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4年生の今月の本


あららのはたけ タイトル あららのはたけ
著者 村中 李衣(作)石川 えりこ(絵)
出版社 偕成社
 

エミへ
 引っこしたのが四月のおわりだったでしょう?わたしのもらった畑は、去年じいちゃんがなんにも植えないでいてくれたかわりに、シロツメクサがい~っぱいさいてる。
 むかしエミといっしょにつんで首かざりとか花かんむりとか作ったのを思い出して、ちょっと胸がキュンってしたけど、これをぬかなきゃ、なんにも植えられないから、いっしょうめいぬいていったわけ。でも、根っこが横にはってるもんだからさ、ぬきにくいぬきにく。

えりへ
 えり、手紙ありがとう。あたしも、ちょっとネットでしらべてみた。あんた、シロツメクサの根っこが畑になにかを植えるのにじゃまだからぬいたって書いてたけど、あたしがしらべたところによると、根っこ……いや、シロツメクサの場合はくきだったけ、ぐんぐんのびながらかたい土をくだいて、やわらかい土にしてくれるんだってよ。
 うちの親たち、しょっちゅうれんらくとりあってるみたいだから知ってるかもしれないけど、いちおう、あれからのことを書いとく。
 ミキやサナは前とかわってなくて、あいかわらずとなりのクラスのだれがかっこいいとか、くだらないこといってる。あんなにけんちゃんをおいかけまわしてさわいでたくせに。カズキは、けんちゃんがいなくなったもんだからさ、かわりにこのごろいつも島枝くんとくっついてる。

●えりとエミは、幼なじみ。おじいちゃんの病気のため、えりは横浜から山口へ引っこしました。じいちゃんからもらった畑と奮闘する日々をエリにつたえるえり。エミは、えりの手紙にこたえながら、もうひとりの幼なじみのけんちゃんの様子を少しずつ伝えます。二人の手紙のやりとりで物語が描かれています。

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