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> 木があつまれば、なんになる?
タイトル | 木があつまれば、なんになる? | |
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著者 | おおぎやなぎ ちか(作) マリーニ・モンティーニ(絵) | |
出版社 | あかね書房 | |
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ここは、一ねん三くみの きょうしつ。先生が こくばんに、「木」とかいた。「なんて よみますか?」かーんたん!「きーっ!」いっせいに こたえた。「それでは、これは?」木の右がわのほうを、ちょっとだけ こくばんけしで けして、もうひとつ「木」とかいた。もっとかんたん「はやし!」「そうですね。それでは、これは?」林の上に、もうひとつ「木」をかく。「もりです」となりのせきの サッチンがこたえた。ふうん、木が二本だと「林」で、三本だと「森」。じゃあ、四本あったら? でも先生は それいじょう きいてはこなかった。 ●「木」を使った漢字を習った日、かんちゃんは公園の地面にその字をかいてみました。すると、公園が本当の森やジャングルに様変わり! ノートに落書きしたことが本当になったのです。森の動物たちと一緒にジャングルの冒険の始まりです。新しい漢字を習うとき、こんなふうにその字から豊かに想像を巡らせると楽しく覚えることができそうですね。 |