなくなり、ウィリアムは がっこうに いくことも できなくなりました。ウィリアムは、がっかりしました。がっこうに かよえる うんのいい こどもたちを みると、こころも、からっぽの おなかも、しくしく いたみます。でも そのうち ウィリアムは、とおりの むこうに としょかんが あったことを おもいだしました。
 としょかんには、かがくの ほんが あり、きより たかく そびえる きかいの しゃしんが のっていました。これは おおきな かざぐるまでしょうか?そこには、こう かいてありました。「ふうしゃは、でんきを うみだしたり、みずを くんだり することが できます」ウィリアムは、かんがえました。いえの そばに ふうしゃを つくったら どうかな?かぜが ふけば でんきが つくれるから、くらい よるでも あかりが つくよ。
 ふうしゃは、ちかから みずを くみあげることも できます。からからの はたけに みずを まき、トウモロコシを そだてることが できます。ふうしゃは、ただの きかいでは ありません。いのちを つなぎとめるための てだてなのです。ウィリアムは つぶやきました。「よし、かぜをつかまえて でんきを てに いれよう」

●ウィリアムが、独学で風力発電に挑戦した実話です。「風車は発電したり、水をくみ上げたりすることができる」と知ったウィリアムは、トラクターの部品や車輪が1つしかない壊れた自転車などを集めて、風車を作り上げました。発電装置には、自転車灯用のダイナモを使い、小さな電球を明るく光らせました。ウィリアムが14歳のときです。

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