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5年生の今月の本


Two Trains タイトル Two Trains
著者 魚住 直子
出版社 学習研究社
 

 みなさんは、友だちとの関係でなやんだことはありませんか?

  グループの友だち2人とケンカをして、1人で行動するようになったのどか。いつも1人で行動している由子(ゆうこ)から「1人はさびしいこともあるけどいいこともあるよ」と言われて、のどかは少しずつ、自分の心の変化を感じるようになります。(「変心」)

  馬場(ばば)先生のかわりに音楽の先生としてやってきた、ミジュク。馬場先生の時は楽しかったけれど、ミジュクの授業はつまらない上にさわいでもちゃんと注意しないから、男子はどんどん調子に乗ってしまう。友だちはミジュクがきらいだと言っていたけど、わたしはそうは思えなくて――。(「ミジュク」)

  新しい町にひっこしてきた恵理菜(えりな)は、きのちゃん・宮本さん・田中さんとすぐに仲よくなりました。ある時、4人で話をしていたら、きのちゃんが恵理菜に「ばかじゃん」と言いました。きのちゃんは、他の2人にはそんなことを一切言いません。もしかして、自分だけいじわるされている…?(「ばかじゃん!」)

【  この他にも、全部で5つのお話が入っています。小学生の女の子の日常が、とてもリアルに書かれた作品です。 】

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