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2年生の今月の本


たんけんクラブ シークレットスリー タイトル たんけんクラブ シークレットスリー
著者 ミルドレッド・マイリック(文) アーノルド・ローベル(絵) 小宮 由(訳)
出版社 大日本図書
 

 うみべに すむ ビリーの いえに、マークが とまりに きました。「そうだ、すなはまに いこう。けさは なみが たかかったろ? なんか いいものが うちあげられてるかもしれないぜ」ビリーとマークは、すなはまを あるいていきました。そして、貝がらや ひとでを 見つけました。
 そのとき、ビリーが、かいそうに まみれた みどりいろのビンを 見つけました。「おい、マーク。見ろ! 中にかみが 入ってるぞ!」とりだしてみると、かみには もじが かいてありました。「これ、てがみだ。よめないけど」二人は かみを もってかえると、さかさまに してみたり、右や 左に まわしてみたり しました。けれども、やっぱり よめませんでした。「なんだろ? もっと ちがう やりかたが あるのかな?」「いいや、ないね」そのときです。まてよ、かがみだ! かがみに うつしてみろ!」「あっ! よめる!」てがみは、しまにすんでいるトムからのものでした。

●「手紙をひろって読むことができたやつと、たんけんクラブを作りたいと思っている」砂浜でひろったビンの中の手紙にはそう書かれていました。ビリーとマークは、島に住むトムに返事を送り返すことにします。もちろん、自分たちで作った秘密の暗号をビンに入れて。三人のたんけんクラブの結成です。お話に出てくる暗号は、付録の解読表で読むことができますから、どんなことが書いてあるか、ぜひ調べてみてください。

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